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2022年6月 5日 (日)

子供の出生数が過去最少、死亡数が戦後最多で人口減少はどうにも止まらない(NO.1604)

 令和4年6月3日厚生労働省が2021年の人口動態統計を発表しました。

 1年間に生まれた子供の数は81万1604人で6年連続で過去最少を更新しました。1人の女性が生涯に産む子供の数を示す「合計特殊出生率」は1.30で6年連続の低下でした。ちなみに2020年の数字ですが、韓国が0.84で最小、フランスが1.83、アメリカは1.64となっています。

 一方死亡者数は143万9809人で戦後最多となりました。出生数から死亡数を引いた人口の自然増減は62万8206人で過去最大の人口減となっています。

 厚労省は出生数の減少の原因は15~49歳の女性人口が前年より44万人減ったことに加え、新型コロナウィルス渦での出産控えが一因となったとみています。

 私は別の見方です。1つは若者が以前ほど結婚しなくなったこと、2つ目は結婚しても産む子供の数が少なくなったことが原因とみています。

 人口減少を防ぐには、結婚しない原因を突き止めて、それを防ぐ対策を取ることが必要と思います。

 まず若者の意思改革が大切です。また、結婚できる所得がない、共稼ぎで子育てができる環境がない、だから結婚できないという声もよく聞きます。

 若者の親の世代を含めて、社会全体で少子化を防ぐことが必要でしょう。女性が働くのが当たり前の社会になっています。結婚年齢も高くなっています。子育てを女性だけに任せるのではなく男女共同して子供を育てる必要があります。教育費にお金がかかる時代になっています。働く人の所得をもっと上げることも考えなくてはなりません。

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