大河ドラマシリーズー19 第55作~第57作(NO.1701)
第55作は「真田丸」です。
2016年放映、主人公は真田信繁(幸村)、主演俳優は堺雅人、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は三谷幸喜、平均視聴率は16.6%(49位)です。
タイトルの「真田丸」は大坂の陣で真田信繁が築いた出城の「真田丸」からとったものです。
このドラマは信州上田城を根城に父真田昌幸、兄信之、信繁の真田一家の活躍、関ケ原の戦いに敗れたのちの九度山での父との隠遁生活、信繁の最後の戦いとなる2度の大坂の陣を描いています。
「新選組!」以来の三谷幸喜のオリジナル脚本で平均視聴率は過去5年間で最高となりました。いつだったか忘れましたがある会でマイクロバスで高野山に行ったとき、途中の山道に「真田幸村の大河ドラマを作ろう」という趣旨ののぼりがたっているのを見た記憶があります。おそらく九度山町がたてたのではないかと思います。実現して地元は大騒ぎだったようです。
大変面白いドラマでした。
第56作は「おんな城主 直虎」です。
2017年放映、主人公は井伊直虎、主演俳優は柴崎コウ、原作者はなしのオリジナル作品、脚本は森下佳子、平均視聴率は12.8%(56位)です。
戦国時代、後に徳川四天王の一人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政を育てた遠州井伊谷の女領主・井伊直虎を主人公とした物語です。
主演の柴崎コウはNHK初出演で大役を務めました。直虎については資料が乏しく、女性だったかどうかもわからない人物だったため,ドラマについての評価はまちまちだったようです。ドラマとして焦点が絞られていない感じで、途中から見るのをやめました。
第57作は「西郷どん」です。
2018年放映、主人公は西郷隆盛、主演俳優は鈴木亮平、原作者は林真理子、脚本は中園ミホ、平均視聴率は12.7%(57位)です。
明治維新最大の人物で、のち西南戦争で敗れた西郷隆盛の生涯を描いた作品です。2018年が明治維新から150年にあたることから企画されました。第48作「天地人」以来9年ぶりの原作のあるドラマとなりました。
主演の鈴木亮平は大河ドラマ初出演で主役を演じました。演ずる年齢に応じて体重を増やしたことが話題になりました。
私は西郷隆盛が大好きなため最初から最後までしっかり楽しみました。
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