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2021年12月 4日 (土)

海外旅行の思い出-その2 カナダとアラスカ(NO.1541)

 初めての海外旅行でヨーロッパに行った翌年、1997年(平成8年)6月から7月にかけて夫婦2回目の海外旅行でカナダに行きました。妻が両親の介護と看護に入る前の最後の旅でした。

 カナダを選んだのは、妻が習っていた英会話の先生がカナダトロント出身であったこととナイアガラの滝を見たいという理由からでした。

 近畿ツーリスト「熟年の旅カナダハイライト周遊10日間」という8泊10日のパック旅行でした。私たちの海外旅行は次に出てくるアラスカ旅行以外はすべて4月後半から7月にかけてとなっています。理由は暖かいため軽装で行けるのと、現地の日が長く遅くまで明るくて1日を長く楽しめるためです。料金は冬のほうが安いのですが、ベストシーズンは快適な旅行が楽しめます。

 カナダでのルートはトロント、ナイアガラ、ケベック、モントリオール、バンフ、カナディアンロッキー、ビクトリア、バンクーバーと東から西に移動しました。旅の仲間は11組22人の夫婦で59歳と53歳の私たちが一番の若手でした。

 カナダは英語の通用する国と理解していましたが、ケベックとモントリオールはフランス語圏でした。

 ナイアガラとカナディアンロッキーの素晴らしい景観に圧倒されました。日本ではお目にかかれない雄大さでした。ナイアガラはアメリカという理解が現地に行ってみて間違っていたと分かりました。ナイアガラのカナダ滝がアメリカ滝の10倍のスケールでした。

 アラスカに行ったのは2008年9月です。妻の両親は亡くなっていました。妻が以前からぜひオーロラを見たいというのでアラスカを選びました。

 アラスカのフェアバンクスは年間240日くらいオーロラが見られると言われています。オーロラの観光シーズンは9月から3月までです。9月は寒さがそれほど厳しくなく紅葉も楽しめるとのことだったので、クラブツーリズムの「JALチャーター直行便利用!秋のアラスカ大満喫7日間」というパックツアーを利用しました。

 フェアバンクスから100キロほど離れたチェナ温泉に3連泊し3夜続けてオーロラを見ることができました。妻はこの旅行直前に足をねんざし、痛い足を引きずりながらのオーロラ見物でした。

 北極圏までのバス旅行で、黄色一色の秋を楽しむことができました。カナダでは赤い紅葉は見られませんでした。アリエスカでは氷河クルーズで地球温暖化でおなじみの氷河が海に崩れ落ちるシーンも見ることができました。

 実は私たちは海外旅行では定番のハワイやアメリカ本土に行くことはありませんでした。私は会社のイベントでハワイに行っていますが、簡単に行けるので最後はハワイにしようと言っているうちに、二人とも足の痛みを抱えることになり、海外旅行も国内旅行もできなくなってしまいました。

 カナダとアラスカで目的は果たしたのでアメリカには思い残すことはありません。

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