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2021年9月24日 (金)

「新しい歴史教科書」を発行する自由社が国家賠償請求訴訟を提訴(NO.1513)

 手賀沼通信第278号に投稿いただいた「新しい歴史教科書をつくる会」の埼玉県支部長の篠原寿一氏から「つくる会FAX通信」をいただきました。「自由社が国家賠償請求を提訴」についてのFAXでした。

 内容は次の通りです。

 「『新しい歴史教科書』を発行する自由社は9月21日、文科省の令和元年度検定において「違法検定」がなされ、その結果著しい被害を被ったとして、逸失利益など計1200万円を求めた国家賠償請求訴訟を提訴しました。

 被告は国(上川陽子法務大臣)に加え、検定の実質責任者である中前吾郎主任教科書調査官、村瀬信一教科書調査官(自由社担当)、黒沢文貴教科書検定審議会社会科部会歴史小委員長の個人三氏となります。

 自由社は訴状において、中前吾郎と村瀬信一両被告が、共謀のうえ、一発不合格制度を適用して自由派を不合格にすることを企て、検定意見を水増しし、合計405件にまで検定意見を積み上げたとしました。さらに黒沢文貴小委員長については、水増しされた検定意見であることを知りながら、同小委員会を主導して405件の一発不合格の検定意見を決定したとして、三氏の検定における違法性を訴えました。またその証拠として、ダブルスタンダード事例を含む50件の違法検定意見を提出しました。(後略)」

 篠原さんはコメントとして、

 「国家賠償請求裁判はなかなか難しい裁判だそうですが、文科省の左傾化をこれ以上放置することは危険であり、国家として日本国のためにならないという判断です。私も当事者の一人として記者会見に臨みました。産経新聞は掲載してくれましたが、他の新聞は無視なのでしょうね。司法省記者クラブの会見では10社以上のマスコミが出席しましたが、文科省記者クラブは5~6社でした。」とありました。

 全く別の話ですが、自民党総裁の候補になっている河野太郎氏の父親の河野洋平氏は官房長官時代にいわゆる従軍慰安婦の強制性を認めたうえ、謝罪するという「河野談話」を発表した張本人です。これがありもしない従軍慰安婦問題を大きくしました。

 自由社の教科書は従軍慰安婦を否定しています。

 私個人としては河野氏を応援していますが、もし総理になったときにも、この裁判に横やりを入れることはないと信じています。

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