国内旅行の思い出-その5 近畿(NO.1565)
近畿地方の旅行は中学校の修学旅行から始まります。1951年(昭和26年)中学3年の時です。当時運行されていた別府航路の汽船で神戸港か大阪港(どちらかは覚えていません)に着き、奈良と京都と大阪を見学しました。
近畿地方を訪れるのは初めてです。奈良の興福寺、京都の銀閣寺、大阪の大阪城を鮮明に記憶しています。電車の速さに驚きました。四国では経験したことのないスピードでした。
その後近畿地方で一番多く旅行したのは京都です。行った回数は大阪のほうが多いかもしれませんが、それはほとんど仕事での出張でした。
京都は四季を通じて行くたびに新しい発見がありました。京都の観光地は行きつくしましたが、3つだけ印象深いところを挙げるとすれば、東福寺の紅葉と嵐山の花灯路の竹林と坂本龍馬の寺田屋です。
神戸も大好きです。新婚旅行は京都から有馬温泉、六甲山を超えて神戸に立ち寄りました。神戸の異人館、ルミナリエも楽しい思い出です。
2007年11月には修学旅行以来の奈良を訪ねました。その時初めて法隆寺と吉野に行きました。吉野山は桜で有名ですが、秋の吉野は静かなうえ紅葉がきれいで、妻と二人で3時間ほど歴史を感じながら歩くことができました。
法隆寺はその後娘一家を案内して再訪しました。奈良線沿線の宇治の平等院と伏見稲荷はセットで見物できました。
世界遺産の姫路城は桜が満開の時、国宝の彦根城は紅葉真っ盛りの時に行きました。彦根城の玄宮園の紅葉ライトアップは今でも目に残っています。
弘法大師空海の高野山と伝教大師最澄の延暦寺も公平に訪ねています。琵琶湖と天橋立も素晴らしかったです。伊勢神宮は2度の式年遷宮の時に行きました。2度目の時は志摩半島にも立ち寄りました。
我孫子高校が甲子園に出たとき、夜行の応援列車で駆け付け応援したのも懐かしく思い出されます。淡路島と明石海峡大橋は鳴門の渦潮を見た帰りに通りました。ゆっくり観光できなかったのが残念でした。
もう一つ残念だったのは、2018年10月に熊野古道をめぐるパック旅行を申し込んでいたのですが、大腸憩室出血で入院したためキャンセルせざるを得なかったことです。これは私の持病となり、その後は泊りがけの旅行は断念することになりました。
| 固定リンク
コメント