手放したくない本-その6 関恒義さんの2冊の本(NO.1722)
関恒義先生は一橋大学での恩師です。
一橋大学は3,4年生はゼミナールに所属して学びます。私は関ゼミの2回生で、数理経済学を中心に教わりました。
関先生は2013年に89歳で亡くなられました。今振り返ると、関ゼミでは勉学をしたというより、機会あるごとに一緒にお酒を飲んで2年間を楽しく過ごしたという感じが強く残っています。
国立の先生のご自宅に招かれ奥様や2人のお子様も交えて一緒に食事を楽しんだこともありました。ゼミ旅行は飲み旅行でした。
卒業後は1,2,3回生で恒友会を作り、先生が退任されるまで毎年のゼミテンを加えながら交流が続きました。その後は先生の古希、喜寿、傘寿などのお祝いで集まりました。
「現代の経済原論」は1997年に出版された先生の最後の著作です。
「関恒義先生最終講義録」は1988年1月26日の先生の最後の講義をまとめた本です。いずれも先生の生涯を代表する著作であり講義だったと言えると思います。
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