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2022年10月 7日 (金)

MLBはジャッジと大谷の2選手にMVPを出してほしい(1641)

 アメリカのプロ野球MLBの通常のシーズンが終わりました。これからは約1か月のポストシーズンに入りワールドチャンピオンが決まります。

 アメリカンリーグの通常のシーズンでは2人の選手が大活躍をしました。ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手とロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手です。

 ジャッジ選手は60本のベーブ・ルースや61本のロジャー・マリスを超える62本のホームランを打ち、アメリカンリーグの年間ホームラン記録を塗り替えました。三冠王こそ逃しましたが、ホームラン王と打点王の2冠を獲得しヤンキースのアメリカンリーグ東地区の優勝に貢献しました。

 アメリカン・リーグの今年のMVPの最有力候補と思います。

 なお余談ですが、メジャーリーグの年間ホームラン記録としては、ナショナルリーグのバリー・ポンズの73本、マーク・マグワイアの70本、サミー・ソーサの66本の記録がありますが、3選手とも薬物疑惑が消えていません。

 大谷選手は投打の二刀流でメジャーリーグ初の記録を達成しました。投手として規定投球回数162回を超える166回を投げ、打者として規定打席502を超える666打席に立ちました。これはメジャーリーグの歴史上初めてのことです。

 そして投手としてはリーグ4位の15勝、リーグ3位の219奪三振、リーグ4位の防御率2.33の成績を挙げています。打者としてはリーグ4位の34ホームラン、リーグ7位の95打点、リーグ25位の2割7分3厘の打率を残しています。野球の神様ベーブ・ルースは104年前の1918年に13勝ホームラン11本を記録していますが、大谷選手の記録はそれをはるかに超えています。

 やはりMVPの最有力候補といえるでしょう。

 ここから先は私個人の意見と希望です。

 MVPを1人だけとするルールからすればおそらく今年はジャッジ選手となると思います。理由は

 ①ジャッジ選手はヤンキースの東地区優勝に貢献したこと。日本のMVPと違って、MLBではMVPは優勝チームに1番貢献したからではなく、その年の野球界に1番貢献した人に与えることになっていますが、同じレベルの人が並んだ場合はやはり優勝が決め手になると思います。

 ②大谷選手は昨年MVPをもらっていること。「今年は別の人に」とジャッジ選手に同情票が集まるのではないでしょうか。

 でも大谷選手にも何らかの表彰をしたいと考える人も多いと思います。そこで

 ①今年だけ例外としてMVPを2人に与える。

 ②MVPと別の特別賞を作って大谷選手に授与する。

ことになると思います。

 さてどうなるか、見守っていきましょう。

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