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2020年4月16日 (木)

読書の終活「国盗り物語」を終え「新史太閤記」へ(NO.1335)

 令和2年4月16日司馬遼太郎の「国盗り物語」文庫本全4冊を読み終わりました。書棚にある司馬遼太郎の作品の3作目です。平成8年12月から平成9年3月にかけて購入しています。

 「国盗り物語」は1,2冊目が斎藤道三編、3,4冊が織田信長編となっていますが、実は4冊にかけて一番長く登場するのが明智光秀です。光秀がもうひとりの主人公と言ってもおかしくありません。

 今NHKの大河ドラマで光秀を主人公にした「麒麟がくる」をやっていますが、「国盗り物語」と比較しながら見ると面白いです。ちょっと横道にそれますが、テレビの明智光秀役の長谷川博己と斎藤道三役の本木雅弘はイメージにぴったり合っていますが、織田信長役の染谷将太は明らかにミスキャストと思います。信長はちょっと残酷なイメージの天才的な切れ者ですが、染谷は童顔でおっとりした感じを受けます。とても歴史を変えた人物には見えません。閑話休題。

 戦国時代は様々な英雄が登場します。司馬遼太郎はその英雄を主人公にした小説を数多く書いています。それらの作品の中でも「国盗り物語」は極めて優れたものの1つと言えます。

 4作目は何を読もうか迷いました。また幕末ものか、それとも幕末や戦国時代と違うものかと考えたのですが、「国盗り物語」と重なる秀吉の「新史太閤記」上下2冊に決めました。昭和46年7月と12月に出されたハードカバーの本です。

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 天下取りまでの秀吉は戦国時代でナンバーワンの魅力ある人物です。楽しみです。

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