過去最大の緊急事態宣言(NO.1501)
2021年8月17日菅首相は記者会見を開き、8月20日から9月21日まで緊急事態宣言とまんえん防止措置の追加と延長を発表しました。
これで緊急事態宣言は、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、沖縄に加えて、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の13都府県になりました。まんえん防止措置は、北海道、福島、石川、愛知、滋賀、熊本に加えて、宮城、富山、山梨、岐阜、三重、岡山、広島、香川、愛媛、鹿児島の16道県になりました。合計29都道府県で過去最大です。
感染者も7月30日に1日あたり1万人を超えてからだんだん増え、8月14日からは2万人前後を数えています。少なかった死者も8月17日には1日あたり47人になりました。感染力の強いデルタ型のせいと思われます。
パラリンピックも無観客で行われることが決まりました。高校野球も2校がコロナ感染者が出たため辞退することになりました。夏の大会で大会期間中の辞退は初めてです。
緊急事態宣言を出しても感染を防ぐ効果的な手は見つからず、国民の自粛とワクチンの普及しかないようです。世界的に見てもアメリカやイギリスなどは、特に規制はせず、ワクチン任せ、コロナ任せというようになっています。そのうち収まると感じているのではないでしょうか。もしかしたら、日本もそんな感じになるかもしれません。
たしかに過去の歴史を見ても収まらなかったパンデミックはありません。ただ、それまでにどれほど犠牲者がでるかでしょう。犠牲者を少なくする努力は怠ってはならないと思います。
| 固定リンク
コメント