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2022年11月16日 (水)

大河ドラマシリーズー9 第25作~第27作(NO.1655)

 第25作は「独眼竜正宗」です。

 1987年放映、主人公は伊達政宗、主演俳優は渡辺謙、原作者は山岡荘八、脚本はジェームス三木、平均視聴率は39.7%(1位)です。

 この作品の前の3年間は近代3部作が放映されましたが、歴史ものを望む視聴者が多く、大河ドラマはまた時代劇路線に戻りました。

 仙台藩62万石を一代で築いた戦国武将伊達政宗の生涯を描いています。

 大河ドラマ最高のヒット作となり、主演の渡辺謙は新進の俳優でしたがこの役で一躍国民的俳優になりました。平均視聴率は歴代1位、最高視聴率も「赤穂浪士」「武田信玄」に次ぐ3位となっています。

 幼少時代の正宗が不動明王について学んだとき語った「梵天丸もかくありたい」が流行語になりました。秀吉役の勝新太郎はこれが大河ドラマでの唯一の出演でした。小田原城攻撃に遅れてきた正宗と秀吉の初対面の場面を今でも覚えています。

 第26作は「武田信玄」です。

 1988年放映、主人公は武田信玄、主演俳優は中井貴一、原作者は新田次郎、脚本は田向正建、平均視聴率は39.2%(2位)です。

 前年に続くヒット作となりました。武田信玄の生涯を描いた大作で、途中第4次川中島の戦いという見せ場があります。中井貴一は大河ドラマ初出演でした。ライバルの上杉謙信は柴田恭兵が演じました。

 第27作は「春日局」です。

 1989年放映、主人公は春日局(おふく)、主演俳優は大原麗子、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本は橋田寿賀子、平均視聴率は32.4%(3位)です。

 ここまでの3作が歴代大河ドラマの平均視聴率ベストスリーで、まさに大河ドラマ黄金期だったといえます。

 物語は反逆者明智光秀の重臣の斎藤利三の娘のおふくが戦国時代を生き延び、徳川家康にその人柄を見込まれて、孫の3代将軍となる徳川家光の乳母春日局として徳川家を支えるお話です。

 橋田寿賀子はそれまで女性を主人公にした大河ドラマのオリジナル脚本を3本書いています。いずれも好評でした。ただ私は「春日局」の記憶はほとんどありません。

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