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2022年4月 1日 (金)

成人になってもビールは飲めません(NO.1583)

 令和4年4月1日から改正民法が施行され、20歳だった成人年齢が18歳に引き下げられました。

 民法の成人年齢に関する改正は146年ぶりです。若者の成人の定義を変えることによって、若者の自立を促し、社会の活性化を図ることが狙いだそうです。

 各自治体では成人式をどうするか、いろいろ苦労しているようです。

 OECD加盟国のほとんどが18歳成人を採用しており、国際標準に合わせることもあります。選挙の投票権も18歳に引き下げられます。親の同意なしに携帯電話やクレジットカードなどが契約可能になります。ただ契約取り消しが簡単にできなくなるため、トラブルも懸念されています。有効期間10年のパスポートも取得できます。ただ女性が結婚できる年齢は16歳から男性と同じ18歳に引き上げられます。

 民法改正と同時に改正少年法も施行され、事件を起こした18歳、19歳は「特定少年」とされ、厳罰化が図られます。

 ところが、飲酒、喫煙、公営ギャンブルは引き続き20歳以上となり、18歳、19歳は禁止です。

 そこで世界各国の飲酒可能年齢を調べてみました。

 アメリカは21歳ですが州によって違います。カナダは18歳~19歳で州によって違います。18歳から可能なのは、イギリス、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、台湾などです。ドイツは18歳ですが、ワインとビールは16歳から飲めます。韓国は19歳、中国は明確な規定がありません。

 日本は世界的に見ると年齢制限が厳しい国になります。ただ自分の例からすると、この年齢制限はあまり守られていないような気がします。大学に入ったのは19歳でしたが、大学生は1年生から酒もたばこも自由でした。先輩や先生から注意を受けたことはありませんでした。おそらく今も変わっていないのではないでしょうか。部活やサークル活動の新入生歓迎会などではビールなどが出てくるようです。

 でも法的には18歳、19歳は成人になってもビールは飲めません。ちょっと若者が気の毒な感じがしています。

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