« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »

2020年6月27日 (土)

東京オリンピック、パラリンピックは中止となるのではないか(NO.1358)

 2020年4月1日以後、連日読売新聞に掲載される世界各国のコロナの感染者と死亡者の統計から毎日の感染者と死亡者の数を集計しています。

 6月27日にはアメリカの感染者が合計で242万人、1日の感染者が4万1千人、死亡者が合計で12万4千人、1日の死亡者が2400人でした。4月1日の数字は1日の感染者が2万3千人、死亡者が700人でしたから、3か月たっても減るどころか増えています。

 来年のオリンピックは、今年の10月にIOCのバッハ会長が中心となって開催の有無を決めることになっています。

 オリンピックの諸経費はかなりの部分アメリカのNBCテレビとの独占契約で賄っています。

 アメリカは11月に大統領選挙を控えており、トランプ大統領はコロナ対策より自分の選挙対策しか頭にありません。先日の共和党の大会でも、参加者はマスク姿はほとんどなく、これぞ3密といった感じでした。アメリカの感染状況は州によって差が出ていますが、急速に感染が増えている3つの州は共和党の知事です。

 アメリカが財政的にオリンピックを支えなければ開催はあり得ません。今のアメリカの状況を見れば10月までにコロナ終息の予測はたたたないでしょう。オリンピック出場の選手を選ぶことも難しいと思います。ロシアも感染拡大は止まらない状態です。また、ヨーロッパの各国もまだまだコロナを抑える方向ではありません。

 一方、開催国の日本も東京は感染が衰えてはいません。感染拡大国を含めた世界各国からの選手を喜んで迎えられる状態にはならないと思います。観客のほうも無観客でのオリンピックは考えられと思います。

 10月にIOCがオリンピック開催を決定するにはあまりにもハードルが高い感じです。バッハ会長はおそらく中止と判断するのではないでしょうか。

| | コメント (0)

2020年6月21日 (日)

プロ野球今年の成績予想(NO.1357)

 昨日ブログに「待ちに待ったプロ野球が開幕した」を書きましたが、その中に書き忘れたことがあったので改めて書きます。

 今年の成績予想です。専門家ではないので、1ファンとして私と孫の希望がこもった予想です。予想というより願望かもしれません。

セリーグ

1位 巨人

2位 阪神

3位 広島

4位 DeNA

5位 ヤクルト

6位 中日

パリーグ

1位 ロッテ

2位 ソフトバンク

3位 楽天

4位 西武

5位 日本ハム

6位 オリックス

日本シリーズチャンピオン:巨人

 今年こそは巨人に日本一になってほしいと願っています。勝手なブログになりすみません。

| | コメント (0)

2020年6月20日 (土)

待ちに待ったプロ野球が開幕した(NO.1356)

 令和2年6月19日、コロナウィルスで延期されていたプロ野球が開幕しました。待ちに待ったという感じです。

 しばらくの間は無観客で行われます。コロナの状況を見て観客を入れることになるようです。試合数は昨年の各チーム143試合から120試合に減りました。コロナの感染を防ぐため、なるべく移動を少なくするよう工夫されました。6連戦も昨年より増えるようです。

 セ・パの交流戦は中止です。オールスターゲームもありません。日本シリーズに参加するチームを選ぶクライマックスシリーズはセリーグは中止、パリーグは1位と2位のチームで3試合先取で行われます。日本シリーズは今まで通りの形で行われるようです。

 昨日の開幕戦はセリーグは3試合とも関東地区で行われました。雨の中の試合でしたが、屋根のない神宮球場と横浜スタジアムの試合も強行されました。おそらく観客を入れた試合なら中止になっていたと思います。日程に余裕がないのだと思います。

 パリーグは関東と大阪と福岡で、いずれもドーム球場でした。

 観客席に人の代わりにいろいろなものを並べて試合を盛り上げている球場もありました。いずれもプロ野球始まって以来の異常事態ですが、それなりに面白い試合が展開されました。そのうち観客が入れば、ファンも選手も一段と盛り上がっていくことでしょう。やっと楽しみが一つ戻ってきました。

| | コメント (0)

2020年6月13日 (土)

テレビの2つの旅番組に感動(NO.1355)

 コロナ禍でステイホームの毎日を送っているためテレビを見る時間が増えています。令和2年5月から6月に放送された、NHKBSプレミアムの2つの旅番組に感動しました。

 1つは「ハイビジョン特集 アフリカ縦断114日の旅」です。

 25人の旅人が、1台のトラックを改造したバスに乗って、エジプトのカイロを出発、スーダン、エチオピア、ケニア、ウガンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビア、を経由して、南アフリカの喜望峰まで114日間かけて旅をする番組です。放送は110分の番組が4回ありました。

 25人の参加者は世界各国から集まった、年齢も若者から高齢者までの男女でした。日本からは20歳代と30歳代の男女3人が参加していました。

 2008年に放送された番組の再放送でなので、そのころのアフリカの現状が描かれていました。私はアフリカは行ったことはありませんが、この番組でアフリカの各国の生活や自然や動植物についてその一端を知ることができました。

 日本の青年を含めた3人がアフリカの最高峰キリマンジャロに登頂しました。キリマンジャロは5895メートルの高さがあり、簡単に登れる山ではありません。登山素人の青年が苦労しながらも登ったのには驚きでした。

 砂漠やサバンナやジャングルや川や湖も通りました。人種も言葉も年齢も慣習も違う25人が共同生活を重ねるうち、4か月の旅で深い絆に結ばれていく様子が感動的でした。

 このような旅番組を見ていつも感心するのは、番組のディレクターやカメラマンがそれを追っかけて忠実に撮影していることです。NHKには、田中陽希さんの「三百名山グレートトラバースⅢ」や、各国で行われる「グレートレース」などの過酷な環境でのある種の冒険番組みがあります。登場人物も大変な努力ですが、それを撮影するスタッフの苦労はそれに勝るものではないかと思います。

 2つ目の番組は「聖なる巡礼路を行く~カミーノ・デ・サンティアゴ1500km」です。

 フランスのル・ピュイ・アン・ヴレイからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの1500キロを歩く巡礼の旅を描いた番組です。

 日本にも四国遍路八十八か所めぐりがあり、これも1400キロと言われています。似たような距離ですが、日本は四国1周の周回コースに近く、サンティアゴはまっすぐです。日本では歩くだけでなく、観光バスや自家用車や公共交通機関を使う人も多いのですが、サンティアゴはほぼ巡礼専用道路を歩くようになっている感じです。

 番組では巡礼の旅を60分3回に分けて放送しました。8Kカメラで撮っているのできれいな画面になっていました。巡礼の旅は以前は祈りの旅だったようですが、今は祈りというより、自分を見直し再発見したり、他人との絆を強める旅になっており、21世紀になってますます人気が出て、今では年間35万人が歩くようです。ゴールはサンティアゴですが、途中から歩き始めてもよいようです。世界各国から参加していました。

 番組ではスペイン在住の日本人中年男性を追いかける形で進められ、その周りのいろいろな人のエピソードを紹介していました。心が洗われる番組でした。

| | コメント (0)

2020年6月 9日 (火)

やっとアベノマスクが届いたー火事が落ち着いたころ消防車が来た感じ(NO.1354)

 令和2年6月9日やっと安倍首相が約束したマスクが届きました。

Conv0002_20200609111601

Conv0003_20200609111701

 布製のマスクが2枚入っています。マスクの購入が難しかったときなら大喜びだったでしょうが、今はいろいろなところで売っています。

 近くのウェルシアでも店頭に山積みでした。以前ならんで購入したときはお一人様1セットでしたが、今は「マスクの購入 点数制限はありません」との張り紙がありました。

Conv0004_20200609111801

 アベノマスクは「火事の火が消えかかったころ消防車が到着した」感じになりました。

 最初に配布されたときはそんなに遅いタイミングではありませんでした。ところが不良品が混じっていたのです。Wikipediaで調べてみました。次のような記事がありました。

「厚生労働省によると、4月14日から妊婦あてに先行配布したマスクにおいて変色や髪の毛、異物混入の報告が相次いでおり、4月21日時点で143市町村・計7,870件に上っているという。問題を受けて、厚生労動省は妊婦への配布を中断した。また、小中学校や特別支援学校に配布されたマスクの中への虫の混入も確認され、配布が中断された。(中略)上記問題の原因となった不良品の該当企業として報告を受けた興和と伊藤忠商事は4月23日に未配布分のマスクを全て回収すると発表。検品体制を通常よりも強化する方針。」

 アベノマスクはコロナ対策にどんな効果をもたらしたのでしょうか。政府はこのために466億円を用意しました。実際にどれだけかかったのかはつかめませんでしたが、興和、伊藤忠など5社に発注、発注した価格は147億円でした。不良品があるかどうかの検品には8億円かかったと出ていました。配送費も結構かかっているはずです。効果はどう判断すればいいのでしょうか。

 台湾は6月9日現在コロナの感染者は443名、死亡者は7名です。日本の国内居住者の感染は16,850名、死亡は922名です。日本の人口が台湾の人口の5.5倍あることを考えても台湾はコロナを抑え込みました。台湾はいろいろな手を打ちましたが、マスクの購入についても国民が店頭で並ばずに、必要な数を買えるような手を早くから打ったと報道されました。

 日本はコロナを抑え込むシステムができていませんでした。アベノマスクも誰かの思い付きのようです。

 でもせっかくもらったアベノマスクです。袋ごと記念にとっておこうかと考えています。

| | コメント (0)

2020年6月 7日 (日)

なぜコロナ渦で経済が落ち込んでいるのに株価が上がっているのか-私の独断(NO.1353)

 令和2年6月5日ニューヨークの株式市場は大幅に上昇し、ダウ平均株価は2万7千ドルを超えました。3か月ぶりのことです。コロナ渦で一時は1万8千ドル台まで落ちていたのですが、驚くべき回復です。

 日本の日経平均株価も一時は1万6千円台まで落ちましたが、今は2万2千円台まで回復しています。

 一方アメリカのコロナ渦は6月6日現在、感染者約190万人、死亡者は約11万人に上っています。毎日の感染者はここ1か月間を取っても2万人を超え、毎日の死亡者は1千人前後となっています。アメリカの企業活動は停滞、失業率も13%台に上っています。

 日本でも感染者と死亡者の増加は止まらず、実質経済にも、減収減益、赤字、失業、新規雇用取り消し、倒産、など多くの問題を抱え、今年度のGDPは大幅なマイナスが予想されています。

 なんで株価だけがとんでもない数字になっているのでしょうか。

 私の独断ですが、3つの理由を考えました。

 1つは、実質経済や個人の救済のため、政府が金融を緩和し、財源を無視してお金を支出していることだと思います。救済は当然のことですが、各国の中央銀行が資金をじゃぶじゃぶ放出し続ける限りその運用先は必要で、結果として資金が株式市場に流れていくことになっているのではないかと思います。

 2つ目は主としてアメリカの場合ですが、失業率などの数字が予想より少しでも良くなると、将来の改善を先取りして株価が上がるのではないかと思います。それが日本ではアメリカの株価に悪(?)乗りして日経平均も上がるのだと思います。

 3つ目は投資家のマネーゲームだと思います。コロナで一儲けをしようとしている人たちです。いつの世にも一部でしょうが、そういう人がいるものです。

 これも私の独断ですが、今の株価はバブルだと思います。いずれ実質経済に足を引っ張られてはじけると考えています。

| | コメント (0)

2020年6月 6日 (土)

出生率と拉致問題はどうにもならないのか(NO.1352)

 連日コロナで痛めつけられていますが、令和2年6月6日の読売新聞の一面にまた暗いニュースが2つ掲載されました。

 1つは「出生率1.36 4年連続減 19年人口減51万人」です。

 出生率は正確には合計特殊出生率と言われるもので、1人の女性が生涯に子供を産む人数のことです。人口を維持するためには少なくとも出生率が2以上である必要があります。人類の半数が女性ですから、出生率が1点台ということは人口減少を意味しています。2019年には日本の人口の自然減は51万人になりました。

 国立社会保障・人口問題研究所は2017年に将来の日本の人口について推計を行い結果を発表しました。その時推計の数字として、出生率を高位(1.65)、中位(1.44)、低位(1.25)の3通りを仮定しています。昨年の1.36は中位と低位の中間です。政府は希望出生率として1.8を目標にしています。夢の数字です。

 少子化については2019年12月26日手賀沼通信ブログ1302に「少子化がどうにも止まらない」で書いています。繰り返しはやめておきます。

 ただこの問題は、私達でどうすることもできないものではありません。国民1人1人がその気になって努力すれば、また国や地方自治体や企業が努力すれば解決できる問題と思っています。

 2つ目は「横田滋さん死去 拉致被害めぐみさん父」を報じていました。めぐみさんを探し続けて43年、長年にわたって拉致被害者の先頭に立って拉致問題の解決を訴え続けてきましたが、願いかなわず87歳で亡くなったのです。

 私は、小泉首相の時代に5人の拉致被害者が帰国できた時は、つぎはめぐみさんも帰国できるかと思ったのですが、残された12人はそのままでした。

 当事者も国も努力を重ねていますが、相手が相手です。一筋縄では解決できません。どうすればよいのでしょうか。

| | コメント (0)

« 2020年5月 | トップページ | 2020年7月 »