3回目の緊急事態宣言が出ることになった(NO.1460)
令和3年4月23日、東京都、大阪府、京都府、兵庫県に緊急事態宣言が発令されることに決まりました。
3回目となります。期間は4月25日から大型連休が終わる5月11日までです。
新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。大阪では連日1000人以上の感染者で東京をはるかに超える日が続いています。東京も前週の同じ曜日の感染者数を超える日が続いています。大型連休中の人出を抑制するため、急遽3度目の制限が出たわけです。
2回目と比べて今回は厳しい要請となっています。酒やカラオケを提供する飲食店は休業、デパートやショッピングセンターなどの大型の商業施設は生活必需品を除いて休業、テーマパークや映画館も休業、野球やサッカーなどのスポーツは原則無観客となります。
今回宣言の対象にならなかった首都圏の神奈川、埼玉、千葉の各県では、まん延防止措置対象の市が追加されました。千葉県では4月20日から対象になっていた5市に加えて、7市が4月28日ころから対象に加わります。わが我孫子市も感染者数はそんなに多くないのですが、将来拡大する恐れがあるということで対象になりました。
感染拡大は、病院の対応能力や3か月後に迫ったオリンピックのことなどを考えると、今回の宣言でぜひ抑え込まなくてはなりません。
悪い例えかもしれませんが、太平洋戦争を知っている世代は、戦争中、鬼畜米英に勝つため、軍部に騙されながら、国民一丸となって戦争に協力しました。みんな同じ方向を向いていました。戦争を知らない世代は、戦後の自由を重んずる教育を受けたせいか、コロナに勝つために同じ方向を向いているようには思われません。ここは自分の楽しみを忘れてもコロナの感染を抑える方向に向く必要があると思います。コロナに勝てばまた自由を楽しめるのです。ぜひ一時的な楽しみを犠牲にして自粛の協力してほしいと思っています。
戦争には負けましたが、コロナには勝たねばなりません。
また、「政府は(読売新聞の社説を借りれば)、宣言期間を有効に使い、ワクチン接種や病院間の連携強化、病床や医療従事者の確保、検査体制の充実など、包括的な政策を急ぐことが肝要である」と思います。
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