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2022年6月24日 (金)

参議院制度改革を唱える党はなぜ出てこない(NO.1610)

 令和4年6月22日、参議院議員選挙が公示され7月10日の投票に向けて選挙戦に入りました。545人が立候補、女性候補の割合は過去最大と報じられていました。定数は前回の選挙と同じく3名増えました。

 私はこの参議院議員選挙を腹立たしく感じています。

 3年前の参院選の直前「参議院は日本にとって必要か」というブログを書きました。その前年の2018年に、1票の格差が憲法に違反しないよう参議院の定数を6人増やしたのです。

 人口は少子化のため減少に転じていました。そんな時定数を減らして憲法違反に備えるのではなく、わざわざ定数を増やして憲法違反を防ごうとしたのです。議員を増やせばそれだけ費用が掛かります。今の国会は定数を減らすことができないのです。自分か仲間の首を切ることになるからです。そのため増やしたのです。日本のためを考えている議員はいないということを実証した感じです。

 それにもかかわらず2019年の参院選挙が終わったとき、また1票の格差が生じたとして、弁護士グループが選挙の無効を求めて全国の高裁に一斉提訴をしました。私は「やはり参議院選挙制度の見直しが必要」のブログを書きました。

 2回のブログで書いた内容を繰り返します。

 「2院制を敷いているのは2016年現在、192か国中77か国で約40%です。欧米の主要国は北欧を除きほぼ2院制です。中国、韓国、台湾などは1院制です。

 ところが2院制といっても議員の任期や選出方法は各国まちまちです。日本のように直接選挙で各選挙区の人口に基づいて議員が選ばれるのは日本とイタリアくらいです。アメリカも直接選挙ですが上院は各州定員2名です。人口には比例しません。

 政治論者の意見は、2院制のメリトッは国民の良識を代表する第2院が第1院の衝動的な行動に待ったをかけられることがあるが、デメリットとしては、両院の機能が重複しているときは無駄であり、ねじれ現象になれば政治が混乱するとしています。はたして今の参議院がメリットを有効に生かしているでしょうか。デメリットばかりが目立っているように思えてなりません」

 そしてその年10月からは消費税が10%に引き上げられました。

 その後も少子高齢化と東京への人口集中は加速しています。今後も参院選が行われるたび憲法違反の問題は消えないでしょう。

 いまの参議院は衆議院のコピーでしかありません。存在価値はどこにあるのでしょう。参議員議員にかかる歳費や諸経費や選挙に多額な経費がかかるだけです。アメリカにならって、参議院議員の定数は各県2名に変えることなども考えてはいいのではないでしょうか。

 国会では「参院改革協議会」を設けて参院のあり方を考えているそうですが、今年の選挙公約に参議院改革を唱える党は見当たりません。マスコミも参議院改革については全く論じていません。

 こうなったら国民が改革を訴えるしかありません。非難の嵐を浴びるかもしれませんが、国民が選挙を棄権し投票率が10%を切ったりすれば政府や国会議員も考えるのではないかと、とんでもないことを考えています。

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