大河ドラマシリーズーその23 原作者とオリジナル脚本(NO.1710)
大河ドラマまとめの3回目です。
原作とオリジナル脚本を見てみましょう。
今までの61作品のうち原作者があるものは39回、原作がなくオリジナル脚本で放映されたのが22回です。1作目から第17作までは原作がありました。その後は時々オリジナル脚本のものが交るようになりました。そして2010年からは13本中、2018年の「西郷どん」を除いて、12本がオリジナル脚本になっています。おそらく大河ドラマにふさわしい長編小説がなくなってきたのかもしれません。
2回以上大河ドラマに取り上げられた原作者は次の通りです。
①司馬遼太郎 6回(「坂の上の雲」を除く)
②吉川英治 4回
③山岡荘八 3回
④船橋聖一 2回
④堺屋太一 2回
④永井路子 2回
④海音寺潮五郎 2回
④大佛次郎 2回
④宮尾登美子 2回
④高橋克彦 2回
一方、2回以上オリジナル脚本を書いた脚本家は次の通りです。
①三谷幸喜 3回
②橋田寿賀子 2回
②ジェームス三木 2回
②前川洋一 2回
今放映中の「どうする家康」もオリジナル脚本です。今後原作付きの大河ドラマは出てくるのでしょうか。
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