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2022年12月30日 (金)

コロナの日本の感染者の累計が韓国を抜いて世界第6位となる(NO.1668)

 2022年最後のコロナについてのブログです。

 12月29日、コロナの感染者の累計が韓国を追い越して世界第6位となりました。

 12月29日の日本の感染者は約19万人で累計約2899万人、韓国が約7万で累計約2893人となり逆転したのです。

 12月21日に1億人を突破したアメリカが約1億60万人で1位、インド、フランス、ドイツ、ブラジルにつぐ6位です。7月ころから日本の1日当たりの感染者がほぼ世界最大となっていたため、いずれ上位に来るとは思っていましたが、年内に韓国を追い越すとは予想外でした。5位のブラジルとは700万人以上の差があります。ぜひ5位になる前に収まってほしいものです。

 コロナが爆発的に広がっているといわれる中国はジョンズ・ホプキンス大学の集計が12月23日で止まっています。最後の数字は感染者の累計が190万9905人、死亡者の累計が5242人でした。全く実情を反映していない数字だと思います。

 コロナのブログを書き始めたのは2020年2月12日です。もうすぐ丸3年になります。来年中には終わりにできることを願っています。

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2022年12月25日 (日)

2022年海外10大ニュース(NO.1667)

 2022年12月25日、読売新聞の読者が選んだ「2022年海外10大ニュース」が決まりました。

1 ロシア、ウクライナ侵略開始

2 エリザベス英女王死去

3 ソウル・梨泰院で雑踏事故

4 W杯カタール大会開幕

5 新型コロナ感染、6億人突破

6 原油急騰、100ドル突破

7 中国で習近平総書記の3期目政権発足

8 マスク氏、ツイッター社買収完了

9 世界人口80億人、国連発表

10 上海市が都市封鎖開始

 読売新聞が用意した11月までの52項目から10項目を選んで応募する方法です。

 有効応募総数は昨年の19,088通より増えて20,070通でした。年代別では69歳代と70歳以上が24%で最も多く、19歳以下がそれに続く23%でした。

 全項目的中者は昨年は2人でしたが、今年はわずか1人でした。全体では6項目的中者が最も多く29.6%で、それに次いで5項目的中者が25.1%でした。

 海外10大ニュースは日本10大ニュースと比べると的中率が落ちます。応募者の価値観と判断基準が人によって異なるせいではないかと思います。

 私も応募しました。

 昨年は8項目的中しましたが今年は6項目に下がりました。

 6、8、9,10の代わりに

15 尹錫悦・韓国大統領就任

16 ジャッジがア・リーグ新の62号本塁打

19 米中間選挙、野党・共和党が下院勝利

23 スナク英首相就任、首相交代相次ぐ

を選びました。来年はロシアのウクライナ侵略が終わったニュースをトップに据えたいですね。

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2022年12月24日 (土)

2022年日本10大ニュース(NO.1666)

 2022年12月24日、読売新聞の読者が選んだ「2022年日本10大ニュース」が決まりました。

1 安倍元首相が撃たれ死亡、9月に国葬

2 サッカーW杯で日本代表熱戦

3 知床観光船沈没事故

4 大谷翔平、ルース以来の2桁勝利2桁本塁打

5 ヤクルト村上が56号本塁打、三冠王

6 32年ぶりに円安、1ドル=150円突破

7 北京五輪、日本勢のメダル冬季最高

8 旧統一教会が政治問題化、文科相が質問権行使

9 藤井聡太竜王が最年少5冠

10 新型コロナ感染者、1日あたり10万人超え

 読売新聞が用意した11月までの56項目から10項目を選んで応募する方法です。

 有効応募総数は昨年の27,731通よりやや少ない26,606通でした。年代別では70歳以上が一番多く26%で、それに次いで多かったのは60歳代で25%でした。19歳以下は21%で3番目でした。

 全項目的中者は昨年の14人よりやや少なく11人でした。全体では6項目的中者が一番多く24.1%でした。

 私も応募しました。昨年は9項目的中でしたが、今年は8項目的中に終わりました。

 6,10の代わりに

12 改正民法施行、成人年齢18歳に

15 ロッテ・佐々木朗希が完全試合

を選びました。

 15を選んだのは野球ファンだったためです。6を選ばなかったのはミスでした。10を選ばなかったのは1日の感染者が26万人を超えた日もあったからです。

 8項目の的中者は全体の8.2%でした。

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2022年12月22日 (木)

少子化のスピードが加速している(NO.1665)

 2022年12月20日、厚生労働省は人口動態統計速報を発表しました。今年の10月までの出生数は約67万人で昨年同期より約3万4千人少なく、この傾向が続けば年間の出生数は昨年の約31万人を割り込み初めて80万人を下回る公算が大きいとのことです。

 従来の少子化傾向に加え、2020年からのコロナウィルスによる影響で、結婚や妊娠を控えるケースが影響したと考えられます。ますます少子化のスピードが加速していると考えてもいいでしょう。

 過去の出生数と合計特殊出生率(1人の女性が生涯に出産する数)を見てみましょう。

   年  出生数  特殊出生率

・1949 270万人 4.32

・2000 120万人 1.36

・2010 107万人 1.39

・2020  84万人 1.33

となっています。1949年は戦後のベビーブームの年で過去最高でした。その後着実に少子化現象が現れています。

 厚生労働省のホームページを見ると、人口減少と高齢化率の予測が出ています。

 年  人口(万人)75歳以上 65歳-74歳

      (億.万人)  (%)   (%) 

・2020 1.2615   15    14

・2025 1.2254   18    12

・2040 1.1092   20    15

 このまま手をこまねいていては日本の社会保障制度の崩壊につながります。政府も国民も少子高齢化社会の危機を自覚し、政府は対策を打ち、国民は自衛手段を考える必要があります。

 私たち高齢者はもう当事者ではありませんが、せめてもっと多くの若者が結婚してもっと多くの子供を産めるような社会にするお手伝いくらいはできるのではないかと思っています。

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2022年12月19日 (月)

大河ドラマシリーズー12 第34作~第36作(NO.1664)

 第34作は「八代将軍吉宗」です。

 1995年放映、主人公は徳川吉宗、主演俳優は西田敏行、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本はジェームス三木、平均視聴率は26.4%(10位)です。

 徳川吉宗は御三家の一つ紀州徳川家の4男として生まれましたが、兄が次々と亡くなり紀州藩主となり、徳川将軍家も将軍が次々と亡くなって吉宗が8代将軍となります。

 享保の改革を行って「徳川中興の祖」と呼ばれる物語です。戦国時代や幕末のように華々しい戦いや争いがなかったため「将軍家のホームドラマ」という展開になりました。

 注目を浴びたのは障害がありながら9代将軍になる徳川家重を演じた中村梅雀の演技でした。ショッキングな演技でした。

 西田敏行は8回目の大河ドラマで、「翔ぶが如く」の西郷隆盛に続く主役となりました。

 第35作は「秀吉」です。

 1996年放映、主人公は豊臣秀吉、主演俳優は竹中直人、原作者は堺屋太一、脚本は竹山洋、平均視聴率は30.5%(8位)です。

 堺屋太一の3冊の小説を竹山洋が脚色したドラマで、秀吉のサクセスストーリーが中心となっています。最晩年の秀次一家の殺害や朝鮮戦争の失敗などは描かれていません。ところどころ視聴者を驚かす表現や史実を無視した場面が出てきますが、若い視聴者を取り込み高視聴率を上げました。

 この作品以後平均視聴率30%を超える作品は出てきていません。

 第36作は「毛利元就」です。

 1997年放映、主人公は毛利元就、主演俳優は中村橋之助、原作者は永井路子、脚本は内館牧子、平均視聴率は23.4%(22位)です。

 安芸の国の小領主の次男に生まれた毛利元就が中国地方一の大大名になり、亡くなるまでの物語です。ホームドラマタッチの戦国武将の物語となっています。

 主役の中村橋之助(現・8代目中村芝翫)は大河ドラマ3回目で主人公を演じました。

 私はこの3作は熱心に見た記憶があります。

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2022年12月12日 (月)

大河ドラマシリーズー11 第31作~第33作(NO.1663)

 第31作は「琉球の風」です。

 1933年1月から6月まで6か月間の放映、主人公は架空の人物、主演俳優は東山紀之、原作者は陳舜臣、脚本は山田信夫、平均視聴率は17.3%(47位)です。

 大河ドラマ唯一の半年間の作品です。

 16世紀末、独立国だった琉球王国が17世紀初め薩摩藩島津氏によって侵攻支配され属国のような形になりました。それでも独自の歴史と文化を守って生き抜く姿を描いています。

 第32作は「炎立つ」です。

 1993年7月から94年3月まで9か月間の放映、3部作で第1部は主人公は藤原経清、主演俳優は渡辺謙、第2部は主人公は藤原清衡、主演俳優は村上弘明、第3部は主人公は藤原秀衡と泰衡、主演俳優は秀衡に渡瀬恒彦、泰衡に渡辺謙(再度)、原作者は高橋克彦、脚本は中島丈博、平均視聴率は17.7%(44位)です。

 第1部は奥州藤原氏の開祖といえる藤原経清の生涯を描いています。第2部は初代清衡が奥州の覇者となるまでを描いています。第3部は藤原氏の全盛期を築いた3代秀衡と藤原氏の滅亡を招く泰衡の時代を描いています。2代基衡の時代は割愛されました。

 なお中尊寺が建てられたのは清衡の時代、源義経を招いて保護したのは秀衡、義経を討ったのは泰衡です。

 第33作は「花の乱」です。1994年4月から12月まで9か月間放映、主人公は日野富子、主演俳優は三田佳子、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本は市川森一、平均視聴率は14.1%(54位)です。

 室町幕府8代将軍足利義政の妻の日野富子と応仁の乱前後を描いています。

 第34作からは従来通り1年間を通しての放映に戻りました。3作とも変則的な放映期間のためか、なじみのない主人公やストーリーのためか、なじみのない場所(沖縄や東北)だったせいかわかりませんが、低い平均視聴率に終わりました。「花の乱」は第51作「平清盛」が視聴率12%を記録するまで最低の視聴率でした。

 逆に私は3作とも熱心に見ました。「琉球の風」と「炎立つ」は面白かったと記憶しています。「花の乱」はわき役の俳優の豪華さに驚きました。

 

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2022年12月 8日 (木)

中国、ゼロコロナ政策を緩める(NO.1662)

 2022年12月6日、中国共産党の政治局会議が開かれ、新型コロナウィルス感染の抑止優先で堅持してきた「ゼロコロナ」政策を緩和に向かわせる方針が出されました。

 全国に広がった抗議行動の沈静化を図り、感染対策と経済社会の発展の両立に転じる軌道修正です。

 10項目からなる緩和改善策が発表されました。主なポイントは次の通りです。

・大規模なPCR検査は行わず、施設の出入りには原則陰性証明を求めない

・無症状および軽症の感染者は自宅隔離も可

・高リスク地域以外の人の移動を制限してはならない

・マンションの入り口などの封鎖は禁じる。

 中国での1日あたりの感染者はゼロコロナ政策のため永らくの間百人台と千人台をキープしていましたが、11月10日に約1万5千人を超えてから、11月30日には約7万1千人となり、その後も3万人越えを5日間記録しています。感染者の多い日本や韓国は別として、これはアメリカに次ぐ数字と言えます。

 私見ですが、これはゼロコロナ政策が一部破綻をきたしていると言ってもいいのではないかと思います。厳しいだけでは感染は防げないのではないでしょうか。

 でも習近平がどう考えているかはわかりません。読売新聞では次のように書いていました。

 「ただ、ゼロコロナ政策は、習氏自身が10月の党大会で『堅持』を強行している。国内の感染状況が高止まりしている中、政策そのものを撤回するかどうかについては、今後の情勢を見極めていくものとみられる。」

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2022年12月 7日 (水)

サッカーワールドカップ、日本惜しくもベスト8を逃す(NO.1661)

 サッカーワールドカップの2022年12月6日午前0時から行われたベスト8をかけた決勝トーナメント戦で、日本はペナルティキック戦でクロアチアに敗れベスト16に終わりました。

 この試合は1-1のまま延長戦に入りましたが、延長戦では両チームに得点が入らず、ペナルティキック戦となりました。そこで1-3で敗れました。ベスト8以上は次回の2026アメリカ・カナダ・メキシコ大会に持ち越されることになりました。

 日本はグループリーグ戦では死の組と言われたE組でドイツとスペインをいずれも2-1で破り、コスタリカには0-1で負けましたがグループトップでトーナメント戦に進みました。

 日本は1998年のフランス大会以後7大会連続出場を果たしました。フランス大会ではグループ戦敗退、次の日韓大会ではベスト16となり、以後交代でグループ戦敗退とベスト16を繰り返してきました。変な言い方ですが、今回はグループ戦敗退の番でした。

 しかもグループEには過去優勝4回でFIFAランキング11位のドイツと優勝1回でランキング7位のスペインが入っていました。日本はベスト16が最高でランキングは24位です。とてもドイツとスペインには勝てないと予想していました。

 それが勝ったのです。奇跡といっても過言ではありません。海外のメディアも日本をほめたたえていました。

 トーナメント戦のクロアチアとは5分5分の勝負と予想しましたが、その通りでした。

 日本はサッカー大国に名乗りを上げたと感じています。よくやったニッポン!。森保監督はインタビューで「必ず未来は変わる」と言っていましたが、ぜひ変えてほしいと願っています。

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2022年12月 3日 (土)

コロナの日本国内の感染者の累計が2500万人を超え、死者の累計が5万人を超えた(NO.1660)

 2022年12月2日、コロナの日本国内の感染者の累計が2500万人を超えました。

 2000万人を超えたのが9月9日ですから2か月と23日で500万人の増加です。日本より感染者が多いのは、アメリカ、インド、フランス、ドイツ、ブラジル、韓国です。日本が7番目となりました。

 日本の人口が約1億2700万人ですから、5人に1人が感染したことになります。私の家族や知人でも5人に1人ほど多くはありませんが、ぼつぼつ感染者が出ています。

 イタリア、イギリス、スペイン、ロシアなどのヨーロッパ諸国は人口が少ないにもかかわらず、日本より早く急激に感染者が広がりましたが、最近は少なくなっており日本が追い越す形になりました。それを見ると、抗体を持った人がある程度の割合になるまで感染者が増えるのかななどと考えてしまいます。

 一方、日本の死亡者の累計は12月1日に5万人を超えました。

 死亡者のほうは日本は16番目になっています。感染者に対する致死率が低くなっています。ただコロナでの死亡者の基準が国によって異なるようで一律には比較できないようです。

 いずれにしても感染者を減らすことが肝要でが、感染がこれからどうなるのかわからないのが不安です。

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2022年12月 2日 (金)

大河ドラマシリーズ-10 第28作~第30作(NO.1659)

 第28作は「翔ぶが如く」です。

 1990年放映、主人公は西郷隆盛と大久保利通、主演俳優は西郷隆盛に西田敏行、大久保利通に鹿賀丈史、原作者は司馬遼太郎、脚本は小山内美恵子、平均視聴率は23.2%(23位)です。

 司馬遼太郎の「翔ぶが如く」は、明治維新が一段落してから西南戦争が終わるまでを描いています。ハードカバー7冊の大作です。

 大河ドラマでは司馬遼太郎の原作をそのままドラマ化するのではなく、第1部で明治維新までの幕末動乱のストーリーを描き、第2部で原作をドラマ化しています。

 第1部は司馬遼太郎の他の作品、例えば「竜馬が行く」「花神」「歳月」などから小山内美恵子が脚本を作り上げたオリジナル脚本となっています。確かに原作だけでは1年間のドラマにはならなかったと思います。

 西田敏行は「おんな太閤記」「山河燃ゆ」に次ぐ主役となりました。

 第29作は「太平記」です。

 1991年放映、主人公は足利尊氏、主演俳優は真田広之、原作者は吉川英治、脚本は池端俊作、平均視聴率は26.0%(12位)です。

 吉川英治の「私本太平記」が原作で、「太閤記」「新平家物語」に次ぐ大河ドラマ化となりました。物語は足利尊氏の挙兵から、鎌倉幕府滅亡、建武の新政、南北朝の動乱、室町幕府成立、尊氏の死までを描いています。南北朝時代を描いたドラマは大河ドラマの歴史の中でこの作品だけです。

 第30作は「信長 KING OF ZIPANGU」です。

 1992年放映、主人公は織田信長、主演俳優は緒方直人、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本は田向正健、平均視聴率は24.6%(16位)です。

 織田信長の一生を少年時代から本能寺の変で死ぬまでを描いています。ポルトガル人でイエズス会宣教師のルイス・フロイスの視点から信長をとらえています。

 主役の緒方直人は、「太閤記」「峠の群像」の主役の緒形拳の次男です。親子で大河ドラマの主役を務めたことになりました。

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