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2023年1月20日 (金)

大河ドラマシリーズ-14 第40作~第42作(NO.1674)

 第40作は「北条時宗」です。

 2001年放映、主人公は北条時宗、主演俳優は和泉元彌、原作者は高橋克彦、脚本は井上由美子、平均視聴率は18.5%(41位)です。

 鎌倉時代中期鎌倉幕府第8代執権となった北条時宗を主人公に幕府内での抗争と2度にわたった蒙古襲来を描いています。

 この時代が大河ドラマになったのは初めて、時宗を演じた和泉元彌が大河ドラマに出演するのも初めてでした。中国やモンゴルでの海外ロケが行われ、鎌倉大地震や蒙古襲来の画像ではデジタル合成やコンピュータグラフィックなどが使われました。

 登場人物にクビライ・カーンやその一族、側近なども登場しています。

 第41作は「利家とまつ」です。

 2002年放映、主人公は前田利家とその妻まつ、主演俳優は唐沢寿明と松嶋菜々子、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本は竹内洋、平均視聴率は22.1%(25位)です。

 織田信長・豊臣秀吉に仕えて加賀藩主前田家の祖となった前田利家と、その妻・まつを中心に戦国群像を描いたドラマです。「戦国最強のホームドラマ」と銘打たれ、利家とまつ、秀吉とねね、佐々成政とはる、という3組の夫婦の交流と競争を軸にドラマが組み立てられています。

 なおこの作品より日曜日の夕方NHKデジタル放送での放映が始まり、それを視聴した場合は平均視聴率には反映されていません。今ではBSプレミアムで同じ時間に放映されおり同じことが言えます。 

 第42作は「武蔵」です。2003年放映、主人公は宮本武蔵、主演俳優は市川新之助(現市川團十郎)、原作者は吉川英治、脚本は鎌田敏夫、平均視聴率は16.7%(48位)です。

 NHKテレビ放送開始50周年、大河ドラマ40周年年記念作品です。原作は吉川英治の「宮本武蔵」ですが、原作にはない話が出てきたり、原作にはない激しい場面が描かれています。吉川英治の原作を読んでいたので、しっくりこなかったのを覚えています。

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