ありがとう松坂投手(NO.1486)
令和3年7月7日、西武ライオンズの松坂大輔投手が今年限りで現役を引退すると発表しました。40歳まで頑張りましたが体調は元には戻らなかったようです。
松坂投手にはいろいろ思い出があります。まずは甲子園での活躍です。1998年のセンバツ高校野球では松坂のいる横浜高校があっさりと優勝しました。そして春夏連覇のかかる夏の甲子園大会でドラマを見せてくれました。準々決勝ではPL学園と延長17回を戦い250球を投げて完投勝利、翌日の準決勝では明徳義塾戦で1回を投げて逆転勝ち、そして決勝戦では京都成章を相手にノーヒットノーランを達成しました。いまだにはっきり記憶しています。
ドラフト1位で西武ライオンズに入団した後は、投手の各賞を獲得、2004年には日本一になりました。
シドニーオリンピックとアテネオリンピクに出ています。
2006年と2009年のWBCでは日本代表として優勝、MVPを獲得しています。
レッドソックスに入団した年にはワールドシリーズ優勝に貢献しました。
高校時代、西武時代、WBC,メジャーリーグとこれほど活躍した投手はほかにいないと思います。いろいろケガをしたせいで、200勝投手の名球会には入れませんでしたが、記録より記憶に残った投手としては類を見ません。
松坂投手と同じ年代の選手を「松坂世代」と言いますが、松坂世代には数多くの選手が活躍しています。
松坂投手、たくさんの思い出を残してくれてありがとう。これからも野球界のために活躍してくれることを望んでいます。
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