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2020年7月26日 (日)

テレビ番組「南米大陸一周165日の旅」を見る(NO.1368)

 令和2年6月16日から7月4日まで、NHKBSプレミアムで5回にわたって放送された「南米大陸一周165日の旅」を楽しみました。1回90分の番組でした。

 新型コロナが放送番組にも大きな影響を与え、以前放送された番組のうちから好評だったものの再放送が増えています。この番組は6月13日の手賀沼通信ブログで紹介した「ハイビジョン特集 アフリカ縦断114日の旅」全4回に続くものです。2010年に放送された番組の再放送になります。

 南米大陸のエクアドルのキトを出発し、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ、ブラジル、ベネズエラと8か国を回って、ベネズエラのカラカスまでの旅を記録しています。乗り物はトラックを改造し、荷台を客室にしたもので、テント泊でキャンプを重ねながら、旅を続けます。全コースを回ると費用は1人140万円、途中で旅行をやめたり、途中から参加することもできます。日本からは30歳の女性が参加、全コースを回りました。

 普通の観光旅行と違うところは、現地に深く入り込み、探検あり、冒険あり、現地人との交流ありの旅です。例えば世界遺産のマチュピチュでは公共の乗り物を使わず、3泊4日のトレッキングで空中都市を目指します。パタゴニアでは氷河やマゼラン海峡やピーグル水道やイグアスの滝で大自然に触れます。アマゾンのジャングルに入り込み、ピラニア釣りなどを楽しみます。

 10人前後の乗客同士は共同生活を続けるうち、家族同様の関係になります。前回のアフリカも南米も日本人の参加者はなぜか女性のほうが多く、3対1で女性の強さを感じました。

 7月21日からは「激走シルクロード104日の旅」が始まりました。1回目を見ましたが大変面白く、これも最後まで見るつもりです。

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2020年7月25日 (土)

やっと喉頭白板症の手術を受けた(NO.1367)

 令和2年7月22日慈恵大柏病院で喉頭白板症の手術を受けました。

 コロナのため延び延びになっていた手術です。全身麻酔で行われ、正確には「顕微鏡下喉頭微細手術」と言います。

 20日にコロナのPCR検査を受け、陰性だったため21日に入院しました。手術に備えるための前日の入院で、シャワーを浴びるほか特に何もすることはありませんでした。夕食後8時から翌朝6時まで水を1200cc飲むように言われました。点滴の代わりとのことでした。自費で自動販売機でペットボトルを3本購入して少しずつ飲みました。

 手術の当日は朝食、昼食はなし、水も飲まずに手術の始まるまで待ちました。15時30分手術室に行き、ベッドに横たわって麻酔の点滴を受けました。30秒もしないうちに眠ってしまい、気が付いたのは18時30分頃でした。その間、どんな風に手術が行われたかは全くわかりません。2人の先生が執刀されました。気が付いたときは、のどに軽い痛みはありましたが、数時間後にその痛みは消えました。

 妻は14時半から約3時間半ほど談話室で待たされたと聞きました。主治医の中山先生から切り取った声帯のごく小さな患部を見せてもらったそうです。この手術は患部を取り除くことと、がんが隠れていないかを見るのが目的です。2度やった生研ではがんは見つからなかったのですが、隠れていることがあるため手術をしたのです。結果は7月30日にわかります。

 手術の翌日には退院できました。ここまで来るのに6か月半かかりました。昨年末から声がおかしくなり、1月10日に名戸ヶ谷あびこ病院の耳鼻科に行きました。白いものが見えたため、柏のがんセンターを紹介されました。がんセンターには4回通い、がんが見つからなかったので、慈恵大病院で手術するよう言われました。慈恵大病院では再度生研を行い手術に向けて準備を始めましたが、コロナのため不急の手術は延期となり今まで待たされました。慈恵大病院に通ったのは途中主治医が変わったこともあり、今回までで11回になりました。

 私は今年から車の運転をやめたので、がんセンターと慈恵大病院はすべて妻が運転する車で通いました。妻には感謝感謝です。また3つの病院の先生や看護師さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

 がんが見つからなければ祝杯です。見つかればまた戦いが始まります。

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2020年7月21日 (火)

コロナのPCR検査を受けた(NO.1366)

 令和2年7月20日、慈恵大病院でコロナのPCR検査を受けました。

 それらしき症状が出たためではなく、21日から喉頭白板症の手術を受けるため、入院前の検査として受けたのです。救急患者はどうなのかよく知りませんが、おそらく予定通りの入院をする人は事前にPCR検査を受けることになっているのでしょう。

 PCR検査は病院の中でもはるか離れた場所で行われました。普段は何に使われているかわからないような場所でした。2人ほどの人が待っていました。予定より20分ほど待たされましたが、検査は鼻の中に棒を差し込んで体液を取るだけであっという間に終わりました。

 「陽性なら電話します、陰性なら何も連絡しません。連絡がなければ予定通り21日に入院してください」と言われました。今年になってからは東京までは行っていません。電車に乗ったのは松戸の新東京病院に通った2度だけです。普段は朝6時ころ人通りのない道を散歩するだけ、買い物も買いたいものをメモしておいて、5分以内で終わります。それも週1回くらいです。陽性になるはずはないと思っていました。

 ところが慈恵大から電話がありました。一瞬驚きましたが、それは入院する部屋のことで、検査とは無関係の電話でした。陽性なら妻にも感染するでしょうし、大変なことになります。

 今日はこれから入院です。手術については退院後ブログに書くつもりです。

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2020年7月17日 (金)

読書の終活「項羽と劉邦」を読み終え「功名が辻」へ(NO.1365)

 令和2年7月17日、司馬遼太郎の小説の「項羽と劉邦」の文庫本3巻を読み終えました。

 読書の就活として手元にある司馬遼太郎の6作品目となります。読む作品の順序は自分で好きに選んでいます。

 項羽と劉邦はご存じ中国の英雄です。始皇帝が初めて中国の統一王朝として「秦」を起こしましたが、2代で滅んでしまいました。項羽と劉邦はそのあとの統一国家の覇権を争い、劉邦が生き延びて「漢」を建国しました。その2人の争いを描いた長編小説です。

 強い楚の項羽と弱い漢の劉邦が対照的に描かれています。「自尊心」のかたまりの項羽は何度も劉邦を破ります。一方「虚心」の劉邦は幾度も敗戦を重ねますが、最後に項羽に勝ち「漢」の統一国家を打ち立てるのです。

 「漢」は中国の基礎となった王朝です。今でも「漢民族」「漢字」「漢籍」など、「漢」が中国を代表する文字となっています。建国は紀元前202年で、日本は弥生文化が生まれるころで国とは言えない時代です。

 司馬氏は「史記」や「漢書」などの歴史書によりながら、想像を交えてこの作品を書いたと述べています。

 5月22日に読み初めてずいぶん時間がかかったのは、途中6冊ほどほかの本を読んだためです。

 次の読書の終活は、司馬遼太郎の小説7作品目として、戦国時代の山内一豊を描いた「功名が辻」全4冊にしました。また日本の戦国時代に戻ります。平成9年に出版された文庫本です。

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2020年7月16日 (木)

コロナの日本国内の最近の感染者数がヨーロッパ3位のイタリアの感染者数を追い越した(NO.1364)

 日本のコロナの感染増加が止まりません。2020年7月3日日本国内の感染者数が194名となり、初めてヨーロッパ第3位のイタリアの感染者数を上回りました。

 7月16日には日本は441名、イタリアは114名です。7月3日からの合計は日本4036名、イタリア2766名で完全にイタリアを追い越しました。

 7月16日現在、イタリアの感染者の累計は24万3344名、イギリス、スペインに次いでヨーロッパ第3位です。死亡者の累計は3万4984名で、こちらはイギリスに次ぐ2位となっています。日本は感染者累計2万2451名、死亡者984名で、累計では、はるかにイタリアを下回っています。それが今では日毎の感染者は日本がかなりイタリアを上回っているのです。

 イタリアが感染をうまくコントロールしているのもありますが、日本の感染が拡大し続けているのです。夜の街、劇場、カラオケ、病院、老人施設、保育園、その他でのクラスターが発生しています。

 首都圏で顕著ですが、大阪その他の各地でも発生が止まりません。今のところ若者が中心ですが、いつ中高年者に広がるかわかりません。緊急事態宣言が解除となり、人がどこにでも行けるようになったのが拡大を助長したのは明らかです。

 確かに経済を元に戻すことは重要です。しかし感染を広げてはまたもとに自粛生活になるしかありません。最近コロナ防衛で安倍首相や菅官房長官の姿が見えてきません。テレビでは小池知事や西村経済再生大臣しか目に移りません。

 どうすれば感染が防げるのか、政府のトップがしっかりしたリーダーシップを発揮して国を引っ張る必要があると痛感しています。GO TOキャンペーンなど本当にやっていいのでしょうか。また観光業者が店を閉めなければならなくなったら意味がありません。

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2020年7月14日 (火)

反日種族主義を読んで51年前の韓国訪問を思い出す(NO.1363)

 令和2年7月14日、李栄薫編著の「反日種族主義」を読み終わりました。

 この本は李栄薫を含む韓国の知識人6人が「日韓危機の根源」を韓国側から描いた著作で、韓国で大ヒットした後日本語に訳され文芸春秋社から出版されました。読んでみて韓国にもこんなに冷静に自国の文化を批判する人たちがいるということに驚きました。

 プロローグは「嘘の国」というタイトル、「嘘をつく国民」というサブタイトルで、「韓国の嘘つき文化は国際的に広く知れ渡っています」という文章で始まっています。「嘘をつく政治」では「国民だけがそうなのではありません。政治が嘘つきの規範を示しています。嘘が政治の有力な手段として登場したのは2002年からではないかと思われます」。

 私にとっては「目からうろこ」の書物でした。「反日種族主義」という言葉は初めて聞く言葉です。プロローグで反日種族主義を次のように定義していました。「韓国の民族主義には、自由で独立的な個人という概念がありません。韓国の民族はそれ自体で一つの集団であり、一つの権威であり、一つの身分です。そのため、むしろ種族といったほうが適切です。隣の日本を永遠の仇と捉える敵対感情です。ありとあらゆる嘘が作られ広がるのは、このような集団心性によるものです。すなわち反日種族主義です」。

 本の内容は「食料の収奪」「強制徴用労働者」「竹島ー韓国では独島」「慰安婦」などの問題を取り上げ、その真相を明らかにしています。本の最後は「亡国の予感」として「亡国の予感を拭い去ることができないのは、その原因を作っている反日種族主義の横暴に対し、この国の政治と知性があまりにも無気力なためです」と書いています。

 韓国内では当然のことですが、この本に対して猛烈な反発がありました。一方で同調する人も多かったようです。

 この本を読んで、51年前の1969年、32歳のとき初めて韓国を訪れたころのことを思い出しました。日本IBMにいたときに、韓国IBMが三星物産(今のサムソングループ)系列の東邦生命にシステム/360を売り込んでいましたが、その販売をサポートするため韓国に行ったのです。当時は朴正煕の軍事政権時代でした。パスポートは1回限り、1ドル360円時代、ドルは相手先のサポート要請がなければ持ち出せませんでした。空港では持っていた週刊誌を1ページごとにチェックされ、夜の12時から朝の4時までは外出禁止、時々防空演習がありました。

 2年後にはそのシステム/360を使ってのシステム作りに訪韓しました。

 ところが当時は慰安婦問題とか徴用工問題とか竹島問題は全くありませんでした。当時の韓国は「漢江の奇跡」と言われた経済成長期に入る以前で、経済面では必死に日本を見習おうとしていました。お客様では日本語が通じ、和やかな意思疎通ができました。

 「反日種族主義」の著者によると、今のような問題が出てきたのは戦後40年~45年たってからのことです。学校の教科書もそのころから反日をあおるように変わったようです。金泳三大統領や廬武鉉大統領が反日政策を取りました。今の文在寅大統領も反日です。

 つくづく世界が変わってきていることを痛感しました。韓国だけでなく、コロナもあってアメリカや中国もどちらかというと悪いほうに変わってきているのではないかと思っています。

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2020年7月11日 (土)

コロナの感染が広がる中、プロ野球が観客を入れ始めた(NO.1362)

 令和2年7月10日、コロナの感染がまた広がり始めました。第2波でしょうか。

 日本の国内居住者の新たな感染は422名、4月24日に437名となって以来の数です。これで国内感染者の累計は20676人となり2万人を超えています。422名は214名のイタリアよりも多く、韓国の9.4倍です。

 東京都の新規感染者は243名、4月14日の257名以来の大きな数となりました。累計は7515名です。まだまだ増えそうな感じです。

 そのなか、10日よりプロ野球が観客に開放されました。最大5000人までですが、やはり活気が違いました。

 人と人との間をあけ、大声や楽器を使っての応援は禁止、ジャンプや風船やハイタッチもなく、拍手だけの応援ですが、やはりお客さんあってのプロ野球ということを感じさせてくれました。

 試合も盛り上がりました。巨人ーヤクルト戦は中止となりましたが、行われた5試合はすべて1点差の好ゲーム、サヨナラホームランが3本飛び出しました。

 この熱戦が続けてみられるよう、コロナが早く収束に向かってほしいと思います。

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2020年7月10日 (金)

今年もまた繰り返された大雨の被害(NO.1361)

 令和2年7月初旬、九州を中心として大雨の被害が出ています。

 1昨年の同時期の西日本豪雨、昨年の台風13,15,19号による被害、それに今年の豪雨です。今年はまだ台風に季節を迎えていません。先が思いやられます。

 今回の豪雨は1昨年と同じく梅雨前線が停滞し、積乱雲が帯状に連なる「線状降水帯」が各地で発生したことが豪雨をもたらしました。

 まず熊本県の球磨川が氾濫、次いで大分県と福岡県を流れる筑後川が氾濫しました。九州では宮崎県、鹿児島県、長崎県と全域に被害が出ています。また岐阜県の飛騨川も氾濫、長野県にも被害が及んでいます。

 読売新聞によると9日午前11時現在、死亡(心肺停止を含む)61名、行方不明17名と出ていました。雨はまだ続きそうで今後の予測がつきません。コロナの影響で避難所やボランティアの活動にも影響が出ています。

 なぜ毎年このような災害が日本を襲うのでしょう。災害対策には今までの経験や常識が通用しなくなっています。政府も自治体も国民も心構えを入れ替え、災害に対処する必要があるのではないでしょうか。

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2020年7月 8日 (水)

図書館に予約した本が約7か月ぶりに読めることになった(NO.1360)

 令和2年7月8日、李栄薫編著の「反日種族主義(日韓危機の根源)」を図書館から借りることができました。

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 この本は2019年11月15日に出版されました。ぜひ読みたいと我孫子市民図書館に12月12日に予約しました。その時点で20数人待ちでしたので、これは時間がかかるなと思いましたが、まさか7か月近くも待たされるとは思いませんでした。

 途中でコロナのため図書館が2か月半近くも利用できなかったのが一番の原因でしょう。図書館の封鎖は3月半ばから6月下旬まで続いたのですが、予約した本は途中から利用できるようになっていました。

 実際手に取ってみると、347ぺージのぎっしり字が詰まった本なので読み応え十分です。小説のように簡単には読めません。時間がかかるのは当然かもしれません。ほかに読みかけの本がありますが、この本を優先して読みたいと思っています。

 出版した直後の読みたい本は図書館で借りるのではなく、買って読むのがいいと感じた次第です。

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2020年7月 3日 (金)

やっと我孫子市の図書館が開館した(NO.1359)

 令和2年7月2日我孫子市民図書館に予約していた本が利用可能となったので、アビスタ内の図書館に受け取りに行ってきました。

 7月1日に開館することは知っていたのですが、6月23日から開館していたようです。ただ図書館内でゆっくり本を読める状態ではなく、本を借りるか返すかという利用方法だけでした。普段と違って、入館するには入館者カードに記入し、マスクをつけ、手指の消毒をし、30分程度で出なければなりません。

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 それでも本を手に取って選べるのはやっと図書館が返ってきたという感じになりました。

 ほかの市では緊急時短宣言が撤廃されて真っ先に利用できるようになったのは図書館のような文化的で比較的三密にならないような施設でした。ところが我孫子市では予約図書の貸し出しと返済はできましたが、なぜか図書館は6月末まで閉館になっていました。それが6月23日に開いたのは他の市との違いが大きいのを市長が知ったからかもしれません。

 なるべく早く、感染対策を講じたうえで、以前のように図書館が利用できるようにしてほしいものです。

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