緊急事態宣言、まんえん防止に対象を3つずつ追加(NO.1467)
令和3年5月16日から、緊急事態宣言対象に北海道、岡山県、広島県を5月31日まで、まんえん防止等重点措置の対象に群馬県、石川県、熊本県を6月13日まで追加することに決まりました。
これで緊急事態宣言は9都道府県が5月31日まで、まん延防止等重点措置は7県が5月31日まで、3県が6月13日までとなりました。
当初の政府案は1道5県をまんえん防止に追加する案でしたが、強い措置を求める専門家の意見に従い変更したようです。
私は政府の対応は、「甘い」「遅い」「基準がはっきりしない」と感じています。ワクチンの接種が先進国の中で最も遅れている国の1つになっている以上、専門家や自治体の意向に沿って厳しい措置を講じてほしいと思っています。
個人的意見を言えば、1回目の緊急事態宣言のときのように、休業や閉館を徹底して感染者と死亡者の抑制を図るべきと考えます。
15日の読売新聞朝刊は、私のような強硬意見ではありませんが、政府の対応を批判していました。今回の緊急事態追加に対して、「『宣言妥当』訴え噴出」「政府と専門家 温度差露呈」「対象外地域も深刻」などの見出しが見られました。
社説には、「ちぐはぐ対応で混乱広げるな」というタイトルで、「コロナの感染防止には、国民一人ひとりの協力が不可欠だ。そのためには、政府や自治体、医療関係者、専門家らが足並みをそろえ、収束に向けて今何をなすべきか国民に示すことが大切だ」と結んでいました。
オリンピック・パラリンピックも中止説が急増しています。私は開催してほしいと願っていますが、開催するにしても中止するにしても、国民の大多数が納得するような説明が必要と思われます。
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