4回目の大腸憩室出血(NO.1499)
2021年8月7日朝いつものようにトイレに行くと出血がありました。今までの経験からまた大腸憩室出血だと分かりました。4度目です。
私の場合この病気は突然やってきます。何の前触れもなく痛みもありません。しかし突然出血するので、旅行や泊りがけの外出はあきらめています。
1度目は2016年10月でした。早朝に何度も出血があり、何の原因かわからずあわてて救急車を呼びました。名戸ヶ谷あびこ病院に運ばれそのまま入院となりました。そこで初めて大腸憩室出血という病名がわかりました。絶食し、止血剤と食事代わりの点滴が6日間続き、11日間の入院でした。
2回目は2年後の2018年10月日曜日の午後でした。トイレに行ったら便器が真っ赤な血で染まりました。大腸憩室出血の再発間違いなしと分かりました。名戸ヶ谷あびこ病院に電話して妻に送ってもらいそのまま入院となりました。前と同じ治療で13日間入院しました。
3度目は5か月後の2019年3月でした。前2回と様子が違っていました。出血が少量で済んだのです。連続してトイレに行くこともありませんでした。それで止まったと思い軽く食事をとりました。ところが夜中に何度か出血したので、翌日妻に名戸ヶ谷あびこ病院に送ってもらい外来で診察、点滴と薬をもらって帰りました。そしてやはり軽く食事をとったのです。それが間違いでした。その夜も出血が止まらず結局は入院となってしまいました。入院期間も一番長く14日間となりました。
4度目の今回は3度目の経験が活きました。出血後、昼食と夕食は取らず、前回もらった薬がほとんど手つかずで残っていたためその薬だけ少量の水で飲みました。翌日からは流動食にしました。アルコールも禁酒です。3日目に完全に出血は止まり、6日目には普通の食事がとれるようになりました。
入院せずにすんだのです。私の入院は命を懸けている方の入院や、入院しても肉体的または精神的な苦痛のある方に比べると、まったく楽な入院かもしれません。痛みや恐怖はありませんし、点滴だけ我慢して時を待てばいいのです。それでも入院は避けたかったのです。コロナの影響で誰にも会えず、じっとベッドで我慢をしているのはいやなものです。
いつ5回目がやってくるかもしれませんが、貴重な体験でした。
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