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2020年12月11日 (金)

「反日種族主義との闘争」を読んで(NO.1411)

 令和2年12月11日李栄薫編著の「反日種族主義との闘争」を読み終わりました。

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 昨年韓国で「反日種族主義」という本が出版されました。この本は日本語に翻訳されて日本でも出版されました。そして両国でベストセラーになり大きな反響を巻き起こしました。

 その読後感を今年の7月14日のブログに書きましたが、李栄薫氏は「韓国の民族は日本を永遠の仇と捉える種族である」と定義し、国民も政治も「嘘をつく」と書きました。

 韓国内では当然のことながら猛烈な反発がありました。李栄薫氏は「反日種族主義との闘争」の序文で次のように述べています。「大学と言論の周辺を彷徨する種族主義の群像からは、強烈な抵抗と罵倒がありました。(中略)この本は、この1年我々に降り注いだ批判に誠意をもって答え、加えて、前作では説明の足りなかったところを補充したものです。どうかこの本が、我々を支持する読者の皆さんに大きな開放と自由の喜びとして迎えられることを願ってやみません」

 「反日種族主義との闘争」は

・日本人慰安婦

・戦時動員(徴用工)

・独島(日本では竹島)

・土地/林野調査

・植民地近代化

の章に分けて各界からのいろいろな批判に対し、詳細かつ冷静に客観的に反論しています。歴史的な事実や経過なども具体的に述べられています。よく理解できました。

 ところが今の文在寅政権は反日で愛国主義を扇動し、司法改革を名目に保守陣営に圧力をかけています。文政権は親北朝鮮、親中国で、今の韓国は危機的状況になっていると言ってもいいのではないでしょうか。

 日本と韓国の関係を以前のような正常の状態に戻せるのか、考えてしまいました。

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