ついに緊急事態宣言が発令された(NO.1331)
令和2年4月7日安倍首相は、新型コロナウィルスの感染者が急増したため、医療崩壊を防ぐため、東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言を発令しました。
宣言の期間は4月7日から5月6日までの1か月間で、宣言が必要なくなったときは解除されます。
宣言の骨子は要請と支援で、海外のように都市封鎖とか外出禁止ではなく、罰則規定もありません。要請は、外出の自粛、休業、休校、イベントの中止などで、密閉、密集、密接の3密を避け、感染の拡大を防止することが目的です。
外出も、通院、食料や生活物資の買い物、健康維持の散歩、職場への通勤などは自粛の対象ではありません。スーパー、薬局、病院、コンビニ、ドラッグストアなどは休業の対象ではありません。したがって買い占めの必要はありません。職場ではできればテレワークや在宅勤務が要請されています。学校や塾などではできるところはオンラインが望ましいとされています。
我孫子市の小中学校では4月6日にいったん3学期を始めましたが、緊急事態宣言を受けて4月いっぱい休みにしました。
私の感じでは緊急事態宣言は、国民に危機感を感じさせ、自覚を促し、感染防止の行動を起こさせる意味があるのではないかと思います。宣言は7都府県ですが、ほかの道県も宣言の意味を深く考える必要があると思います。
一方支援策は収入が減った低所得世帯などに30万円の現金を給付するとか、中小企業や個人事業主には最大200万円の現金給付が考えられています。
医療の支援では軽症者のためにホテルを借り上げています。また緊急事態宣言ではありませんが、マスクや人工呼吸器などの医療物資の増産を業界に要請しています。
とにかく今は国民が一体となってこの前代未聞の危機を危機を乗り切る必要があると思います。
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