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2023年1月28日 (土)

コロナの5類への移行が5月8日に決まった(NO.1677)

 2023年1月27日、政府は感染症対策本部の会議で5月8日にコロナを「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることを決定しました。5月8日は大型連休明けの月曜日です。

 それと同時に次のことも決定しました。

・医療費やワクチン接種の公費負担は段階的に縮小

・コロナ患者に対する医療機関を段階的に拡大

・医療費の公費負担と医療提供体制は3月上旬をメドに具体的方針を決定

・マスク着用は屋内外を問わず、個人の主体的選択を尊重

・感染者の全数把握を終了、定点把握に移行

 また1月27日より大規模イベントの人数制限を廃止し、スポーツ、コンサート、舞台などで観客が大きな声で声援を送る場合でも収容人数の制限がなくなりました。

 ただ、地域の感染状況によっては都道府県知事の判断で制限も認めるとしています。

 5類になってもコロナは高齢者にとって怖い病気であることは変わりありません。現在感染者は減少しつつありますが、死亡者は減っていません。死亡者の内容はコロナで肺炎になって死ぬ人は減っていますが、持病持ちの高齢者の死亡が増えています。私も持病持ちの高齢者ですので今まで通り用心したいと思っています。

 今回の決定でちょっとわからないのが感染者の把握が定点に移行するということです。

 現在はテレビや新聞で毎日、感染者や死亡者の人数が都道府県別に発表されています。定点とはこれがどう変わるのでしょうか。世界の統計はジョンズ・ホプキンス大学の数字が毎日発表されています。国・地域別に感染者と死亡者の累計です。

 私はいくつかの国を選んでパソコンに記録し、日ごとの数字を計算しています。それを見ると中国は数字の発表を中止しました。イギリス、イタリア、スペインなどは週1回発表しています。フランスは週5回です。また世界1の人口を持つインドは日ごとな感染者が200人以下、死亡者は1桁でゼロの日も多くなっています。人口の多さ、医療環境などから見て信じられない数字です。統計の基準が国ごとに違うのかもしれません。

 5月8日から日本はどんな数字を報告するのでしょうか。

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2023年1月23日 (月)

5回目の大腸憩室出血(NO.1676)

 2023年1月18日夕方4時半ころ、トイレに行ったら出血しているのに気が付きました。また恐れていた大腸憩室出血です。前回から1年5か月後の5回目になります。

 この病気は突然発病します。私の場合は何の前触れもなく、痛みもありません。そのため泊りがけの旅行や帰省ができなくなりました。旅先で発病したら直ちに現地で入院するしかないからです。

 1度目は2016年10月でした。夜中に何度も出血したので救急車を呼び、名戸ヶ谷あびこ病院に運ばれました。そこで初めて大腸憩室出血という病気だと分かりました。11日間の入院でした。

 2度目は2年後の2018年10月でした。妻に名戸ヶ谷あびこ病院に車で連れて行ってもらい、そのまま13日間入院しました。

 3度目は5か月後の2019年3月でした。同じ病院で14日間入院しました。

 4度目は2年5か月後の2021年8月でした。その時は出血量が少なかったので、それまでの経験を生かして、3回目にもらっていた出血止めの薬を飲んで、丸1日間絶食し、その後も柔らかいものを少しずつ食べるようにして直しました。入院せずに済みました。

 今回も出血量が少なかったので、4回目と同じように直ちに絶食、同じ薬を飲みました。ホームドクターに用心のため同じ薬をもらっていたのがよかったのです。

 出血は22日に止まりました。現在はやわらかい食事を続けています。おそらく数日後には普通の生活に戻れると思っています。

 軽い出血で済んだのが幸いでした。これが3回目までのような何度も出血するような状態だったら入院するしかありませんが、コロナのため入院するのは正直怖いです。それにいまは病院が受け入れてくれるかどうかもわかりません。厄介な持病です。

 持病持ちの高齢者にとっては静かに暮らすのが一番のようです。

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2023年1月21日 (土)

新型コロナの扱いが今春から「5類」になる(NO.1675)

 2023年1月20日、岸田首相は新型コロナウィルスの感染法上の分類を、今春現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を表明しました。

 コロナの扱いは次のように変わります。

      現在  今春以降

・分類  2類相当  5類

・感染者の自宅待機 あり なし

・入院勧告 できる できない

・行動制限 できる できない

・感染者の把握 全数 定点

・対応医療機関 指定の医療機関 一般医療機関

・医療費窓口支払い 全額公費 自己負担も検討

・ワクチン接種 全額公費 公費負担は高齢者など

・屋内でのマスク 原則着用 不要な場面を拡大

 引き下げる理由はウィルスの病原性(重症度)が低下しているなどから判断したとのことです。

 しかし第7波と比較してみると

    1日の最大感染者数 1日の最大死亡者数

・第7波 263,442(2022/8/19) 343(8/23)

・第8波 246,510(2023/1/6) 523(1/13)

 となっています。確かに感染者は第8波のほうが少ないですが、死亡者は逆に増えています。第8波がいつ収まるか不明だとしたら重症度が低下していると判断していいか疑問です。

 1月21日の読売新聞社説には「移行の目的を明確にすべきだ」として次のように書いています。

「新型コロナウィルスの感染症法上の位置づけを見直すことで、どのような利点があるのか。政府はこれまでの考え方を転換する狙いを国民に分かりやすく示すべきだ。(中略)

 第8波の渦中にある今、高齢者を中心とした死者数の急増が問題になっている。受け入れ先が見つからず、救急搬送が困難な事例も過去最多を更新し続けており、逼迫ぶりは深刻である。5類にしたとたん、感染がさらに広がって死者数の増加に拍車がかかることがないよう、混乱のない移行の道筋を描いてほしい。(中略)

 いずれコロナの法的位置づけを変更する必要があるにしても、移行に当たっては、実態と照らし合わせて慎重に進めるべきだ。

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2023年1月20日 (金)

大河ドラマシリーズ-14 第40作~第42作(NO.1674)

 第40作は「北条時宗」です。

 2001年放映、主人公は北条時宗、主演俳優は和泉元彌、原作者は高橋克彦、脚本は井上由美子、平均視聴率は18.5%(41位)です。

 鎌倉時代中期鎌倉幕府第8代執権となった北条時宗を主人公に幕府内での抗争と2度にわたった蒙古襲来を描いています。

 この時代が大河ドラマになったのは初めて、時宗を演じた和泉元彌が大河ドラマに出演するのも初めてでした。中国やモンゴルでの海外ロケが行われ、鎌倉大地震や蒙古襲来の画像ではデジタル合成やコンピュータグラフィックなどが使われました。

 登場人物にクビライ・カーンやその一族、側近なども登場しています。

 第41作は「利家とまつ」です。

 2002年放映、主人公は前田利家とその妻まつ、主演俳優は唐沢寿明と松嶋菜々子、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本は竹内洋、平均視聴率は22.1%(25位)です。

 織田信長・豊臣秀吉に仕えて加賀藩主前田家の祖となった前田利家と、その妻・まつを中心に戦国群像を描いたドラマです。「戦国最強のホームドラマ」と銘打たれ、利家とまつ、秀吉とねね、佐々成政とはる、という3組の夫婦の交流と競争を軸にドラマが組み立てられています。

 なおこの作品より日曜日の夕方NHKデジタル放送での放映が始まり、それを視聴した場合は平均視聴率には反映されていません。今ではBSプレミアムで同じ時間に放映されおり同じことが言えます。 

 第42作は「武蔵」です。2003年放映、主人公は宮本武蔵、主演俳優は市川新之助(現市川團十郎)、原作者は吉川英治、脚本は鎌田敏夫、平均視聴率は16.7%(48位)です。

 NHKテレビ放送開始50周年、大河ドラマ40周年年記念作品です。原作は吉川英治の「宮本武蔵」ですが、原作にはない話が出てきたり、原作にはない激しい場面が描かれています。吉川英治の原作を読んでいたので、しっくりこなかったのを覚えています。

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2023年1月13日 (金)

読書の終活「韃靼疾風録」を読み終え「街道をゆく」へ(NO.1673)

 令和5年1月12日、書棚の司馬遼太郎の小説「韃靼疾風録」文庫本2冊を読み終えました。これで司馬遼太郎の18作品を読み終えたことになります。

 「韃靼疾風録」は司馬遼太郎の最後の小説です。これ以後は「街道をゆく」などノンフィクションを書き続けました。今年は司馬遼太郎生誕100周年になるので、最後の小説を読み終えたのは、何か因縁のようなものを感じています。

 この小説を読み始めたのは昨年の10月末です。途中他の小説1冊を読んだとはいえ、5百数十ページの文庫本2冊を読み終わるのに2か月半を要しました。読むスピードだけでなく、読み続ける気力が衰えました。

 「韃靼疾風録」は1997年に購入しており読むのは2回目です。中国の「清」が「明」に代わって王朝となる話ですが、形の上では平戸出身の武士「桂庄介」と女真族の女性「アビア」が主人公になっています。女真族のリーダー、ヌルハチ、ホンタイジ、ドルゴン3代の活躍が清を建国することになります。

 次は「街道をゆく」43冊です。文庫本36冊とハードカバー7冊です。

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 司馬遼太郎は週刊朝日に1971年1月から1996年3月まで、25年3か月、1147回にわたって「街道をゆく」を連載しました。そして「濃尾参州記」の連載の途中で亡くなりました。43冊目の本は未完に終わっています。

 私は今回が3度目の挑戦です。最初は、週刊朝日に連載されたのが単行本になると、順番を気にせず図書館で借りて読みました。2度目は1996年司馬さんがなくなったとき、43冊をまとめて購入し順番に読みました。37巻目以降がハードカバーなのはまだ文庫本になっていなかったためです。

 1996年の文庫本は字が小さく読みづらいのですが、頑張ってみるつもりです。43冊全部読めるかどうか、残された時間との勝負でしょう。

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2023年1月10日 (火)

テレビ視聴率が多様になった(NO.1672)

 大河ドラマシリーズで毎回平均視聴率を示していますが、最近では実際にその番組を見た人は平均視聴率より多くなっています。総合視聴率という考え方が出てきています。

 総合視聴率は従来の平均視聴率(リアルタイム視聴率)と、録画されたものが7日以内に再生された時の視聴率(タイムシフト視聴率)を加えたものです。正確には重複率を引くのですが大雑把に言えばそうなります。

 近年番組を見るとき、放送時間に見る人に加えて、録画して後で見る人が増えてきました。そのため2016年よりタイムシフト視聴率を調べて、従来の視聴率に加える総合視聴率という考え方が出てきました。より現実に即した視聴率を調べるためです。

 大河ドラマは1963年から放送され始め60年の歴史があります。大河ドラマの総合視聴率がたまたま昨年の分は出ていましたが、2016年から2022年まですべて出ているわけでもありません。ここでは一貫性を持たせるため、すべて平均視聴率で通したいと思います。

 私もそうですが録画してみる人が増えているため、最近の大河ドラマは平均視聴率が実際見た人より低く出るようになっています。Wikipediaによると「鎌倉殿の13人」は平均視聴率は前年放送の「晴天を衝け」より平均視聴率は下ですが、総合視聴率では上回っています。「NHKオンデマンド」ではこれまで配信された全てのドラマ作品で史上最多の平均視聴数を出したとありました。

 

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2023年1月 9日 (月)

コロナの日本の感染者の累計が3千万人を超え、死亡者の累計が6万人を超えた(NO.1671)

 2023年1月8日現在のコロナの日本の現状は

・感染者の累計 約3051万人

・死亡者の累計 6万206人

 となっています。

 感染者は1月6日に3千万人を超えました。世界第6位です。

 死亡者は1月8日に6万人を超えました。1月5日の1日あたりの死亡者498人は過去最多となっています。死亡者の累計は世界第16位です。

 東京都の感染者の累計は元日に400万人を超え、1月8日現在約410万人です。東京都の死亡者の累計は1月8日現在6997人なので9日には7000人を超えることは間違いないでしょう。

 いまが第8波のピークなのかもしれませんが、日本での規制がなくなり、海外からの渡航者もほぼ自由となっているので、これからどこまで増えるかわからないとも報道されています。

 特に感染の拡大してると言われる中国では、この1月にゼロコロナ政策が中止となり海外旅行もほぼ自由となりました。日本では中国からの渡航者には受け入れ空港を制限したり、72時間以内の陰性証明を要求していますが、果たしてそれで防げるのか不安が残ります。

 

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2023年1月 7日 (土)

大河ドラマシリーズー13 第37作~第39作(NO.1670)

 第37作は「徳川慶喜」です。

 1998年放映、主人公は徳川慶喜、主演俳優は本木雅弘、原作者は司馬遼太郎、脚本は田向正建、平均視聴率は21.1%(29位)です。

 水戸藩徳川斉昭の7男として生まれた慶喜が徳川最後の将軍第15代将軍となり、幕末の争いの末新政府軍に敗れて江戸城を明け渡すまでを描いています。慶喜の76年の生涯のうち、江戸城開場以後の45年間はカットされています。

 司馬遼太郎原作の大河ドラマはこれで5作目で一番多く大河ドラマ化されています。ただ不思議と視聴率はよくありません。一般受けしないのでしょうか。

 第38作は「元禄繚乱」です。

 1999年放映、主人公は大石内蔵助、主演俳優は中村勘九郎(18台目中村勘三郎、現在の中村勘九郎の父親)、原作者は船橋聖一、脚本は中島丈博、平均視聴率は20.2%(34位)です。

 大石内蔵助の忠臣蔵は大河ドラマとしては4作目です。この作品では忠臣蔵事件を大石内蔵助の幕府への抗議としてとらえ、また赤穂藩家老大石内蔵助、5代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保、吉良上野介の親戚の米沢藩家老色部又四郎の3人の謀略戦を主軸に描いています。吉良上野介は悪役としては描かれていません。

 第39作は「葵徳川三代」です。2000年放映、主人公は徳川家康、徳川秀忠、徳川家光、主演俳優は徳川家康に津川雅彦、秀忠に西田敏行、家光に尾上辰之助、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本はジェームス三木、平均視聴率は18.5%(42位)です。

 秀吉の死から、関ケ原の戦い、大阪の陣、などの戦国ドラマを経て、徳川政権の確立、など徳川幕府初期の事件をドラマ化しています。

 私はこの3作はあまり印象に残っていません。たぶんあまり見てなかったのだと思います。

 平均視聴率の順位は今回のブログから「鎌倉殿の13人」平均視聴率12.7%(34位)を加えた61作での順位となります。

 昨年のブログでの平均視聴率の順位は2021年までの60作での順位でした。

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2023年1月 4日 (水)

静かなお正月だった(NO.1669)

 令和5年の新年の3日間は6年ぶりの静かなお正月でした。

 例年なら長男一家3人が大みそかにやってきて紅白歌合戦を見ながら夕食を共にして、新年を迎えるまで賑やかに過ごて泊まっていきます。そして朝昼兼用の元旦のお祝いも一緒にするのですが、長男一家のうち2人が年末にコロナにかかってしまいました。自宅で静養をするしかありません。

 私たちは妻と2人で静かに年越しそばをいただきました。紅白歌合戦は知っている歌手や歌がほとんど出なくなって面白くないため見ませんでした。私は10時ころに、妻はゆく年くる年を見て寝たようです。

 元旦も2人で取り寄せたおせちで静かに祝いました。

 例年なら元旦の夜は長女一家も加わり9人で近くの「どん亭」でしゃぶしゃぶをいただくことにしているのですが、今年はコロナのため延期にしました。元旦の夜から2人での普段の食事に戻りました。

 年賀状は私の分は5年前からやめたので、2人の親せきや知人友人のものしか来ません。私は足が悪いので初詣は中止し、3日間は全く外出をしませんでした。

 時間つぶしはもっぱらパソコンとテレビでした。手賀沼通信の新年号を出したり、メールのやり取りをしたり、録画していたいたビデオをまとめて見たりしました。

 一番面白かったのは箱根駅伝です。私の大学はダメですが、息子と孫二人と弟と甥の5つの大学が走ったのです。駒澤大、早稲田大、法政大、東洋大、専修大です。優勝と最下位、シード権獲得3校の結果となりました。一番はらはらしたのが孫の東洋大がシード権を取れるかどうかでした。最後に何とか10位に食い込みました。

 2人での静かなお正月もいいものでした。でも間もなく86歳になる自分の年齢を考えると、あと何回お正月を迎えられるか神のみぞ知るです。

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