学校の思い出-その8 社会教育ゼミナール(NO.1482)
1998年3月にアコムを退職してサラリーマン生活を退いた後、住処のある我孫子市とかかわりたいという気持ちになりました。それまでは会社と家との往復の毎日で、我孫子市はただ住んでいるだけでした。
そこで「広報あびこ」に出ていた2つの教室に申し込みました。社会教育ゼミナールと男性料理教室です。料理教室については次の機会に触れたいと思います。1998年(平成10年)4月のことでした。
社会教育ゼミナールは、我孫子市が高齢者福祉について学んでもらう目的のために、1年単位で毎年募集している教室です。月2回我孫子市の中央公民館で開かれました。中央公民館は今は新築されて生涯学習センター、通称「アビスタ」になっています。元の公民館は空調施設のない古い建物でした。
クラスのメンバーは15人で前年から引き続いての人もいました。
最初は高齢者福祉について基礎的な知識の講座が続きました。ちょうど前年の平成9年12月に日本で初めて介護保険法が成立し、平成12年4月1日の施行を目指すタイミングでした。その介護保険法の学習も大きなテーマとなりました。我孫子市の特別養護老人ホームの和楽園や久遠苑などの見学もありました。パネルディスカッションを聞いたり、年に一度の社会教育ゼミナールのイベント「老への対応を探る」への参加もありました。
2年目からは自分たちで学習の中身を企画し、実施することが増えました。役員も務めました。
1年単位でしたが、社会教育ゼミナールには2002年(平成14年)3月まで4年間在籍しました。務めは果たせたと感じ、あとを後任に託しました。61歳から65歳までです。我孫子市とのつながりも少しはできたと思いました。
そしてその年の4月からの千葉県生涯大学入学につながりました。学校の思い出ではその7とその8が逆になってしまいました。
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