テレビ視聴率が多様になった(NO.1672)
大河ドラマシリーズで毎回平均視聴率を示していますが、最近では実際にその番組を見た人は平均視聴率より多くなっています。総合視聴率という考え方が出てきています。
総合視聴率は従来の平均視聴率(リアルタイム視聴率)と、録画されたものが7日以内に再生された時の視聴率(タイムシフト視聴率)を加えたものです。正確には重複率を引くのですが大雑把に言えばそうなります。
近年番組を見るとき、放送時間に見る人に加えて、録画して後で見る人が増えてきました。そのため2016年よりタイムシフト視聴率を調べて、従来の視聴率に加える総合視聴率という考え方が出てきました。より現実に即した視聴率を調べるためです。
大河ドラマは1963年から放送され始め60年の歴史があります。大河ドラマの総合視聴率がたまたま昨年の分は出ていましたが、2016年から2022年まですべて出ているわけでもありません。ここでは一貫性を持たせるため、すべて平均視聴率で通したいと思います。
私もそうですが録画してみる人が増えているため、最近の大河ドラマは平均視聴率が実際見た人より低く出るようになっています。Wikipediaによると「鎌倉殿の13人」は平均視聴率は前年放送の「晴天を衝け」より平均視聴率は下ですが、総合視聴率では上回っています。「NHKオンデマンド」ではこれまで配信された全てのドラマ作品で史上最多の平均視聴数を出したとありました。
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