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2023年5月31日 (水)

新しい補聴器を購入した(NO.1714)

 2023年5月30日、オムロンのデジタル補聴器「オムロン・イアメイト」、29,800円を購入しました。それまで使っていたシナノケンシの「美聴だんらん」が故障したためです。

 イアメイトは「美聴だんらん」と同じ方式で、補聴器とイアホンがコードでつながっています。補聴器の主流となっている耳穴挿入式とは違って、常時使うものではなく必要な時だけ装着して使う軽度難聴者用です。

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 落語を聞きに行ったときや講演会に参加した時、やや聞き取りにくいと感じるようになったため、2015年3月に新聞広告で見た「美聴だんらん」を購入しました。

 日常は使っていませんでしたが、その後だんだん難聴が進んで、人と話をするときに相手の言っていることが聞き取りにくくなってきました。耳穴挿入式もあったほうがいいと考え、ニコン・エシロール耳穴型デジタル補聴器の右用と左用を購入しました。

 それぞれに使い勝手が違うため臨機応変に使っていました。今回「美聴だんらん」が故障したため、同じ様式のオムロンを買った次第です。8年もたっているので、オムロンが美聴だんらんより性能が上がっていることを期待したのですが、あまり違いはないようです。

 今も日常は補聴器は普段は入れていません。1人でテレビを見るときは補聴器なしで手元スピーカーを使います。人と話すときや講演など話を聞くときや夕食時は片耳1つだけ補聴器を使います。

 コード付きは主に昼食時とバックアップ用です。外出には不便ですが、左右自由に使えるのと電池が耳穴式より1桁長く使えるので電池交換をあまり気にしなくて使えます。それに初めて使ったのがコード付きだったため愛着があるのかもしれません。

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2023年5月27日 (土)

本の終活-手放したくない本(NO.1713)

 本の終活として少しずつ書棚を整理して小説の類はほぼ処分が終わり、最後まで残っていた司馬遼太郎の小説も再度読み返してから処分しました。

 現在は司馬遼太郎の「街道をゆく」全43冊を読んでいます。読み終わったらそれともお別れです。

 残しているのは辞書や辞典、地図や年表、その他必要に応じて検索や参照する書籍や資料です。

 それと別に先輩や友人知人からいただいた本や、講演会などで著者から直接購入した本などが手つかずに残っています。手放したくない、手放すのはいただいた方に申し訳ない、と思ってそのままにしていました。これらの本は私がいなくなると、残しておいても家族には私とのつながりはわかりません。ほとんどは市販しているものではないので市場価値はありません。そこで処分する前にブログに残しておくことにしました。これは自己満足かもしれません。

 ものによっては死ぬまでそばに置いておく本もあると思います。写真を撮って少しづつ記録に残すつもりです。

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2023年5月23日 (火)

大河ドラマシリーズー24 スペシャルドラマ・坂の上の雲(NO.1712)

 スペシャルドラマ「坂の上の雲」は通常の大河ドラマとは別のスペシャルドラマとして2009年から2011年まで3年間にわたって放映されました。

 この3年間は通常の大河ドラマは11月中に終了し、そのあとは年末までスペシャルドラマが放映されました。

 原作者は司馬遼太郎です。司馬遼太郎は生前この小説は「戦争賛美と誤解される。映像化するには作品のスケールを描ききれない」として映像化を断っていました。氏の死後NHKの熱意とVFXなどの映像技術の発展によりテレビドラマ化されることになりました。

 「坂の上の雲」は2009年から1年ごとに1部、合計3部に分かれています。1回の放映時間は大河ドラマの2倍の90分です。

 第1部は5回、主人公と(主演俳優)は秋山真之(本木雅弘)、秋山好古(阿部寛)、正岡子規(香川照之)、広瀬武夫(藤本隆宏)です。秋山真之の生誕から始まり、3人の主人公の松山時代や日清戦争を経て、真之、好古、広瀬の海外留学までを描きました。

 第2部は4回、主人公は変わらず、子規の死や日露開戦から広瀬の死までを描いています。

 第3部は4回、主人公から正岡子規が抜け、東郷平八郎(渡哲也)が加わりました。4回に分けて日露戦争を旅順から日本海海戦まで描きました。

 脚本は全体を通して野沢尚、柴田岳志、佐藤幹夫が担当、第3部には加藤拓が加わっています。平均視聴率は第1部17.5%、第2部13.5%、第3部11.5%でした。

 配役はこれ以上ないほど豪華でした。過去の大河ドラマの主演俳優が続々登場しています。また役に打ち込んだ俳優も立派でした。秋山真之役の本木雅弘は収録中の3年間はこの役だけに専念し他の役は受けませんでした。子規役の香川照之は子規の病気に合わせて17キロ体重を落としました。

 ロケーションは国内50カ所以上、国外は、内モンゴル、ロシア、イギリス、フランス、ラトビア、マルタ島などでロケをしています。

 VFX技術も駆使しました。日本とロシアの白兵戦や騎馬戦を日本側はサロベツ原野や函館で撮影し、ロシア側はラトビアやフランスで撮影して、最終的にVFXで合成という離れ業を使っています。

 上海には明治時代の日本の街並みのセットを作りました。当時の北京や天津の街並みは北京のスタジオに再現しました。

 私は3人の主人公と同じ松山生まれです。そのため「坂の上の雲」には特別の思い入れがあります。この小説は4回読み、このドラマは2回見ています。

 松山市もこの小説を市の活性化のために活用し「坂の上の雲ミュージアム」を作ったり、秋山兄弟生誕地を整備したりしています。

 大河ドラマシリーズはこれでおしまいです。このシリーズ24回は楽しみながら書くことができました。

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2023年5月16日 (火)

手賀沼公園の近くに「ABISON SUGER GARDEN」がオープン(NO.1711)

 2023年5月16日、我孫子駅から手賀沼公園へと続く公園坂通りに4店舗複合型飲食施設「ABISON SUGER GARDEN」がオープンしました。

 これは我孫子市が進めている公園坂通り施設活用事業の1つで5月16付の「広報あびこ」にも大きく出ていました。

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 公園坂通りは4月に久寺家線が開通したためあまり使われなくなった通りです。我孫子市は公園坂通りを「歩きたくなるみち」をコンセプトとして整備計画を検討しています。

 4日ぶりに快晴となったこともあって、オープンしたお店には多くの人が集まっていました。

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 4つの店舗はアップルパイ専門店の「Sugar CAFE&SWEETS」、オムライス専門店の「ESOLA ABISON GARDEN」、地域に愛される弁当屋を目指す「スマイルキッチンこっとん」、油そばがメインの「麵屋どんぶら来」です。

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 混雑が収まったら行ってみようと思っています。

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2023年5月13日 (土)

大河ドラマシリーズーその23 原作者とオリジナル脚本(NO.1710)

 大河ドラマまとめの3回目です。

 原作とオリジナル脚本を見てみましょう。

 今までの61作品のうち原作者があるものは39回、原作がなくオリジナル脚本で放映されたのが22回です。1作目から第17作までは原作がありました。その後は時々オリジナル脚本のものが交るようになりました。そして2010年からは13本中、2018年の「西郷どん」を除いて、12本がオリジナル脚本になっています。おそらく大河ドラマにふさわしい長編小説がなくなってきたのかもしれません。

 2回以上大河ドラマに取り上げられた原作者は次の通りです。

①司馬遼太郎 6回(「坂の上の雲」を除く)

②吉川英治 4回

③山岡荘八 3回

④船橋聖一 2回

④堺屋太一 2回

④永井路子 2回

④海音寺潮五郎 2回

④大佛次郎 2回

④宮尾登美子 2回

④高橋克彦 2回

 一方、2回以上オリジナル脚本を書いた脚本家は次の通りです。

①三谷幸喜 3回

②橋田寿賀子 2回

②ジェームス三木 2回

②前川洋一 2回

 今放映中の「どうする家康」もオリジナル脚本です。今後原作付きの大河ドラマは出てくるのでしょうか。

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2023年5月11日 (木)

大河ドラマシリーズーその22 大河ドラマの主人公と主演俳優(NO.1709)

 大河ドラマのまとめその2です。主人公と主演俳優を見てみましょう。

 今まで登場した主人公は76人です。61回の大河ドラマに76人の主人公が出ているのは1回のドラマに複数の主人公が描かれたためです。架空の人物を主人公にしたドラマが5回あります。

 2人の主人公が登場したドラマは8回あります。3人の主人公が描かれたのが「三姉妹」「葵徳川三代」の2回、4人の主人公が出たのが「炎たつ」です。

 2回以上主人公になった人物は次の7人です。

①大石内蔵助 4回

②織田信長 2回

②豊臣秀吉 2回

②徳川家康 2回

②坂本龍馬 2回

②平清盛 2回

②西郷隆盛 2回

 戦国時代や幕末や源平時代には同じ人物が主役や脇役で何度も登場しています。

 時間をかけて、例えば、信長、秀吉、家康などがどのドラマで登場したか、だれが演じたかを追っかけるのも面白いでしょう。

 主演俳優も76人が演じています。59作品では主人公に主演俳優が対になっていますが、「勝海舟」では主演俳優が病気のため途中で入れ替わりました。また「炎たつ」では主人公の1人を1人の俳優が1人2役で演じました。

 2回以上主演を演じた俳優は次の6人です。

①石坂浩二 3回

①緒形拳 3回

①西田敏行 3回

②平幹二郎 2回

②松本白鴎 2回(市川染五郎、松本幸四郎時代に1回ずつ)

②渡辺謙 2回

 なお皆さん他の大河ドラマでもいろいろな脇役を演じています。

 緒形拳と緒方直人、先代の中村勘九郎と現在の中村勘九郎は親子で、2代目尾上松緑と4代目尾上松緑は親と孫で主役を演じました。

 時間をかければ、出演者同士のいろいろな関係が見つけられると思います。

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2023年5月 9日 (火)

新型コロナ5類に移行、3年4か月間のコロナとの戦いが終わった(NO.1708)

 2023年5月4日、世界保健機関(WHO)テドロス事務局長は新型コロナウィルスの「国際的な公衆衛生上の緊急事態」を解除すると発表しました。

 そして日本でも2023年5月8日、ゴールデンウィーク終了とともに、新型コロナウィルス感染症の法律上の分類「2類相当」が季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられました。

 2020年1月15日に日本国内で初めて感染者が確認されて以来、3年4か月にわたる新型コロナウィルスとの戦いが続きましたが、これで一応平時の体制に移行します。コロナがなくなったわけではありませんが、一応戦いは終了したことになります。

 2類相当と5類の違いは次のようになります。

         2類相当  5類

・感染者らの自宅待機 あり  なし

・入院勧告    指示できる できない

・感染者数    全数把握  定点把握

・医療体制 限られた医療機関 幅広い医療機関

・医療費    全額公費負担 一部公費負担

・感染対策  行政が様々な要請 個人の判断

・ワクチン  公費負担 2023年度公費負担

 やっとマスクから解放されることになりました。

 私は読売新聞に発表される国内と海外のコロナの感染者と死亡者の統計をエクセルで作成した表に書き写し日ごとの数字を出してきました。2020年3月31日から毎日の日課となっていました。海外の数字は途中でジョンズ・ホプキンス大学が発表をやめたため出せなくなりましたが、日本国内は2023年5月9日まで続きました。エクセルの行数は1134行になっていました。その仕事も終わりました。

 5月9日発表の最後の数字です。(単位:人)

              日本        東京

・感染者累計   33,830,420  4,386,904

・5月8日の感染者        9,401         1,331

・死亡者累計               74,725         8,126    

・5月8日の死亡者             33               2

 コロナは感染の増減を繰り返しながら8回のピークがありました。

 第1波から第8波までを振り返ります。ピーク時の年月日と感染者数です。感染者数は日本国内の都道府県の感染者数の合計で空港検疫などその他の数値は含んでいません。

・第1波 2020年4月11日     653人

・第2波 2020年8月7日  1,596人

・第3波 2021年1月8日    7,860人

・第4波 2021年5月8日    7,234人

・第5波 2021年8月20日 25,876人

・第6波 2022年2月5日  100,982人

・第7波 2022年8月18日  255,453人

・第8波 2023年1月6日  246,510人

 そして今も新規感染者はやや増加傾向にあります。第9波が来るという専門家もいます。ただ5類に移行したため毎日の数字が新聞に載ることはなくなりました。第9波が来た場合、専門家の指摘がなければわかりません。

 私はコロナが日本に入ってき始めた2020年2月12日に1回目のコロナのブログを書きました。それから何かあるたびにコロナのブログを続けて、今回で113回目となりました。大げさに言えばコロナという1つの事件の歴史の記録です。

 それを毎月出している手賀沼通信に「手賀沼通信ブログ抜粋-コロナ特集」として時々載せました。

             全文  タイトルのみ

・その1(2020年12月) 8回分 3回分

・その2(2021年2月)   6   6

・その3(2021年4月)   8   6

・その4(2021年6月)   8     4

・その5(2021年9月)   8   4

・その6(2021年12月) 10    1

・その7(2022年5月)   10    2

・その8(2022年12月) 10    6

・その9(2023年6月)     8   5

 今後もコロナについてのブログは書き続けるつもりです。ただ手賀沼通信に特集として載せることはないでしょう。そう願っています。

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2023年5月 7日 (日)

大河ドラマシリーズー21 ドラマが描いた時代と平均視聴率(NO.1707)

 大河ドラマシリーズー20までで大河ドラマ61作品の簡単な解説を終わったので、全体を通してのまとめを書いてみます。

 まずドラマの舞台となった時代から始めましょう。

①戦国時代~徳川初期 23回  戦国時代の始まりから、安土桃山時代を経て、徳川2代将軍家光のころまで

②幕末~明治初期 14回  幕末から明治10年の西南戦争の終了まで

③源平時代 6回  源氏平家の最初の争いから鎌倉幕府の初期まで

④明治~昭和 5回  西南戦争以後の明治時代から昭和の終わりまで

⑤忠臣蔵事件 4回  時代としては江戸時代ですが、忠臣蔵がテーマなので別にしました

⑥江戸時代 3回  忠臣蔵事件を除く

⑦平安時代 2回

⑧鎌倉時代 1回

⑧南北朝時代 1回

⑧室町時代 1回

⑧琉球王朝 1回  時代としては江戸時代ですが琉球王朝がテーマなので別にしました

 何といっても戦国時代のドラマが群を抜いています。この時代は世の中が目まぐるしく変わり、いろいろな人物やいろいろな場所がかわるがわる脚光を浴びました。原作となる長編の名作が多く出版されていたのも、多くドラマが生まれる原因になったのだと思います。

 視聴率ベスト5のうち4つがこの時代のドラマです。ベストスリーは意外にも、信長、秀吉、家康の3大英雄ではなく、「独眼竜正宗」、「武田信玄」、「春日局」で、1987年から3年連続しています。4番目は大河ドラマ2作目の「赤穂浪士」で、5番目に「ねね」が主人公の「おんな太閤記」が入っています。

 2番目に多い舞台となったのは幕末から明治初期です。やはり激動の時代で、多くのヒーローが登場したためでしょう。

 ところが幕末を描いたドラマは戦国時代を描いたものと比べると視聴率が低くなっています。「篤姫」の17位が幕末物の最高視聴率です。理由はわかりません。勝手なことを言わせてもらえば、幕末物はリアルすぎて「面白さ」に欠けているのかもしれません。意外なのは、6作目で幕末で最も人気のあると言われる坂本竜馬を描いた司馬遼太郎原作の「竜馬が行く」が52位を記録していることです。なお、49作目でオリジナル脚本の「龍馬伝」は39位でした。

 なお忠臣蔵事件は「赤穂浪士」「元禄太平記」「峠の群像」「元禄繚乱」と4回ドラマ化されていますが、4人の原作者がそれぞれ違った視点から描いたものです。

 ここで平均視聴率について考えてみましょう。

 平均視聴率はビデオリサーチ社の関東地区の平均視聴率を参照しています。これはNHK綜合テレビの通常日曜日午後8時からの放送の視聴率のはずです。

 60年前に大河ドラマが始まったときはNHKの放送チャネルは綜合テレビしかありませんでした。土曜日に再放送されていたかは知りません。今はBS放送があり、さらにオンデマンドやNHKプラスがあります。録画してみる方法もあります。私の場合はBSプレミアムで録画して後で見るようにしています。おそらく平均視聴率には含まれないと思います。

 最近の大河ドラマの平均視聴率が低いのは、総合テレビの日曜日の午後8時の番組以外で見た人の数字が反映されていないのが、その原因の1つになっているのではないかと思います。

 平均視聴率を単純に比較するのは間違っていると考えています。

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