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2023年4月28日 (金)

2070年に日本の人口が8700万人に減る(NO.1706)

 2023年4月26日、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が2070年までの日本の将来推計人口を公表しました。

 推計では2020年の約1億2600万人から2070年には約3割減少し8700万人になります。そのうち1割は外国人が占めます。出生数は70年には年間50万人になるとしています。

 私が中学生のころ日本の人口は8千数百万人と学んだ覚えがあります。昭和24,25年(1950年)のころで、ちょうど第1次ベビーブームのど真ん中でした。120年たってその時代に戻ることになるのです。

 その時代の人口がそのまま維持されてきたのなら問題は少ないのですが、人口が急増したあとで急減するのが大問題なのです。

 人口増加に伴って社会のインフラや制度やシステムの進化と増加、都市の拡大が進みました。それを維持するためには人口が減ってはダメなのです。

 いま直接の影響が各自治体の水道施設の維持管理に出ています。年金制度、医療保険制度、介護保険制度の維持のために保険料が上がっています。各産業や企業で人手不足が顕著になってきました。高齢化が進み、働き手が減っているためです。

 世界では各地で戦争が勃発し平和が脅かされていますが、日本では少子高齢化が一番の問題と思います。早く手を打たねばなりません。それぞれの世代によってできることは違いますが、自分たちに何ができるかを真剣に考えて行動することが必要です。のんびりしている時ではないと思っています。

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2023年4月25日 (火)

大河ドラマシリーズー20 第58作~第61作(NO.1705)

 第58作は「いだてん~東京オリムピック噺~」です。

 2019年放映、主人公は金栗四三と田畑政治、主演俳優は6代目中村勘九郎(金栗四三)と阿部サダヲ(田畑政治)、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は宮藤官九郎、平均視聴率は8.1%(61位)です。

 物語は前半と後半とで主人公が変わります。

 前半の主人公は1912年のストックホルムオリンピックに日本初の参加選手としてマラソンに出場した金栗四三です。後半は1964年の東京オリンピック招致に尽力した田畑政治の話です。

 物語は五代目古今亭志ん生が語る架空の落語「オリムピック噺」の語りにのせて進行するという形で展開されました。

 ところが平均視聴率8.1%で、大河ドラマ史上最低となりました。私も期待しながら見始めましたが、話の展開についていけず途中で見るのをやめました。演技が騒がしすぎて、タイトルバックの奇抜な画面にも驚きました。

 大河ドラマファンは離れていったようですが、専門家の評価は高かったらしく、いくつか賞をもらっています。

 第59作は「麒麟がくる」です。

 2020年1月~2021年2月放映、主人公は明智光秀、主演俳優は長谷川博己、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は池端俊作、前川洋一、岩本真耶、河本瑞貴の4人、平均視聴率は14.4%(53位)です。

 明智光秀の謎に満ちた生い立ちから始まり、本能寺の変の後、豊臣秀吉との戦いに敗れて死ぬまでを描いています。

 新型コロナウィルスのため、途中での収録の一時中止、放送の一時中止があり、放映は翌年の2月までかかりました。

 第60作は「晴天を衝け」です。

 2021年2月~12月放映、主人公は渋沢栄一、主演俳優は吉沢亮、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は大森美香、平均視聴率は14.1%(54位)です。

 この作品も新型コロナウィルスの影響を受け、放映開始が2月からとなりました。また7月末から9月初めまで、東京オリンピック、パラリンピックのため、5話分の放送が後ろに延ばされて、全41回の放映になりました。

 ドラマは「日本資本主義の父」といわれた渋沢栄一を主人公に、江戸時代の終わりから明治時代初期を描きました。

 主役の吉沢亮は大河ドラマの主演俳優としては初めての平成生まれです。1万円札の顔となる渋沢栄一になり切った感じでした。

 第61作は「鎌倉殿の13人」です。

 2022年放映、主人公は北条義時、主演俳優は小栗旬、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は三谷幸喜、平均視聴率は12.7%(57位)です。

 「鎌倉殿の13人」とは源頼朝をささえた北条義時を中心とする13人の家臣です。物語は源平合戦と鎌倉幕府誕生の過程で繰り広げられる権力の座を巡る駆け引きを、ユーモアを交えたホームドラマのような描写とともに、徹底して無情で陰惨な粛清劇として描いています。

 私は史実と異なる描写が多いため途中で見るのをやめましたが、高校生の孫娘はこのドラマのファンとなり最後まで見たようです。ある新聞では「若年層を中心に配信(の視聴率)は好調」だったとし、「大河最高傑作」の呼び声が高いと書いていたそうです。

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2023年4月23日 (日)

玄関のつつじが満開(NO.1704)

 2023年4月23日我が家の玄関のつつじが満開となりました。

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 毎年咲いており、つつじは別に珍しくもないのですが、一度くらいはブログに残しておいてもいいかなと思って写真を撮りました。

 このつつじは我孫子の家を建てたとき、家内の父が国分寺の家にあったものを移植したもので樹齢50年は超えているようです。

 父がなくなってから、毎年家内が剪定していますが、木が大きくなったのでかなり苦労しています。私はそばで脚立を支えながらハラハラして見ているだけです。

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2023年4月18日 (火)

最後のボランティア活動をやめた(NO.1703)

 2023年4月14日、私の最後のボランティア活動をやめることになりました。

 毎週1回若松ふれあい会のメンバーとして近くの第一小学校の下校見守りのボランティア活動を行っていましたが、突然会を解散することとなったのです。

 若松ふれあい会は、2004年(平成16年)当時頻発していた空き巣や忍び込みなどの防犯のため8名の有志で結成されました。自治会とは別のボランティ活動でした。我が家も忍び込みの被害に遭い、何とかしなければと思ったのです。

 毎週1回防犯パトロールを交代で行い、警察に依頼して防犯のための講座を開くことから始めました。その後自治会の役員などが参加して自治会の外郭団体のような形で補助金も出ることになりました。一時は会員も30名以上になりました。活動の幅も広がり、防犯パトロールも週3回となり、週3回の第一小学校の下校見守りや防災活動も行うようになりました。

 ところが会ができてから19年、会員の死亡や高齢化が進む一方、新規会員の加入もありません。活動できるできる会員が減り、会としての役割が果たせなくなってきました。私も足の痛みで4年前に15年続けた防犯パトロールをやめざるを得なくなりました。下校見守りだけになってしまいました。

 会長は体調を崩して活動に参加できなくなり、会の管理や情報の伝達からも身を引きました。防犯活動はふれあい会から自治会が主力となりました。第一小の下校見守りは、校長や教頭が変わってから学校の都合で情報が来なくなり、あまり期待されていないことがわかりました。ボランティアをやる意味が薄れてきた感じです。

 そこで一緒に下校見守りをやっているHさんと会長宅に行き、3人で話し合って会長に会を続ける意思がないことが確認されたので ふれあい会を解散することにしたのです。すっきりしない後味の悪い幕切れとなりましたが、いろいろ地域のお役に立てたことは誇りに思っています。

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2023年4月16日 (日)

コロナの日本国内の1日の死亡者の数が約9か月半ぶりに1桁となった(NO.1702)

 2023年4月15日、コロナの日本国内の1日当たりの死亡者が9人となり、昨年の7月3日以来の1桁の数字になりました。

 1桁の人数になったのは9か月と12日ぶりです。このところ感染者は前週の同じ曜日と比べると増加していたのですが、死亡者は減り続けていました。第8波のピークには1月13日に523人まで増加しましたが9人にまで減ったのです。まもなくゼロになることを期待しましょう。

 コロナによる脅威は確実に減りつつあると言ってもいいかもしれません。

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2023年4月14日 (金)

大河ドラマシリーズー19 第55作~第57作(NO.1701)

 第55作は「真田丸」です。

 2016年放映、主人公は真田信繁(幸村)、主演俳優は堺雅人、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は三谷幸喜、平均視聴率は16.6%(49位)です。

 タイトルの「真田丸」は大坂の陣で真田信繁が築いた出城の「真田丸」からとったものです。

 このドラマは信州上田城を根城に父真田昌幸、兄信之、信繁の真田一家の活躍、関ケ原の戦いに敗れたのちの九度山での父との隠遁生活、信繁の最後の戦いとなる2度の大坂の陣を描いています。

 「新選組!」以来の三谷幸喜のオリジナル脚本で平均視聴率は過去5年間で最高となりました。いつだったか忘れましたがある会でマイクロバスで高野山に行ったとき、途中の山道に「真田幸村の大河ドラマを作ろう」という趣旨ののぼりがたっているのを見た記憶があります。おそらく九度山町がたてたのではないかと思います。実現して地元は大騒ぎだったようです。

 大変面白いドラマでした。

 第56作は「おんな城主 直虎」です。

 2017年放映、主人公は井伊直虎、主演俳優は柴崎コウ、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は森下佳子、平均視聴率は12.8%(56位)です。

 戦国時代、後に徳川四天王の一人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた遠州井伊谷の女領主・井伊直虎を主人公とした物語です。

 主演の柴崎コウはNHK初出演で大役を務めました。直虎については資料が乏しく、女性だったかどうかもわからない人物だったため,ドラマについての評価はまちまちだったようです。ドラマとして焦点が絞られていない感じで、途中から見るのをやめました。

 第57作は「西郷どん」です。

 2018年放映、主人公は西郷隆盛、主演俳優は鈴木亮平、原作者は林真理子、脚本は中園ミホ、平均視聴率は12.7%(57位)です。

 明治維新最大の人物で、のち西南戦争で敗れた西郷隆盛の生涯を描いた作品です。2018年が明治維新から150年にあたることから企画されました。第48作「天地人」以来9年ぶりの原作のあるドラマとなりました。

 主演の鈴木亮平は大河ドラマ初出演で主役を演じました。演ずる年齢に応じて体重を増やしたことが話題になりました。

 私は西郷隆盛が大好きなため最初から最後までしっかり楽しみました。

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2023年4月11日 (火)

手賀沼遊歩道の八重桜が満開(NO.1700)

 令和5年4月10日、手賀沼遊歩の八重桜の写真を撮ってきました。

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 毎年撮っている写真なので代わり映えはしませんが、年によって満開の時期が変わるので比較の意味でブログに書いています。

 今年はちょうど満開で、まだ散り始めてはいませんでした。昨年は4月19日に「手賀沼遊歩道の八重桜が散り始めた」という記事を写真とともに載せています。

 河津桜やソメイヨシノは今年のほうが満開の時期が早かったようですが、八重桜に関しては昨年と時期をほぼ同じにしている感じです。

 築堤工事が終わりに近づいていますので、来年は見苦しい垣根が取り払われていることを期待しています。

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2023年4月 9日 (日)

コロナの「5類移行」1か月前の現状(NO.1699)

 新型コロナの感染法上の分類の移行が5月8日と決まっています。そこで1か月前である4月8日の現状を調べてみました。

 まず日本国内の1日あたりの感染者と死亡者の数を1週間追っかけて、その1週間前の同じ曜日の数字との比較を出してみました。

    感染者    死亡者

    人数   増減  人数  増減

・4/8 8484   +1058  16      0

・4/7   8300   +1555   20     -7

・4/6   8580   +1401   29   -13

・4/5 9520   +3274   25   -10

・4/4   9701   +1330   24   -19

・4/3   3110    +335    16   -10

・4/2   6262      +86    11    -2

 1週間の1日あたりの死亡者は減少していますが、感染者は7日とも増加しています。感染者数はしばらく減少していたのになぜか増加に転じたのです。

 今の世の中、マスク着用は個人の判断にまかせられています。お花見や相撲、野球、サッカー、各種イベントなどの参加や応援は肩を寄せ合って大声を出しています。飲食店の営業もコロナ以前に戻りました。クリア板で仕切っているのは医療機関やスーパーなどに限られています。

 感染者数の増加を見ると1か月後の5類への移行が不安になってきたと感じている人も少なくないのではないでしょうか。再度減少することを切望しています。

 

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2023年4月 5日 (水)

自転車用のヘルメットを購入した(NO.1698)

 2023年4月1日より自転車に乗るときはヘルメットを着用するように道路交通法が変わりました。

 自転車に乗っていて事故に遭った時、ヘルメットをかぶった人の死亡率がかぶっていない人より大幅に少ないことから変わったようです。ただしこのルールは努力義務で、かぶっていなくても罰則はありません。

 以前から柏の高校に通っている孫娘が自転車で通学しているのにヘルメットをかぶっていないので不安を感じていました。私の母校の松山南高校などは自転車通学の際はヘルメットをかぶることが校則として決まっているようでした。学校によってまちまちでしたがこの法律で今後は変わってほしいと思っています。

 私は脊柱管狭窄症で足と腰が痛くなり、あまり歩けなくなりました。移動は自転車とバスです。近くの買い物や病院通いや手賀沼公園などは自転車を使います。

 そのためヘルメットを探しましたが、近くに自転車屋がありません。スーパーやコンビニでは売っていません。家内にネットで探してもらい購入しました。この時期なので待たされるのは覚悟していましたが、翌日届きました。費用は送料込みで約2700円でした。

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 よくテレビでサイクリストがかぶっているものとは違いますが、頑丈に出来ている感じです。少々重いですが、乗る時間は10分以下が多く長くてせいぜい30分くらいです。早速使っていますが、まだ高齢者でかぶっている人はまれです。

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2023年4月 2日 (日)

おめでとう山梨学院(NO.1697)

 2023年4月1日、甲子園球場でセンバツ高校野球の決勝戦が行われ、山梨県の山梨学院が兵庫県の報徳学園を7-3で破り優勝しました。

 山梨県の高校が優勝するのは、春夏を通じて初めてです。山梨学院の林投手は、6試合をほぼ一人で投げ抜き、696球の頑張りでした。

 昨年夏の甲子園大会では、宮城県代表の仙台育英が、春夏を通じて初めて優勝旗を東北地区に獲得しました。山梨学院は仙台育英に続いて初めての記録を打ち立てたのです。2大会を通じての初記録でした。今大会は仙台育英の夏春大会の連覇と大阪桐蔭のセンバツ2連覇がかかっていました。その両校を破ったのは報徳学園でした。

 その報徳学園を破ったのが山梨学院でした。あっぱれ山梨学院、おめでとう山梨学院と言いたいです。

 今年の選抜大会はWBCが行われている最中に開幕しました。そのため野球ファンの注目度が低くなっていてちょっと気の毒な気がしていました。センバツ応援団もWBCの結果を気にしながら応援していた時もありました。でもWBCで日本が優勝し、結果的には野球ファンが増えてセンバツに戻ってきた感じがしています。

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