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2021年6月 7日 (月)

職場の思い出-その9 日本アイ・ビー・エム研修システム(不定期勤務)((NO.1474)

 1998年(平成10年)6月、千代田情報システム(千代田生命と日本アイ・ビー・エムの合弁会社)と契約を結び、日本アイ・ビー・エム研修システムでの新入社員研修のお手伝いをすることになりました。

 日本アイ・ビー・エム研修システムは日本アイ・ビー・エムの研修部門が分社化してできた日本アイ・ビー・エムの子会社です。この会社はアイ・ビー・エムグループの新入社員研修が主な業務でした。

 新入社員研修は4月から10月くらいまでに研修コースが集中します。自社の社員だけでは研修に必要な人材が不足します。外部から経験豊富な人材を集める必要があります。日本アイ・ビー・エム研修システムは個人と直接契約はできないため、外部の会社を通して人を集めていました。私の研修部門での経験が買われて声がかかったのです。勤務する時期は年によって違いましたが、大体4月から10月くらいまで、研修コースによって数日から長くて2週間くらいでした。お呼びがあると幕張の研修センターや外部のホテルに通いました。報酬は1日単位の日給でした。

 日本アイ・ビー・エムの研修部門を離れたのは1982年12月、45歳のときでしたので、16年ぶり62歳での復帰でした。そしてこの仕事を2006年まで約8年半の間続けました。今までの3つの会社で、1つの職場で同じ仕事をした期間では最長となりました。

 16年ぶりに戻ってきて、教育環境が大きく変わっているのにおどろきました。2000年9月の手賀沼通信第30号に書いた記事から拾ってみましょう。

 2000年の対象者はIBMグループのITエンジニアの新入社員、中途入社社員、社内転属の社員合わせて400人以上です。この人数は年によって違いました。受講生には研修期間が終わるまで1人1台のノートPCが貸し出されます。演習やワークショップやプレゼンテーションはノートPCやノートPCをプロジェクターにつないでを使って行いました。講義は研修システムのインストラクターがCCTVを使って複数のクラスを同時に教えます。各教室には2面の大スクリーンがあり、インストラクターはスタジオから自分でカメラを駆使して教材や自分の顔を映し出して講義をしていました。

 私たちの仕事は講義ではなく、別の2種類の仕事でした。1つはコールテーカーと言って、研修中のロールプレイでお客様や上司の役をやり、受講生の話やプレゼンテーションを聞きます。最後に受講生の評価を行い、同時に育成に必要なコメントを書く仕事です。

 もう1つはクラスマネージャー(CM)と言って40名ほどのクラスの担任の先生です。CMは毎日のスケジュールや出欠状況や健康の管理、講義やワークショップや試験などのスタンバイ、機材のセットや管理など様々な仕事をこなします。そしてクラスの最後にはコールテーカーのコメントや試験の成績や学習態度などをまとめて、1人1人上司宛のコメントを書きます。一番気を使ったのは毎日生徒をやる気を最大限引き出すことでした。

 私の場合は8年間を通じてCMの仕事が多かったように記憶しています。16年前の研修最後のコースのマーケティングスクールはなくなり、期間が5日間に短縮されて、内容も職場でのオン・ザ・ジョブ・トレーニングの報告に変わっていました。

 この仕事を始めた翌年、1997年の7月に個人事業「新田ライフプランニング」を柏税務署に開業登録しました。新入社員研修だけでなく、社会保険労務士の資格を活かして高齢者の生活設計のお手伝いをと考えた名前にしたのです。ところが結果的には99%新入社員研修のお手伝いで終わってしまいました。

 個人事業の届けを出すと、確定申告が青色申告になります。青色申告では交通費、出張旅費、通信費、消耗品費などを収入から経費として差し引くことができます。記帳作業が必要となりますが、節税効果があります。

 そして2007年1月には柏税務署に廃業届を出しました。研修の仕事が少なくなったのと、70歳を迎えて妻と過ごす時間を増やしたいと思ったためでした。

 この仕事が私の最後の仕事となりました。研修の仕事は大好きでした。支えてくれた家族や仲間や上司や生徒にこころから感謝したいと思っています。

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