学校の思い出-その6 資格学校(NO.1441)
日本アイ・ビー・エム在職中で54歳のとき「宅地建物取引主任者(宅建)」の資格を取りました。仕事とは全く関係のない資格です。
当時アイ・ビー・エムには45歳以上になると、何かを勉強するときにかかる費用を一定額まで補助してくれる制度がありました。
ちょうどバブル時代、不動産取引が盛んで宅建の資格が人気でした。50歳半ば、将来のことを考える年代でした。そしてアイ・ビー・エムの制度を利用して何かの資格を取ってみようと挑戦したのが宅建の資格でした。通信講座を利用して合格しました。それが資格挑戦の病みつきとなりました。
次に挑んだのが「国内旅行業務取扱主任者」と「一般旅行業務取扱主任者」の資格です。旅行代理店に必要な資格です。これらも通信講座で合格しました。楽しい勉強でした。
次の目標は「社会保険労務士」の資格でした。通信教育を始めましたが、この資格は通信講座だけでとれるほど簡単ではありません。ここから資格学校通いが始まりました。56歳でアイ・ビー・エムの大リストラが発表された年です。
大塚にある「日本ライセンスセンター」の休日を利用した講座に通いました。「集中問題解説講座」「一般常識集中講座」「直前対策講座」その他を学習しました。国仲先生の講座は素晴らしく、すっかりファンになりました。大学の授業はどちらかといえば後ろの席から埋まりますが、資格学校は前の席から埋まります。皆さん熱心に、懸命に先生の話を聞いていました。
そして社労士試験を受ける直前にアイ・ビー・エムを退職、アコムに転職しました。転職の2週間後社労士試験があり合格しました。
次に狙ったのが税理士資格です。相続税法の通信講座を始めました。そして松戸にある「大栄税理士学校」に通いました。しかし試験に失敗し、税理士の資格はあきらめました。社労士より数段難しい試験でした。
社労士のほうは実務の通信講座を修了しスクーリングも終えました。日本ライセンスセンター社労士会にも入会しました。その気になれば開業することも可能でした。しかし開業するにはコネと実力が足りないことがわかりやめました。
資格のほうはその後「行政書士」「英検準1級」「システムアドミニストレーター」などを取りました。行政書士のときは神田神保町にある「東京リーガルマインド」の「行政書士一夜漬け講座」に通いました。結局資格取得は仕事にはつながらず、趣味のようなものに終わりました。
なお次は「職場の思い出」シリーズを書くつもりです。
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