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2022年8月21日 (日)

大河ドラマシリーズー1 第1作~第3作(NO.1627)

 今年いっぱい、NHKの大河ドラマ第61作「鎌倉殿の13人」が放映中です。私は途中で見るのをやめましたが、高校生の歴史好きの孫娘が夢中になって見ています。

 大河ドラマは1963年に始まり、60年間に61作が放送されています。年数と作品数が合わないのは1993年から94年の2年間に3作品が放送されたためです。それ以外に2009年から3年間にわたってスペシャルドラマ「坂の上の雲」が放送されましたが、大河ドラマ61作品には含まれていません。

 今回から大河ドラマシリーズとして、過去の大河ドラマの歴史を振り返ってみたいと思います。今回は第1作~第3作です。

 第1作は「花の生涯」です。

 1963年放映、主人公は井伊直弼、主演俳優は尾上松緑、原作者は船橋聖一、脚本は北条誠、平均視聴率は20.2%(34位)です。なお平均視聴率は60作までで()内の数字は60作中の順位(今年の「鎌倉殿の13人」はまだ平均視聴率が出ていないので対象外)を示しています。

 井伊直弼は彦根藩の14男として生まれました。一生部屋住みの身を覚悟して、自分で名づけた埋木舎(うもれぎのや)で過ごしていましたが、兄の死などで彦根藩主となりました。その後幕府の要人となり出世を重ね大老に上り詰めました。

 そこでとんでもないことをやってしまったのです。天皇の勅許を得ずして日米修好通商条約を結び、政敵を蟄居させ、尊王の志士たちを処刑してしまいます。安政の大獄です。今のミャンマーの軍事政権がやっているような弾圧をやったのです。結んだ条約は不平等条約で明治政府を悩ませました。

 そのため水戸浪士に桜田門外で暗殺されました。日本史上まれにみる悪人ですが、「花の生涯」では別の描き方をしていました。中井貴一の父親の佐田啓二や淡島千景などが出演し作品に色を添えていました。

 第2作は「赤穂浪士」です。

 1964年放映、主人公は大石内蔵助、主演俳優は長谷川一夫、原作者は大佛次郎、脚本は村上元三、平均視聴率は31.9%(4位)です。平均視聴率こそ4位ですが、最高視聴率は吉良邸打ち入りの回が53.0%で、これは大河ドラマ全体の最高視聴率となっており、いまだこの記録は破られていません。

 この物語の筋書きは改めて書くまでもありませんが、浅野内匠頭の話から始まり赤穂浪士の切腹までです。出演者は長谷川一夫を中心として映画界や歌舞伎界や演劇界のスターを集めた感じでした。

 芥川也寸志(芥川龍之介の三男)が作曲したテーマ曲も評判となりました。「大河ドラマ」という定義ができたのはこの第2作からです。私も「赤穂浪士」から大河ドラマを熱心に見るようになりました。

 第3作は「太閤記」です。

 1965年放映、主人公は豊臣秀吉、主演俳優は緒形拳、原作者は吉川英治(新書太閤記)、脚本は茂木草介、平均視聴率は31.2%(6位)です。

 前2作が歌舞伎界や映画界の大スターが主役を演じましたが、この作品では新国劇の若手だった緒形拳が主役に抜擢されました。織田信長を演じた高橋幸治も文学座研修生から選ばれました。2人ともこの大河ドラマがスターへの入り口となりました。

 あらすじは秀吉が木下藤吉郎のころから天下人となり死ぬまでを描いています。私はこの作品も放送を待ちかねるようにしてみていました。28歳、独身最後の年でした。

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