学校の思い出-その9 男の料理教室と市民カレッジ(NO.1483)
1998年(平成10年)3月にアコムを退職した後、4月に我孫子市が主催する男性料理教室に申し込みました。61歳のときです。
それまで料理は食べるもので、自分で作るものではないと考えていました。ところが退職して時間ができるので作ってみようと思うようになりました。退職後の生活を豊かなものにするための挑戦の1つでした。
たまたまその時にいただいた資料が残っていました。その後時々いただいたメニューを基にときどき料理を作ったので残っていたのだろうと思います。
希望者が定員を超えたため抽選をしています。なんとか合格し5月9日から11月21日まで12回の実習がありました。会場は昔の中央公民館の調理室、講師は私より15歳くらい年上の優しい女性でした。抽選に合格したのは30名、5名ずつ6班に分かれてそれぞれ1つの料理に取り組みました。
先生からは手書きの謄写版刷りのメニューをいただきました。1回目は豚汁、6回目はナスの中華風サラダ、12回目はパエリヤなどとなっています。5人で役目を分担して料理を作るのが大変楽しかったのを覚えています。毎回終わった後、自分たちの作品を味わいました。
それからときどき私が厨房に立つようになりました。教室で習わなかった料理も、料理本を見ながら作るようになりました。妻が父親の看護で忙しくなったときは週に何度か作りました。
でも今は料理はすべて妻が作ってくれます。残された人生、やはりおいしいものを食べて過ごしたいためです。しょせんアマはプロには太刀打ちできないと感じています。
料理教室から11年後の2009年(平成21年)にはやはり我孫子市で主催する市民カレッジを受講しました。「我孫子を知る」講座でした。72歳のころです。
5月14日から12月10日までの12回、場所は中央公民館の後に新築された生涯学習センター「アビスタ」でした。36名が参加、4班の世話役になりました。
内容は「我孫子の歴史」、「我孫子に住んだ文化人」、「白樺派の人たち」と白樺文学館訪問など我孫子に関すことで、最後は「我孫子の市民活動」でした。
我孫子に住んでいながら知らないことが多く、新しい発見がありました。
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