「そして街から人が消えた~封鎖都市・ベネチア」を見る(NO.1336)
2020年4月19日、NHKのBS1でテレビ番組「そして街が消えた~封鎖都市・ベネチア」を見ました。ベネチアは2月はカーニバルの季節です。そのカーニバルをやっている最中に新型コロナウィルスのため、カーニバルは中止、その後封鎖されました。
私はカーニバルは見たことはありませんが、妻とベネチアには2度行き、イタリアでは一番好きな都市です。世界中からやってきた大勢の観光客が町のいたるところにあふれ、歩くのもままないくらいでした。その町が封鎖され人影がなくなってしまったのです。ショックでした。
カーニバルは2月の8日に始まりました。18日続くことになっていました。ベネチアの中心のサンマルコ広場は仮装した地元の人と観光客でいっぱいでした。
コロナの影が忍び寄っていましたが、2月8日はイタリア全土でまだ感染者3名、死亡者は1名でした。ところが2月23日にイタリアの感染者146名、死亡者3名となったところで、あと2日を残して翌日からのカーニバルが中止となりました。
そして3月8日ベネチアを含むイタリア北部の都市が封鎖されました。ロックダウンです。食料品店と薬局に行くのを除いては罰金付きの外出禁止です。その日はイタリアのコロナは感染者7375名死者66名で中国に次いで2番目に多くなっていました。
人っ子1人いないサンマルコ広場です。悲しい風景ですね。
その後イタリアは世界一の感染者と死亡者を数えましたが、4月21日の読売新聞では感染者が17万8972名でアメリカ、スペインに次いで3位、死亡者が2万3660名で世界2位となっています。
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