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2020年10月13日 (火)

読書の終活「世に棲む日々」を読み終え「義経」へ(NO.1388)

 令和2年10月12日書棚の司馬遼太郎の小説「世に棲む日々」全3巻を読み終えました。これで9作品を読みました。

 「世に棲む日々」の主人公は吉田松陰と高杉晋作です。最後のほうに伊藤俊輔(博文)や山形狂介(有朋)が登場します。

 司馬遼太郎は幕末の英雄を3段階に分けています。最初に出てくるのは吉田松陰のように思想や世界観で維新の発端になる人たちで維新の実現を見ることなく死んでいきます。次に登場するのは高杉晋作のように先人の思いを実現すべく先頭に立って活躍し維新を成し遂げる人たちで、この人たちの多くも命を落とします。最後は伊藤博文や山形有朋のように生き延びて維新の果実を得て栄達する人たちです。

 この小説は高杉晋作の活躍を大きく取り上げ、晋作の死で終わっています。27年8か月の短い生涯でした。

 次は戦国時代でも幕末でもない「義経」です。1997年(平成9年)に出版された文庫本2冊です。義経も弘法大師空海と同じく日本の思いがけない場所に足跡を残しています。

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