緊急事態宣言の再延長とオリンピック・パラリンピックの海外からの入国について(NO.1440)
令和3年3月5日、政府は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の緊急事態宣言を3月21日までの2週間、再延長をすることに正式決定をしました。
再延長の理由は病床使用率が十分に改善されていないためです。飲食店の営業時間は8時まで、不要不急の外出自粛、イベントの人数制限(上限5000人、収容率50%)などはそのまま続けます。
特に感染防止の新しい切り札はないため、国民の努力と我慢にかかっている感じです。春になりいろいろな式典や外出や旅行やお花見などが盛んになる季節ですが、今年はそれらを犠牲にするしかありません。ワクチンが国民に行き渡るのはまだ先です。頑張るしかありません。
話が変わりますが、オリンピック、パラリンピックの海外からの観客を取りやめにしようという動きがあります。
今の世界の感染事情からすると、オリンピックの観客を日本国内居住者に限るのは大賛成です。とても海外の観客を受け入れるのに適切な対処方法は見つからないと思います。
選手と役員やスタッフに限り入国を認め、競技は感染防止対策をして通常通り行い、観客は日本在住者に限り人数を制限して感染対策をして入場させ、海外の観客はテレビで見てもらうという方法です。
おそらくテレビの視聴率は増えると思われますので、IOCの最大のスポンサーのアメリカのテレビ局も反対はしないでしょう。選手に同行する役員やスタッフの数も最小限に制限する必要があります。
選手やスタッフの入場については細心の注意が必要です。テニスの全豪オープンのときは感染者が乗っていた航空機に同乗していた選手は2週間の隔離生活を強いられましたが、オリンピックでもなんらかのルールを決める必要があるでしょう。
ワクチンを接種した証明書やPCR陰性の証明書などが利用できるかもしれません。ウイズコロナでオリンピックを開催するには、関係者はあらゆる知恵を絞ることが要求されます。
それでもオリンピック・パラリンピックは開催してほしいと願っています。
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