見応えのある山下清展(NO.1403)
令和2年11月21日、我孫子市生涯学習センターアビスタへ山下清展を見に行ってきました。
これは我孫子市市制施行50周年記念事業の目玉と言ってもいい展覧会です。今日から12月20日までアビスタで午前10時から午後4時30分の間開催されます。会期中は無休、入場料は700円、小学生~高校生は300円です。
10時半ころ着いたのでゆっくり見ることができました。山下清は我孫子と縁があります。いただいたチラシに次のように書かれていました。
「放浪を始めた清は、働き口を探して松戸や柏を転々としましたが、人の紹介で駅弁販売をしていた我孫子の弥生軒(現在我孫子駅ホームにあるそば店)に住み込んで働き始めました。弥生軒では、野菜の下準備や弁当運びのほかにも、アイスクリームを食べるさじをふだに貼ったり、クリやみかんを売ったりする仕事をしました。画家として有名になってから、当時の感謝の気持ちを込めてお弁当の包み紙のために絵と文章を書きました」
展覧会の絵の中に手賀沼公園の絵もありました。この展覧会では134枚の貼絵、鉛筆画、ペン画、油彩、水彩画、版画、石版画と6個の陶器、5個の遺品が展示されています。どの絵も素晴らしい作品でした。
また山下清の生涯の物語が、いくつものテーマに分かれてわかりやすく掲示されていました。展示は2階のフロアと全室を使っています。そのためこの期間はこれらの部屋を使っていたイベントはすべて中止となりました。
この山下清展は大変見ごたえのある展示会でした。またみられる機会は少ないと思いますので、近くの方はぜひご覧いただくようお勧めします。
2階は撮影禁止です。1階の入口と写真だけ撮影してきました。
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コメント
偶然お仕事で、通り掛かりました❣️
休みの日に拝見させて頂きます❣️
投稿: 瀧川浩彦 | 2020年12月13日 (日) 06時30分