東京パラリンピックが終わった(NO.1507)
2021年9月5日、13日間にわたって私たちに感動を与えてくれた東京パラリンピックが終わりました。
7月23日から始まった東京オリンピックと東京パラリンピックがすべて幕を閉じたことになります。パラリンピックもオリンピックと同じように新型コロナウィルスのため1年延期され、無観客で行われました。史上初めてのことでした。
パラリンピックの閉会式は9月5日午後8時から東京・国立競技場で行われました。「多様性と調和」をテーマに、障害の有無にかかわらず互いを認め合う共生社会の実現を、鮮やかな色彩と音楽と人間のアクションで演出しました。印象に残る見事な閉会式でした。
パラリンピック旗が小池都知事からパリ市長に引き継がれました。次回は3年後の2024年です。
私にとってパラリンピックは新しい応援の仕方を教えてくれました。オリンピックは国と国との争いという感じで、何とか金メダルを取ってほしいと思っていました。ところがパラリンピックはメダル争いというより、アスリートがそれぞれの目標を達成してほしいと願うようになりました。
初めに水泳の競技を見た時、皆さん障害を克服して、体のハンデを感じさせない泳ぎでゴールを目指していました。メダルや順位など気にしていない感じでした。感動でした。中にはメダルを目指す人もいるのは当然ですが、結果としてメダルを勝ち得た人のほうが多いように思いました。
コロナの中、頑張ってくれたアスリートやボンティアの人たちに感謝感謝です。そしてこの大会は日本でなければ開催できなかったと思っています。
最後に記録としてメダルの数を残します。
東京パラリンピックは金13、銀15、銅23、総数51個でした。国別では、金、総数とも11位でした。
東京オリンピックの金27、銀14、銅17より、銀と銅の数は上回りました。
前回のリオパラリンピックは金ゼロで、合計24個でした。今回は、アテネ大会の金17、総数52個に次ぐ成績でした。
東京大会は終わりましたが、パリを目指してアスリートの皆さんのご健闘を祈っています。
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