手放したくない本-その10 鎌田肇さんの4冊の本(NO.1729)
鎌田肇さんは日本アイ・ビー・エムでの元同僚です。
新入社員研修部門に在籍していた時にインストラクターとして一緒に働きました。私が40歳代前半のころです。鎌田さんはロジカルな考え方の人でコンピュータの知識は抜群でした。
退職後手賀沼通信をお送りするようになってからお付き合いが復活し、現在も最も熱心な読者の1人です。手賀沼通信をお送りすると一番最初にコメントを送ってくれるのが鎌田さんです。パソコンや通信でわからないことがあると鎌田さんに相談します。いつも頼りにしています。
その鎌田さんから頂いたのが、4冊のA4版の大型の本です。フリードリヒ・ウィルヘルム・ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語り」を鎌田さんが英語と日本語に訳しました。
ドイツ語の文章を1センテンスずつ英語と日本語に翻訳しています。これを読むとドイツ語の文章の構成が英語を通してよくわかります。難解なニーチェの本の内容が理解できた感じになりました。こんな本に出合ったのは後にも先にもこれが初めてでした。
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