全都道府県でコロナの全数把握の方法が変わった(NO.1638)
令和4年9月26日からコロナの全数把握の方法が変わりました。
いままではコロナにかかった患者の氏名と連絡先などを診断した医師が保健所に届ける必要がありました。この作業が医師の診療以外の負担を増やしていました。
今後は、①65歳以上、②入院が必要か必要になる可能性がある、③重症化リスクがありコロナの治療薬か酸素の投与が必要、④妊婦、の4通りの場合だけ従来通りとして、それ以外は年齢層別の患者数だけ保健所に届けるとしたのです。
実は見直しは今月2日以降に行われていたのですが、やり方を政府が各都道府県に丸投げしていたため9県だけが実施し、あとの都道府県は統一したやり方を政府が決めるべきとして実施を控えていました。
それが今日から統一した方法で実施されることになりました。それに伴って都道府県の多くが市町村別の新規感染者数の発表をやめることになりそうです。
コロナの日本国内の新規感染者数は9月14日に10万人以上を記録しましたが、その後は10万人以下となり、ここ2日は連続して5万人を切っています。第7波も緩やかですが収まりつつあるようです。このまま減ってほしいものです。外国人の入出国の規制もコロナ前の状態に戻りつつあります。
海外でのコロナ統計も変わりつつあります。新規感染者数の発表はイギリスでは3月から、ブラジルでは5月から、フランスでは6月から発表する日を限っています。スペインは最初から発表する日を定期的に休んでおり、ロシアや台湾は不定期に休んでいます。
真面目に毎日発表する国のほうが多いのですが、国によってコロナ統計をどうとらえているかはわかりません。
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