日本国内のコロナの死者が4万人を超える。全数把握の見直しが今日から4県で始まる(NO.1631)
令和4年9月1日、306人の死亡が確認され、コロナの累計の死者数が4万248人となりました。
第7波では感染者が急増したため、死者数も過去最多となっています。4か月足らずで1万人増えました。80歳以上が死者数の74%を占めており、持病を悪化させて死亡する例が目立っています。私も心臓に持病があるため要注意です。
今日から感染者の「全数把握」の方法が見直され政府の方針に従って、宮城、茨城、鳥取、佐賀の4県で県独自の方法で新たな仕組みを実施することになりました。
いままではすべてのコロナ感染者の住所氏名などを確認して報告する「全数把握」の方式を取っていましたが、医療機関や保健所の事務的な負担が多いとの声が相次いだため見直しをすることが決まりました。ところが見直しする方式について、国が一律の方式を決めることをせず、各都道府県に独自に決めるよう丸投げしたため、ほとんどの知事が反発し政府に新しい仕組みを考えるよう要求しています。それまでは今のやり方で行くことになりました。
4県はあえて独自の方式を取ることになりましたが、その勇気は称賛に値します。
政府と厚労省役人の無策が浮き彫りにされました。7月22日以後、1日を除いて8月末まで1日当たりの感染者の世界最多記録を更新し続けました。9月1日になってやっとアメリカを下回りましたが、まだまだ全国の感染者は高水準にとどまっています。
早く政府が新しいシステムを導入すべきと考えます。
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