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2021年7月28日 (水)

東京オリンピック、今までで最高に感動した3つの競技(NO.1494)

 2021年7月23日に開会した東京オリンピックは連日暑い戦いが続けられメダルラッシュとなっています。私は毎日テレビにくぎ付けです。昨日で5日が過ぎましたが、今までで最高に感動したのは次の3つの競技です。

 1つは26日に行われた男子体操団体です。

 今回はレジェンド内村航平が団体メンバーから外れ、橋本大輝(19)、萱和麿(24)、北園丈硫(18)、谷川航(25)の若手4人が出場しました。

 予選では日本チームがトップでしたが、決勝では6種目の最後の鉄棒の最終演技者の前までは、ROC(ロシアオリンピック競技会、ロシアはドーピング疑惑で国名は使えず)、中国に次いでの3位を続けていました。

 ところが、鉄棒の最後の橋本大輝が15.1の最高得点の演技で、中国を抜き2位となったのです。ROCとの差はわずか0.10でした。素晴らしい銀メダルでした。中国には負けたくないと思っていたので感動しました。みんな若いメンバーです。3年後のパリ大会ではきっと金を取ってくれるものと信じています。

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 2つ目は同じ26日に行われた卓球の混合ダブルスで水谷隼(32)と伊藤美誠(20)のペアが中国のペアを破り金メダルを取ったことです。ゲームカウント0-2から逆転し、4-3で優勝しました。卓球で金メダルを取ったのは初めてです。

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 2人は静岡県磐田市の同郷で、子供のころから12歳違いの兄妹のような関係だったそうです。日本は誇らしいペアですが、中国のペアは中国のマスコミから激しいバッシングを受けているようです。中国らしいですね。

  3つ目は昨日の27日、ソフトボールで日本がアメリカを2-0で破り金メダルを獲得したことです。

 ソフトボールは北京で日本が金メダルを取りましたが、ロンドン、リオデジャネイロ大会は競技種目から外れました。13年ぶりの金メダルとなりました。

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 日本は予選リーグで、オーストラリア、メキシコ、イタリア、カナダ、を破り、アメリカには負けましたが、予選リーグの1,2位で争う決勝戦でアメリカに勝ったのです。

 エースの上野由岐子投手は「上野の413球」と言われた北京オリンピックでの大活躍後引退も考えましたが、東京でソフトボールが行われことになったため踏みとどまりました。試合中に39歳となりました。それでも投球術は衰えていませんでした。

 宇津木麗華監督の下、チーム一丸となって戦い金メダルを獲得したのです。

 今日もいろいろな種目で熱戦が戦われています。最後まで楽しみたいとテレビにかじりついています。

 なお写真はいずれもNHKのサイトからお借りしたものです。

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2021年7月24日 (土)

東京オリンピックの開会式で感じたこと(NO.1493)

 2021年7月23日午後8時から国立競技場で、1年延期となっていた第32回夏季オリンピックの開会式が開催されました。

 世界の205の国と地域から、約1万1千人の選手が参加し、過去最大の33競技、339種目に挑戦します。

 今回の大会は世界各国が新型コロナウィルスのため未曽有の危機を迎えているときに行われます。日本はそのためいろいろな工夫と配慮を重ねています。開会式をはじめほとんどの競技は無観客で行われます。

 57年前の東京オリンピックの開会式を思い出しながら感じたことを書いてみましょう。

 1964年の開会式は昼間に行われました。満員の観客であふれ、開会式は整然と行われました。選手の入場行進は隊列を整え、オリンピックマーチの合わせて一糸乱れぬ行進でした。ブルーインパルスはタイミングよく会場の上空に見事な五輪のマークを描きました。

 今回の開会式は夜です。開会式が夜に行われるようになったのは1992年のバルセロナ大会からです。聖火台に弓から火矢がはなたれて点火したのを覚えています。夜になってからは光が主役になりました。ブルーインパルスは開会式では出番を失い昼間に飛びましたが、その効果は前回ほどではありませんでした。

 今回は映像が活躍しました。形を変えていろいろ見せ場を作りました。

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 各国の人物の映像が平和を願い格差や偏見をなくすよう訴えました。ただ老人には理解がむずかしい映像もありました。

 日本文化を世界の人に見てもらう企画もよかったと思います。

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 花火も何回か打ち上げられました。

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 圧巻は聖火の点火でした。

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 ただ、無観客でコロナ渦での式典のため、熱気はあまり感じられず、粛々と行われた感じです。橋本組織委員長とバッハIOC会長演説がやたら長すぎた感じでした。

 お国柄に合わせたマスクをした選手の入場がにぎやかに行われたのは楽しめました。

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 私は以前の東京オリンピックや高校野球のような整然とした行進が好きですが、今の世の中、多様な世界の人々にそれを強制はできないのでしょう。

 いろいろなところに日本人らしい配慮が見られました。アメリカやイギリスのスポーツのイベントが、マスクもしないで満員の観客を入れていますが、日本は無観客で感染を拡大しないよう配慮しているのです。何とかこのオリンピックを無事に成功させたいと努力しているのです。日本でなければこの時期にオリンピックはできなかっただろと報じた外国のメディアがあったと聞きました。

 天皇陛下により開会が宣言されました。オリンピックは始まりました。

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 アスリートの皆さんの活躍をテレビで楽しみたいと思っています。

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2021年7月23日 (金)

東京オリンピック、日本すばらしいスタートを切る(NO.1492)

 今日7月23日、東京オリンピックの開会式が新装なった国立競技場で行われます。新型コロナウィルスという前例のない人類の災難の中記念すべき大会が開始されます。

 開会式に先立ち、ソフトボールと男女のサッカーの予選リーグが一昨日の21日から始まりました。

 ソフトボールは福島市の福島県営あづま球場で日本対オーストラリア戦が行われ8-1のコールドゲームで日本が勝ちました。22日には延長戦の末、日本3-1メキシコで日本が連勝しました。両試合とも22日に39歳の誕生日を迎えた上野投手が先発しました。

 女子サッカーは21日、札幌ドームで行われたカナダとの試合に、なでしこジャパンが1-1で引き分けました。カナダに先行を許しましたが、後半追いついたのです。

 男子サッカーは22日調布市の東京スタジアムで行われ、日本が南アフリカを1-0で破りました。

 3カ所とも試合は無観客でした。開会式を前にして日本は幸先良いスタートとなりました。

 今日の開会式も無観客です。どんな開会式なるか楽しみです。明日からは選手の皆さんは5年ぶりの思いを全力で発揮してほしいと思います。オリンピックがコロナ渦での苦しい生活に救いとなることを願っています。

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2021年7月22日 (木)

専大松戸13回劇的な幕切れで高校野球夏の甲子園へ(NO.1491)

 令和3年7月21日、高校野球千葉県大会で専大松戸高校が木更津総合高校を破り優勝、甲子園行きの切符を手にしました。

 千葉県は大阪府、愛知県、神奈川県などと並んで出場校が多く、激戦地です。優勝するまでには8回勝ち抜く必要があります。両校ともシード校だったため1回少なくなりましたが、それでも7回戦いました。

 専大松戸は今年の春の甲子園出場校、木更津総合は昨年の千葉県大会の覇者でした。

 予想されたように好試合となりました。木更津が3点先制すると、専大松戸が途中で逆転しましたが、8回に木更津が追い付き、6-6のまま延長戦に入りました。延長12回では決着がつかず、13回からタイブレークに入りました。

 延長戦は以前は18回まで、その後15回になりましたが、選手の疲れや投手の肩のことを考え、現在は延長13回からタイブレークの制度が採用されています。13回からはノーアウト、ランナー1,2塁で試合が始まります。

 昨日の決勝戦は先攻の木更津総合が拙攻でチャンスをつぶした後、後攻の専大松戸がノーアウト満塁とし、満塁ホームランでサヨナラ勝ちとなりました。

 専大松戸は長男の出身校です。テレビの前で思わず喜びの声を上げました。我が家は子供2人、孫3年がそれぞれ千葉県の別の高校出身または通学中です。今年は、専大松戸、我孫子、柏南、柏の葉、県立柏の5校に、我孫子の中央学院を加えた6校を応援しました。

 専大松戸、中央学院以外は県立です。千葉県では以前我孫子高校が2度甲子園に出ましたが、今は県立高校が優勝するのは難しくなっています。孫の1人は野球部のレギュラーになることを狙って県立のあまり強くない高校を選んだほどです。中央学院も準決勝まで行きました。

 専大松戸が甲子園に出るので、高校野球を見る楽しみが一層強くなりました。頑張ってほしいと願っています。

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2021年7月16日 (金)

学校の思い出-その11 ふれあい塾あびこ(NO.1490)

 学校の思い出の最後です。現在も続いている唯一の学習になります。

 2007年(平成19年)5月10日、友人に誘われてふれあい塾あびこの講座に参加しました。山岳写真家の鈴木菊雄氏の「利根川の山からヒマラヤへ」という講座でした。

 それから今日までふれあい塾あびこの講座に14年間、382回参加しています。NPO法人ふれあい塾あびこが主催する講座です。この講座は2000年9月に開塾され、今までに1219回開かれています。

 コロナウィルスが拡大するまでは、月6~7回開催されておりましたが、現在は月3~4回になっています。場所はいずれも我孫子市のアビスタ、けやきプラザ、市民ホールなどで、参加費は1回につき700円(コロナ以前)、1000円(コロナ以後)で、自分の好きな講座だけ申し込めるようになっています。約2時間の講座です。

 この講座の特徴は、内容が、世界情勢、世界や日本の歴史、経済、文学、絵画、音楽、旅行、登山、自然、老舗、落語、演芸など多種多様で、プロの演奏や上演なども楽しめます。真理ヨシコさんの歌のときには一緒に唄うのが楽しみでした。

 講師も素晴らしい方ばかりで、よくこんな人を呼べたと驚くような方が登場することもありました。

 参加するたびパソコンに講演のタイトルと講師名を記入していますが、この項を書くにあたり見直しました。講師やふれあい塾ののスタッフの中には亡くなった方もおられ、14年間の歴史を感じました。

 最近は足が弱ったのとコロナのせいで、出かけるのがしんどくなったため、我孫子で行われるふれあい塾が一番の楽しみとなっています。参加できる限り続けたいと思っています。

 そしてふれあい塾の方々にはあらためて深く感謝を申しあげます。

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2021年7月12日 (月)

東京に4回目の緊急事態宣言、オリンピックは無観客となる(NO.1489)

 2021年7月12日、東京に4回目の緊急事態宣言が出されました。

 東京と沖縄は8月22日まで緊急事態宣言、神奈川、埼玉、千葉、大阪はまんえん防止が8月22日まで継続されます。北海道、愛知、京都、兵庫、福岡はまんえん防止が解除されました。

 そしてオリンピックは、東京、神奈川、埼玉、千葉で行われる競技は無観客となりました。また、北海道、福島の会場も知事の判断で無観客となりました。コロナの感染拡大を防ぎ、オリンピックを安全に行うためには無観客が必要と判断されたためです。

 日本のプロ野球やサッカーなどなどは一定の制限を設けて観客を入れていますが、オリンピックは日本全体の行事であり次元が違います。観客を入れれば日本国内の人の移動が増えることは間違いありません。残念ですが、妥当な判断だったと言えます。

 コロナの中で無事に大会が終了すれば、この東京大会は記念すべき大会になると確信しています。我が家の子供や孫たちも一部の競技のチケットを確保していたので残念ですが仕方ありません。

 政府や関係者に望むことは、入国する選手や関係者の水際対策をしっかりやることです。例外を認めてはなりません。期間中の移動や行動にもしっかり気を配る必要があります。

 またワクチンの確保、接種の実施を確実にやることです。

 私たちは、テレビやSNSを通じて静かに応援しましょう。これが最後の緊急事態宣言とまんえん防止措置になることを願っています。

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2021年7月10日 (土)

友人が「我孫子の文化四十年の歩み」を出版した(NO.1488)

 令和3年7月7日友人から「我孫子の文化四十年の歩み」ー嘉納治五郎銅像建立記念特集ーが送られてきました。

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 331ページにも及ぶ大作です。副題にもあるように、嘉納治五郎氏の我孫子とのかかわりと銅像建設に至るまでの詳細が内容となっています。

 友人は我孫子の文化を守る会の会長を務めています。

 嘉納治五郎の銅像は、2年の準備期間をかけて昨年の令和2年4月に嘉納治五郎の別荘があった跡地に建立されました。華々しく除幕式が行われる予定でしたが、新型コロナウィルスの感染が拡大していたため急遽取りやめとなりました。4月15日にささやかなお披露目が行われました。

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 銅像は筑波大学や講道館にある銅像と同じく、彫刻家の朝倉文夫氏が嘉納治五郎の喜寿を祝して作成した原型が用いられています。見事な銅像です。

 なお「我孫子の文化四十年の歩み」を入手されたい方は下記までご連絡ください。定価1200円ですが、今回は1000円です。

 連絡先は

 美崎 大洋 我孫子の文化を守る会会長

 電話:04-7182-0861

 メール:mss_misaki@yahoo.co.jp

です。

 

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2021年7月 9日 (金)

やっとコロナワクチン2回目の接種が終わる(NO.1487)

 令和3年7月8日、我孫子駅前のヨーカ堂南口店3階のアビークオーレでコロナワクチン2回目の接種が終わりました。名戸ヶ谷あびこ病院の担当でした。

 1回目は名戸ヶ谷あびこ病院で6月4日に接種したのですが、2回目の予約が約5週間後になっており今まで待たされたのです。妻はかかりつけ医で1回目6月16日と遅れたのですが、2回目は3週間後の7月7日と私より早くなりました。

 私は1回目終了時に5週間後になっても効き目は変わらないかと確認しました。6週間以内なら大丈夫と言われ半信半疑でしたが、評判通り2回目のほうが痛みが残っているので、効いているのかと変な納得をしています。おそらく予約が遅れたのは名戸ヶ谷あびこ病院に予約が集中したためと思われます。

 病院の場所は必ずしも便利なところにあるわけではないため、途中から我孫子駅前のアビークオーレに変えたのでしょう。会場が広くなり、聞き取りや接種をする流れが数倍になったため、多くの人が来ていました。

 我孫子に住んでいる子供や孫たちも、市や企業での予約が取れて8月中には終了するめどが立ったようです。まずはホッとしています。

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2021年7月 8日 (木)

ありがとう松坂投手(NO.1486)

 令和3年7月7日、西武ライオンズの松坂大輔投手が今年限りで現役を引退すると発表しました。40歳まで頑張りましたが体調は元には戻らなかったようです。

 松坂投手にはいろいろ思い出があります。まずは甲子園での活躍です。1998年のセンバツ高校野球では松坂のいる横浜高校があっさりと優勝しました。そして春夏連覇のかかる夏の甲子園大会でドラマを見せてくれました。準々決勝ではPL学園と延長17回を戦い250球を投げて完投勝利、翌日の準決勝では明徳義塾戦で1回を投げて逆転勝ち、そして決勝戦では京都成章を相手にノーヒットノーランを達成しました。いまだにはっきり記憶しています。

 ドラフト1位で西武ライオンズに入団した後は、投手の各賞を獲得、2004年には日本一になりました。

 シドニーオリンピックとアテネオリンピクに出ています。

 2006年と2009年のWBCでは日本代表として優勝、MVPを獲得しています。

 レッドソックスに入団した年にはワールドシリーズ優勝に貢献しました。

 高校時代、西武時代、WBC,メジャーリーグとこれほど活躍した投手はほかにいないと思います。いろいろケガをしたせいで、200勝投手の名球会には入れませんでしたが、記録より記憶に残った投手としては類を見ません。

 松坂投手と同じ年代の選手を「松坂世代」と言いますが、松坂世代には数多くの選手が活躍しています。

 松坂投手、たくさんの思い出を残してくれてありがとう。これからも野球界のために活躍してくれることを望んでいます。

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2021年7月 7日 (水)

学校の思い出-その10 中国語講座(NO.1485)

 2004年(平成16年)4月から2009年(平成21年)4月まで5年間アビスタでの中国語教室中級に通いました。67歳から72歳のころです。

 月3回、火曜日の12時10分から約2時間、先生は台湾出身で日本人と結婚している中年の女性でした。楽しい先生でした。

 それまでに中国に2度行き、中国語は面白いと感じていました。そしてNHKラジオ講座で中国語の初級を何年か聴講していました。あびこ広報で中国語講座の受講生を募集していたのでそれに応募したのです。

 その教室はちょっと変わっていました。中国語の発音は通常ピンインを使って習うのですが、ピンインではなく昔からある(?)特殊な発音記号を使うのです。先生はピアノとエレクトーンの達人だったので、エレクトーンのある部屋が取れた時は中国語の歌を教えてくれました。例えば「北国の春」を中国語で歌うのです。

 生徒数は多い年で20名くらい、少ない時は10名あまりでした。ピンインを使わないので途中でやめる人もいました。大変家庭的な雰囲気で、5年間同じ顔触れの人が多くいました。一度台湾への旅行がありましたが、私は都合で参加できませんでした。

 2009年4月には発表会が行われました。先生が担当している他の教室との合同で、自己紹介を兼ねた中国語のスピーチ、中国語劇、中国語の歌の独唱などでした。

 それを最後に教室をやめました。友人から誘われていたグラウンドゴルフの会が同じ火曜日にあるためでした。

 5年間の教室は楽しかったですが、あまり上達した手ごたえはありませんでした。今は中国語の世界から外れたため、すっかり忘れた感じです。言葉は使わないと忘れるということを実感しています。

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2021年7月 4日 (日)

千葉県の聖火リレー公道を走らず(NO.1484)

 令和3年7月1日から3日まで、千葉県内の聖火リレーが行われました。

 最初の計画では21市町で走行することになっていましたが、新型コロナウィルスのまんえんが収まらないため、走行は中止となりました。我孫子市では我が家のすぐそばを走ることになっており、昨年から楽しみにしていたのですが、その機会は奪われてしまいました。残念です。

 その代わり行われたのは「トーチキス」と呼ばれる行事でした。会場のステージで、トーチからトーチへ聖火を移すというお遊びのようなイベントです。千葉県では7月1日は山武市の蓮沼海浜公園、2日は千葉市の幕張メッセ駐車場、3日は松戸市の松戸中央公園が会場となりました。

 それぞれ翌日の読売新聞千葉版のページに参加者の写真が出ていました。聖火を持ったランナーが公道を元気よく走ってこそ聖火リレーと思いますが、感染防止のためには仕方がないことなのでしょう。

 新聞の紙面では参加者の人たちが笑顔を作り、記事も懸命に持ち上げていました。オリンピックを盛り上げるため、皆さんそれなりの努力をされているのを見て、思わず笑ってしまいました。失礼!。皆さんにはありがとうと言いたいと思います。

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2021年7月 2日 (金)

学校の思い出-その9 男の料理教室と市民カレッジ(NO.1483)

 1998年(平成10年)3月にアコムを退職した後、4月に我孫子市が主催する男性料理教室に申し込みました。61歳のときです。

 それまで料理は食べるもので、自分で作るものではないと考えていました。ところが退職して時間ができるので作ってみようと思うようになりました。退職後の生活を豊かなものにするための挑戦の1つでした。

 たまたまその時にいただいた資料が残っていました。その後時々いただいたメニューを基にときどき料理を作ったので残っていたのだろうと思います。

 希望者が定員を超えたため抽選をしています。なんとか合格し5月9日から11月21日まで12回の実習がありました。会場は昔の中央公民館の調理室、講師は私より15歳くらい年上の優しい女性でした。抽選に合格したのは30名、5名ずつ6班に分かれてそれぞれ1つの料理に取り組みました。

 先生からは手書きの謄写版刷りのメニューをいただきました。1回目は豚汁、6回目はナスの中華風サラダ、12回目はパエリヤなどとなっています。5人で役目を分担して料理を作るのが大変楽しかったのを覚えています。毎回終わった後、自分たちの作品を味わいました。

 それからときどき私が厨房に立つようになりました。教室で習わなかった料理も、料理本を見ながら作るようになりました。妻が父親の看護で忙しくなったときは週に何度か作りました。

 でも今は料理はすべて妻が作ってくれます。残された人生、やはりおいしいものを食べて過ごしたいためです。しょせんアマはプロには太刀打ちできないと感じています。

 料理教室から11年後の2009年(平成21年)にはやはり我孫子市で主催する市民カレッジを受講しました。「我孫子を知る」講座でした。72歳のころです。

 5月14日から12月10日までの12回、場所は中央公民館の後に新築された生涯学習センター「アビスタ」でした。36名が参加、4班の世話役になりました。

 内容は「我孫子の歴史」、「我孫子に住んだ文化人」、「白樺派の人たち」と白樺文学館訪問など我孫子に関すことで、最後は「我孫子の市民活動」でした。

 我孫子に住んでいながら知らないことが多く、新しい発見がありました。

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