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2021年9月 4日 (土)

菅首相が突然次期総裁選に不出馬を表明(NO.1506)

 菅首相が令和3年9月3日、それまでの態度を豹変、突然次期自民党総裁選への不出馬を表明しました。菅首相は10月上旬で退陣することになります。

 読売新聞によると、新型コロナウィルス対応への批判に加え、党内の求心力が低下し、党総裁選(9月29日投開票)での再選は困難と判断したとありました。

 私の愚見では、新型コロナウィルス対策の失敗は、菅首相にも責任があるかもしれませんが、アベノマスクに代表される安倍前首相の失政を引き継いでいたこともあると思います。それに、国産ワクチンの開発の遅れ、外国産ワクチンの入手の遅れ、人口比で世界一の病床数がありながらコロナ患者受け入れを拒否する病院が多いなどの、日本の医療行政のお粗末さなどが足を引っ張ったのではないかと思います。厚生労働省や医師会などの罪も大きいと思います。

 菅首相の功績は、デジタル庁の設置、コロナ禍の中でオリンピック、パラリンピックを成功させたことです。

 ただ、これも私見ですが、菅首相には一国の首相としての風格が足りなかったような気がします。真面目な感じは受けますが、明るさ、信念、国民への説明、安心感、信頼感、リーダーシップが足りませんでした。

 後釜はだれになるでしょうか。岸田氏、河野氏、石破氏などの名前が挙がっていますが、何か物足りない気がします。

 田中角栄が勝利したときは、「三角大福中」と5人の大物がいました。結果的には5人とも首相になりました。「安竹宮」では2人が首相になり、安倍氏は息子が首相になりました。

 いずれにせよ日本を輝かしい国にし、日本人を幸せにしてくれる人が次期首相になってほしいと思います。

 

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