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2023年1月13日 (金)

読書の終活「韃靼疾風録」を読み終え「街道をゆく」へ(NO.1673)

 令和5年1月12日、書棚の司馬遼太郎の小説「韃靼疾風録」文庫本2冊を読み終えました。これで司馬遼太郎の18作品を読み終えたことになります。

 「韃靼疾風録」は司馬遼太郎の最後の小説です。これ以後は「街道をゆく」などノンフィクションを書き続けました。今年は司馬遼太郎生誕100周年になるので、最後の小説を読み終えたのは、何か因縁のようなものを感じています。

 この小説を読み始めたのは昨年の10月末です。途中他の小説1冊を読んだとはいえ、5百数十ページの文庫本2冊を読み終わるのに2か月半を要しました。読むスピードだけでなく、読み続ける気力が衰えました。

 「韃靼疾風録」は1997年に購入しており読むのは2回目です。中国の「清」が「明」に代わって王朝となる話ですが、形の上では平戸出身の武士「桂庄介」と女真族の女性「アビア」が主人公になっています。女真族のリーダー、ヌルハチ、ホンタイジ、ドルゴン3代の活躍が清を建国することになります。

 次は「街道をゆく」43冊です。文庫本36冊とハードカバー7冊です。

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 司馬遼太郎は週刊朝日に1971年1月から1996年3月まで、25年3か月、1147回にわたって「街道をゆく」を連載しました。そして「濃尾参州記」の連載の途中で亡くなりました。43冊目の本は未完に終わっています。

 私は今回が3度目の挑戦です。最初は、週刊朝日に連載されたのが単行本になると、順番を気にせず図書館で借りて読みました。2度目は1996年司馬さんがなくなったとき、43冊をまとめて購入し順番に読みました。37巻目以降がハードカバーなのはまだ文庫本になっていなかったためです。

 1996年の文庫本は字が小さく読みづらいのですが、頑張ってみるつもりです。43冊全部読めるかどうか、残された時間との勝負でしょう。

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