3度目の緊急事態宣言がまた延長(NO.1464)
令和3年5月7日、政府は東京、大阪、京都、兵庫の4都府県に発令中の緊急事態宣言を5月11日から5月31日まで延長することを決めました。そして12日からは愛知、福岡の2県を対象に追加しました。
また埼玉、千葉、神奈川、愛媛、沖縄のまんえん防止重点措置を5月31日まで延長、北海道、岐阜、三重を9日から31日まで追加し、宮城を対象から外すことも決めました。
3度目の宣言が出た時、5月11日までではいかにも短すぎると感じていましたが、31日までの延長となったのです。
緊急事態宣言について振り返ってみましょう。
1回目は昨年4月7日に1都6県に期限を5月6日までとして発令されました。時の安倍政権です。ところが感染が全国に広がったため、4月16日には対象を全国に拡大しました。解除は5月14日、21日と段階的におこなわれ、5月25日には首都圏1都3県と北海道が解除されておよそ1か月半ぶりに全国が解除されたのです。
その後GO TO トラベルなどというおバカなことが行われ、感染が再拡大し、令和3年1月7日に1都3県に2度目の緊急事態宣言が出されました。
2月7日まででしたが、その後7府県が追加され、1県を除く10都府県が3月7日まで延長されました。さらに首都圏の1都3県については3月21日まで2度目の延長がありました。
その後感染が拡大、今年の4月25日に3度目の緊急事態宣言が宣言が出たのです。ゴールデンウィークの人出を減らす狙いでした。5月11日まででした。ところが冒頭にあるようにまた延長になったのです。そんな短期間に感染が収まるはずはありません。
日本政府のお粗末さが明らかです。たしかに何種類もの変異型ウィルスが出てきたという想定外のことはありますが、何度同じことを繰り返すのでしょうか。私は日本人は決してバカだとは思っていません。国のリーダーがしっかりしていれば、それに従うことはできると思います。あえて言うならそのようなリーダーを産めない国にしてしまった責任は国民にもあるのかもしれません。
とにかく今は我慢を重ねこの苦境を乗り切っていくしかありません。
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