« コロナウィルス統計から見えてきたことーアジア編(NO.1342) | トップページ | 近所のカレー店が復活した(NO.1344) »

2020年5月10日 (日)

コロナウィルス統計から見えてきたこと-欧米篇(NO.1343)

 昨日の続きです。今日は欧米篇でアメリカ、スペイン、イタリア、イギリスを取り上げます。数字はアメリカのジョンズ・ホプキンス大の集計に基づいています。単位は人数です。

            アメリカ                  スペイン             イタリア              イギリス

            感染         死亡        感染      死亡     感染      死亡       感染       死亡

3/1                62         0         32         0         821        21         20         0

4/1      164,610   3,170    94,417    7,716   101,793   11,591   22,465   1,408

5/1   1,040,488 60,999  236,899  24,275    203,591  27,682  166,441 26,097

5/10 1,283,929 77,180  222,857  26,299    217,185  30,201  212,629  31,316 

①アメリカは世界最大の感染者と死者を出している。最近やや減ってきたがそれでも日毎の感染者は2万人台、死者は1千人台~2千人台に上る。収束は見えていない。

②スペインとイタリアはヨーロッパで感染者、死者の数が多く同じような数だった。最近は日毎の数字が減少傾向にあり、感染者は1千人台から2千人台、死者は2百人台の日が多い。

③5月になってイギリスの感染者、死者が急速に増えた。特にここ数日は 日毎の感染者、死者の数が、スペインとイタリアを足した数字より多く、拡大傾向にある。

 なお、欧米の他の国については数字を追跡していないのではっきりしたことは言えませんが、まだまだ終息には遠い感じがします。国によっては、またアメリカの州によっては制限を緩めているところがあるようですが、それでよいのか心配です。

 ヨーロッパで人気のサッカーもまだ開催している国はないと思います。アジアではうまくコントロールできそうな国が多い中、なぜ中国発のウィルスが欧米で爆発したのか、ネットで「欧米で拡大した理由」を探してみました。理由がいっぱい出てきました。ここでは書ききれません。

 来年のオリンピックは開けるのでしょうか。

|

« コロナウィルス統計から見えてきたことーアジア編(NO.1342) | トップページ | 近所のカレー店が復活した(NO.1344) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« コロナウィルス統計から見えてきたことーアジア編(NO.1342) | トップページ | 近所のカレー店が復活した(NO.1344) »