大河ドラマシリーズー13 第37作~第39作(NO.1670)
第37作は「徳川慶喜」です。
1998年放映、主人公は徳川慶喜、主演俳優は本木雅弘、原作者は司馬遼太郎、脚本は田向正建、平均視聴率は21.1%(29位)です。
水戸藩徳川斉昭の7男として生まれた慶喜が徳川最後の将軍第15代将軍となり、幕末の争いの末新政府軍に敗れて江戸城を明け渡すまでを描いています。慶喜の76年の生涯のうち、江戸城開場以後の45年間はカットされています。
司馬遼太郎原作の大河ドラマはこれで5作目で一番多く大河ドラマ化されています。ただ不思議と視聴率はよくありません。一般受けしないのでしょうか。
第38作は「元禄繚乱」です。
1999年放映、主人公は大石内蔵助、主演俳優は中村勘九郎(18台目中村勘三郎、現在の中村勘九郎の父親)、原作者は船橋聖一、脚本は中島丈博、平均視聴率は20.2%(34位)です。
大石内蔵助の忠臣蔵は大河ドラマとしては4作目です。この作品では忠臣蔵事件を大石内蔵助の幕府への抗議としてとらえ、また赤穂藩家老大石内蔵助、5代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保、吉良上野介の親戚の米沢藩家老色部又四郎の3人の謀略戦を主軸に描いています。吉良上野介は悪役としては描かれていません。
第39作は「葵徳川三代」です。2000年放映、主人公は徳川家康、徳川秀忠、徳川家光、主演俳優は徳川家康に津川雅彦、秀忠に西田敏行、家光に尾上辰之助、原作者はなしのオリジナル脚本、脚本はジェームス三木、平均視聴率は18.5%(42位)です。
秀吉の死から、関ケ原の戦い、大阪の陣、などの戦国ドラマを経て、徳川政権の確立、など徳川幕府初期の事件をドラマ化しています。
私はこの3作はあまり印象に残っていません。たぶんあまり見てなかったのだと思います。
平均視聴率の順位は今回のブログから「鎌倉殿の13人」平均視聴率12.7%(34位)を加えた61作での順位となります。
昨年のブログでの平均視聴率の順位は2021年までの60作での順位でした。
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