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2020年9月29日 (火)

コロナで変わったアメリカ大リーグとポストシーズン(NO.1384)

 2020年9月27日アメリカ大リーグのレギュラーシーズンが終了しました。

 今年は新型コロナウィルスのため異例ずくめのメジャーリーグでした。開幕は3月下旬から7月下旬に延びました。最後まで無観客でした。試合数は1チーム162試合から60試合に減りました。

 その代わりポストシーズンにプレーオフが取り入れられて、ポストシーズンの参加チームと試合数が増えました。従来なら各リーグとも地区の優勝チームとワイルドカードの4チームで地区優勝を争いますが、今年は勝率の良い8チームで地区優勝を争います。60試合のレギュラーシーズンでは地区の優勝チームは決められないと踏んだのではないでしょうか。

 ア・リーグでは、レイズ(東1位)、ヤンキース(東2位)、ブルージェイズ(東3位)、ツインズ(中1位)、インデアンズ(中2位)、ホワイトソックス(中3位)、アスレチックス(西1位)、アストロズ(西2位)の8チームです。

 ナ・リーグでは、ブレーブス(東1位)、マーリーンズ(東2位)、カブス(中1位)、カージナルス(中2位)、レッズ(中3位)、ブルーワーズ(中4位)、ドジャース(西1位)、パドレス(西2位)の8チームです。

 勝率が基準なので地区ごとに参加チーム数が違います。最初の組み合わせはワイルドカードシリーズで3回戦制、2勝先勝で地区シリーズに進出します。地区シリーズは5回戦制、3勝先勝でリーグ優勝決定シリーズに進出です。リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズは7回戦制、4勝先勝で決まります。

 9月29日から最長10月28日まで戦われます。

 無観客なのでアメリカ人はがっかりするでしょうが、日本でテレビで見る限りは変わりません。

 日本人選手もカブスのダルビッシュ、ツインズの前田、ヤンキースの田中、ブルージェイズの山口、レイズの筒香、レッズの秋山の6人が参加します。頑張ってほしいです。

 ステイホームの大きな楽しみです。

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2020年9月23日 (水)

ついに第3のビールが値上げに(NO.1383)

 令和2年10月1日にビールの新ジャンル商品(第3のビール)が350ミリリットル缶が10円値上げになります。

 ビール類の税率が変更になるためです。350ミリリットル缶の第3のビールの税率は28円から37.8円に値上げされ、代わりにビールの税率は77円から70円に下がります。これは2014年10月に発表された酒税の統合方針が今年の10月に動き始めたということです。

 2023年10月には第3のビールの税率は発泡酒と同じ46.99円に上がります。その際ビールの税率は63.35円に下がります。そして6年10月には3つのビール類の税率は54.25円に統一されます。

 なぜこんな複雑なことになったのでしょうか。そもそも最初にビールが市場に出た時、ビールは日本酒や焼酎と比べると贅沢品とみなされました。そのためビールの税率は他の酒類間で群を抜いて高額な税率を課されました。国際的にみてもビールの税率はドイツの17倍、アメリカの10倍となっています。

 そこでビール会社はビールを安く飲んでもらおうと、いろいろ知恵を絞って税率の低い発泡酒や第3のビールを創り出してきました。ところが、政府・与党は税収の下がることを恐れビール類の酒税を高値安定に統一することに決めたのです。2026年の統一税率でも、日本の税率はアメリカの7倍、ドイツの14倍になります。日本酒やワインは23年10月に35円に統一されるので、約20円ビールが高くなります。ビールが大衆の飲み物になったにもかかわらず、一番人気のあるビールの税率がなぜか一番高いのは変わりません。取りやすいところから取るという政府の考えなのでしょう。

 我が家ではビールと第3のビールを購入し、気分によって飲み分けていますが、10月1日の税率見直しによって多少消費金額が増えます。第3のビールを少し買いだめしました。

 9月23日の読売新聞には「酒税見直し ビールに追い風」と出ていましたが、果たしてどうなるか、読みが外れるかもしれません。

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2020年9月16日 (水)

今年の巨人は強い(NO.1382)

 令和2年9月15日プロ野球読売ジャイアンツは阪神タイガースに6-3で勝ちました。その結果マジック38が点灯し、先発した菅野投手は今年負けなしの開幕11連勝となりました。

 今年の巨人軍は文句なしに強いと言えます。9月15日現在の成績は46勝22敗4引き分けで、2位の阪神に10.5ゲーム差をつけています。

 強さの原因と戦い方を調べてみました。強いのは投打のバランスがいいことだと思います。

 打撃では長打力が他の5チームを圧しています。チーム打率こそ.259で6チーム中3位ですが、ホームラン数は93本でトップ、2番目のDeNAの75本をはるかに超えています。10点以上取って勝った試合は7試合、10点以上取られて負けた試合は2試合です。

 投手力では防御率が3.17で6チーム中の1位です。先発投手は菅野は別格として、他の先発投手はやや不安定なところがありましたが、その後体調が戻ってきたためか安定感が増してきました。

 なによりも中継ぎ、クローザーが選手の入れ替わりはありましたが、素晴らしい防御率を示しています。1点差のゲームは13勝6敗、2点差のゲームは8勝6敗の好成績を挙げています。9月1日から始まった13連戦では、甲子園の1試合が雨で中止となりましたが、10勝1敗1分けと素晴らしい結果を残しました。そのうちの8勝は僅少差のゲームでした。

 また、原監督の思い切った采配が輝きを増しています。それにこたえる選手も見事です。今年はまず優勝は間違いないでしょう。

 問題はパリーグの勝者との日本シリーズです。昨年はソフトバンクに4連敗と恥ずかしい試合をしました。今年はぜひ日本一になってほしいと願っています。

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2020年9月15日 (火)

菅義偉官房長官が自民党総裁に(NO.1381)

 令和2年9月14日自民党総裁選挙が行われ、菅義偉官房長官が第26代総裁に選ばれました。

 総裁選には菅氏と岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長が立候補しました。今回の総裁選挙は安倍晋三首相が健康上の理由で自民党総裁と首相を退任するために行われたものです。非常時で緊急を要するため、自民党の衆議院議員と参議院議員(393票)、47都道府県連代表(各3票=141票)で行われました。自民党員による全国一斉の投票は見送られました。

 選挙の結果は菅義偉氏377票、岸田文雄氏89票、石破茂氏68票でした。菅氏は過半数(267票)を超える圧勝となりました。明日16日に召集される臨時国会で第99代総理大臣に指名されます。

 読売新聞政治部長は「主要派閥が早々と推したことで流れができた側面は否めない。それでも、安倍内閣の大番頭を務め、政策の「継承」を掲げる菅氏が票を集めたのはうなずける。新型コロナウィルスの感染拡大で、経済が急速に落ち込む中、余韻に浸っている時ではない。菅氏自身が誰よりも自覚しているはずだ。指導力の発揮が欠かせない」と述べています。

 菅氏は無派閥で、海部俊樹氏以来の国会議員や首長を父に持たない「非世襲」総裁です。秋田県出身、高卒後2年間工場に勤めた後、法政大学で学んだ異色ずくめの「たたき上げ宰相」が誕生します。

 新型コロナ対策では安倍内閣は後手に回りました。菅官房長官にもその責任の一端はあります。今までの対策を検証し、効果的な手を打ってほしいと願っています。

 古い話になりますが1972年に佐藤栄作首相引退後の自民党総裁を選ぶ選挙がありました。「三角大福」の三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫が立候補、過半数が取れなかったので、1位の田中角栄、2位の福田赳夫の決選投票となりました。結果は田中角栄が総裁に選ばれました。その結果がでたラジオでの実況中継を仕事帰りのタクシーの中で聞いたのが今でも耳に残っています。あとで知ったことですが、裏ではいろいろな密約や現金の札束が飛んだという話があったようです。今回はそんなドロドロした話はなかっと信じたいです。

 菅首相に期待することは、一刻も早くコロナの災害から抜け出し、新しい日本を作る覚悟でリーダーシップを発揮してもらいたいと思っています。

 

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2020年9月13日 (日)

読書の終活「北斗の人」を読み終え「世に棲む日々」へ(NO.1380)

 令和2年9月13日書棚の司馬遼太郎の小説「北斗の人」の文庫本1冊を読み終えました。これで8作品となりました。

 「北斗の人」は幕末の剣豪千葉周作を描いた作品です。千葉周作が父親に連れられて松戸に来て浅利又七郎の道場に入門してめきめきと頭角を現し、日本一の剣豪となるまでを描いています。北辰一刀流の千葉道場を神田お玉ヶ池に開くまでの千葉周作の前半生の物語です。楽しみながら読める痛快な出世物語です。

 読んでいて司馬遼太郎氏は千葉周作が大好きだった感じがうかがわれます。解説の尾崎秀樹氏は司馬氏を「歴史上の人物と友達付き合いの出来る作者」と評していました。

 この1冊を読み終わるのに1か月以上かかったのは、図書館で予約した佐伯泰英の小説4冊と百田尚樹の小説2冊を先に読む必要があったからです。

 次は「世に棲む日々」に決めました。昭和46年(1971年)5月に出版されたハードカバーの3冊です。主人公は幕末の英傑の吉田松陰と高杉晋作です。

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2020年9月12日 (土)

原辰徳監督1067勝おめでとう(NO.1379)

 令和2年9月11日プロ野球巨人原辰徳監督が1067勝を記録し、巨人の監督としては、国民栄誉賞の長島監督や、9連覇の日本一を達成した川上監督を抜いて最多勝となりました。

 原監督は2002年に巨人の監督に就任し、途中2度の中断がありましたが、今年は3度目、通算14年目の監督を務めています。巨人一筋です。

 監督としての勝利は1773勝の鶴岡一人、三原脩、藤本定義、水原茂、野村克也、西本幸雄、上田利治、王貞治、別当薫、1181勝の星野仙一に次ぐ11位となります。鶴岡監督は南海一筋でしたが、他の監督は複数球団の監督を経験しているので、原監督は単独チームの監督としては2人目です。原監督はWBCでも王監督に次いで世界一になりました。

 今年はコロナのため120試合と例年より少なくなっていますが、来年から元の143試合に戻ればもっと勝ち星を重ねることと思います。昨日の原監督のインタビューでも、「目標は勝つこと」と力強く述べていました。1067勝はあくまでも通過点です。今年はぜひ日本一になってほしいと願っています。

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2020年9月 5日 (土)

シルクロードについてのテレビ番組3種類を楽しむ(NO.1378)

 コロナのため今も外出自粛を続けています。家にいて楽しめるものの中でテレビが最大です。

 そのなかでシルクロードについての3つの番組の再放送が印象に残りました。いずれもNHKのBSプレミアムの再放送でした。

 私は2011年9月にIBMのOBなど11人で中国の蘭州から敦煌への西域の旅を楽しみました。テレビ番組と重なる地域が多かったのも番組を楽しめた理由かもしれません。

 一つは1980年4月から12回にわたって放送された「シルクロードー絲綢之路」です。約40年前の中国で、NHKと中国中央電視台の日中共同取材により制作されました。大変貴重な映像です。デジタルリマイスター版できれいな映像になっていました。喜多朗の音楽と石坂浩二のナレーションが番組に花を添えました。高視聴率だったのを覚えています。この番組で一躍シルクロードが注目されました。

 二つ目は、そのシルクロードで撮影した映像を、テーマ別に編集した「もうひとつのシルクロード」で、現在も再放送が続いています。24回にわたって放送されることになっています。これは最初1981年に放送されました。

 40年前の中国ですから、自然や美術や仏像や壁画は変わっていませんが、中国人の生活や街の様子は全く別の国といった感じになっています。

 三つ目は2013年1月から5回にわたって放送された「激走シルクロード104日の旅」です。トルコのイスタンブールを出発し、イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギスを通って、中国の西安(当時の長安)まで、トラックを改造したバスで行く、17000キロの旅です。

 以前ブログで紹介した「アフリカ縦断114日の旅」や「南米大陸一周165日の旅」と同じような番組です。イスタンブールと西安は行ったことがあるのでこれも印象深い番組でした。

 このような番組の再放送は、おそらくコロナのためNHKでも新しい番組が作りがたい事情があるためなのかもしれません。ステイホームの間、懐かしい番組に出会えたことはうれしいことでした。

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2020年9月 2日 (水)

我が家のごみ集積所がなくなり別のところへ変わる(NO.1377)

 我孫子市若松第2自治会の最大のごみ集積所がなくなりました。

 私の所属する若松第2自治会は約410世帯に8か所のごみ集積所がありました。ごみ集積所は公園や駐車場や我孫子高校の塀沿いに決められています。そのうちの1か所の駐車場に新築の家が建ったためごみ集積所として使えなくなったのです。そこは約75世帯が利用する自治会の中では最大の集積所でした。

 自治会では新しい集積所を探したのですが、適切な場所が見つからず、既存の集積所に分散することにしたのです。自治会では前もって回覧で各世帯がどこの集積所に割り振られるかを通知しました。なくなった集積所の世帯を5か所に振り分けたようです。必ずしも近くの集積所ではなく、はるか遠くの集積所に割り当てられた世帯もありました。

 切り替えられた初日の早朝に行ってみました。8月31日です。間違えて出されたごみがかなりあり、それを車に積んでいる人がいました。自治会の役員の方だったのではないかと思います。

 8時ころに行ってみるとその後はごみは出ていませんでした。もしかしたら役員の方が見張っていたのかもしれません。8月31日は燃やせるごみでした。

 今まで集積所となっていたところです。

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 我が家が割り振られたところです。

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 翌9月1日は資源ごみでした。ビンやカンやプラスチックやダンボールなどのゴミです。

 早朝の写真ですが、元の集積所はごみはありませんでした。

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 我が家が割り振られたところで、朝早かったのでまだごみは少なく、ビンやカンの袋などは私がセットしてきました。

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 今後ともうまく運用されるよう願っています。

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