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2021年12月 9日 (木)

海外旅行の思い出-その3 イタリアとオランダ/ベルギー/フランス(NO.1543)

 妻の両親を見送ってから妻が自由に旅行に行けるようになったので私たち二人の海外旅行が復活しました。

 2006年(平成18年)5月に阪急旅行社の「クリスタルハート・ゆったり旅するイタリア13日間」というパック旅行に参加しました。

 妻の両親が健在だったころのカナダ旅行から10年ぶりの海外旅行でした。この時から2人での海外旅行はすべて妻が旅行先やコースを選びました。ちなみに国内旅行もすべて妻が選んでいます。

 妻にとっては久しぶりの旅行だったのでいろいろ準備が大変でした。パスポートを取りましたが、ICチップが入った新しいパスポートに変わっていました。大型のスーツケースや電気ポットを購入したり、携帯電話を海外からの通信が可能な3Gにしたり、デジカメを買ったりしました。旅行では家を完全に留守にすることを考え、銀行の貸金庫を借りました。

 イタリアを選んだのは当時妻が熱中していたオペラに関係が深かったためです。そしてシチリアまで足を延ばせるコースにしました。

 ミラノ、ベネティア、フィレンツェ、シエナ、ローマ、バチカン、カプリ島、アマルフィ、ポンペイ、アルベルベッロ、タオルミーナ、アルメリーナ、アグリジェント、パレルモなどの観光が楽しめました。このツアーの特徴はイタリア1国を北のミラノから南のシチリアのパレルモまで、各都市の名所をじっくり丁寧に回ることにありました。

 食事にも時間をかけ、ワインやイタリア料理のおいしさを味わうことができました。イタリアの歴史、遺跡、文化、美術などにも触れることができました。旅の仲間は19名、皆さん愉快な気の置けない人たちばかりでした。旅行の後、2組のご夫婦には手賀沼通信をお送りしています。添乗員にも恵まれました。

 イタリアに魅了され、旅行の後イタリア語をNHKのラジオ講座でしばらく勉強しました。妻はシチリアで初めて味わった「ドンナフガータ」のシチリアワインを今でもネットで探して注文しています。

 その翌年の2007年(平成19年)4月にはオランダ/ベルギー/フランスの旅をしました。

 阪急旅行社の「トラピックス・オランダ・ベルギー・モンサンミッシェル・パリ9日間」というパックツアーに参加しました。同じ阪急旅行社でも、トラピックスはクリスタルハートに比べるとちょっと下のランクになります。イタリア旅行と比べるとその違いが判りました。

 妻がこの旅行を選んだのはオランダのチューリップと花パレードを見るのと、フランスのモンサンミッシェルに行きたいためでした。

 この旅行はイタリア旅行と違って3つの国の目玉観光をすることを目的としていました。いいとこどりの手軽な旅行でした。回る場所は限られていましたが、じっくり楽しむことができました。

 オランダではアムステルダム市内観光、ノールドワイクの花パレード、リッセのキューケンホフ公園、キンデルダイクの風車でした。

 ベルギーではブリュッセルとブルージュの市内観光でした。

 フランスではモンサンミッシェルとモネの庭園とファンテーヌブロー城が主で、パリ市内の観光はちょっとだけでした。

 モンサンミッシェルはその島(?)内にあるホテルに宿泊しました。あとで珍しいことだということがわかりました。おかげで夜と早朝のモンサンミッシェル島の散歩が楽しめました。

 オランダのチューリップは花の盛りでした。ベルギーではムール貝の豪快な食べ放題がありました。フォンテーヌブロー城ではナポレオンと同じ場所に立つことができました。

 海外旅行ではそれぞれの国で、それぞれ特有の文化が学べるということがわかりました。それが海外旅行の最大の魅力の一つかもしれません。

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