衆議院議員選挙-中選挙区制に戻すべき(NO.1529)
令和3年10月31日衆議院議員選挙が行われました。岸田新首相になって、新内閣、新党組織のもとに約1か月後に行われた選挙でした。結果は次の通りでした。
獲得議席 選挙前議席
・自民 261 276
・立民 96 110
・維新 41 10
・公明 32 29
・国民 11 8
・共産 10 12
・その他 14 16
自民党は選挙前の議席から減らしたものの、過半数(233)を上回りました。公明党と合わせた与党では国会を安定的に運営できる絶対安定多数(261)を上回りました。
立憲民主党は、共産、国民、れいわ新撰組、社民と5党連合を組みましたが、かえってそれが逆に作用したものと思われ数を減らしました。極端に政策の違う共産党と組んだため、支持者離れをおこし、無党派層からもそっぽを向かれたのではないでしょうか。私の独断ですが、日本の共産党は、名前が同じ一党独裁の中国の習近平の共産党とイメージが重なると思います。
日本維新の会は41名と4倍以上に数を伸ばしました。大阪を中心として関西地方で強さを発揮しました。
驚いたのは自民党の派閥の領袖の1人の石原伸晃氏と自民党の甘利幹事長が落選したことです。甘利氏は比例で救われましたが、石原氏は比例も及びませんでした。
私の千葉8区は失言を繰り返しオリンピック大臣を更迭された桜田義孝氏が敗れました。私が当選してほしくないと願っていた人です。ところが比例で当選しました。比例で救われたのは3回目です。
今の小選挙区制は改革すべきです。私は自民党の候補に投票したいのですが、桜田氏以外に候補がいないのです。仕方なく嫌いな共産党と結びついた立憲民主党の本庄氏に投票することになりました。棄権も考えましたが、棄権はしたくないと思ったからです。
若い人の投票率が低いと問題になっていますが、投票したい人がいないと棄権するしかありません。以前の中選挙区制のほうがよかったと思います。
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