国内旅行の思い出-その7 四国(NO.1570)
私は四国愛媛県出身で松山南高校卒業のため、愛媛県と香川県はよく知っていますが、高知県と徳島県を旅行したのはかなり遅くなってからです。
徳島県は47都道府県の中で一番最後に足を運んだ県となりました。
高知県は隣の県ですが、高校時代のころは舗装していない砂利道を山を越えていく必要があったため、日帰りは無理で1泊しなければ往復できませんでした。
高知県を最初に訪れたのはアコム教育部勤務中の時、教育部長や研修関係者と一緒に坂本龍馬全国ファンの集いに参加したことでした。竜馬が脱藩することになった高知県梼原町でイベントが行われました。1995年(平成7年)、58歳の時でした。桂浜の竜馬記念館や高知城や日曜市も見て回りました。
父の13回忌と母の17回忌をふるさとで行ったときにも、ついでに高知県まで足を延ばし、足摺岬や桂浜の再訪をしています。瀬戸内海の愛媛県と太平洋の高知県の違いを実感したものです。
徳島県は2013年(平成25年)76歳にして初めて行きました。阿波踊り見物、祖谷のかずら橋、鳴門の渦潮観光です。このツアーは香川県の善通寺や栗林公園、高知市のよさこい踊り見物もセットになっていました。よさこい踊りと阿波踊りは特設会場の観覧席から見ることができ、その迫力に圧倒されました。
妻とは個人旅行で小豆島と金刀比羅宮にそれぞれ別の機会に行っています。
松山市から電車で20分ほどの伊予市に帰省するときは、両親が健在の間は実家に泊まっていました。両親がなくなった後は妹が家を守っていましたが、お互い年を取ってきたため、妻と二人で帰省の際は松山市のホテルや道後温泉の旅館に泊まるようになりました。ゆっくり時間が取れるため、改めて故郷の良さを感じたものです。
四国で心残りが一つあります。実は64歳でサラリ-マンをやめた時、四国八十八カ所を歩いて巡礼するプランを立てたのです。地図や本を買い込み、歩いて回る行程を調べて現地の情報も集めました。通しで回ると30日から40日かかります。ところがその後不定期な仕事が入るようになったり、海外旅行や国内旅行に行くようになったりして、八十八カ所巡りの機会を失ってしまいました。いまだに残念に思っています。
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